「【”鮮血”イタリアンプログレッシブの曲も印象的なイタリアンゴシックミステリー。】」サスペリア PART2 NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)
【”鮮血”イタリアンプログレッシブの曲も印象的なイタリアンゴシックミステリー。】
■心霊学会で講演していたヘルガが、突如悲鳴を上げる。
聴衆の中に殺人者の邪気を感じたのだという。
その晩ヘルガは何者かに包丁で惨殺され、ピアニストのマークは窓越しにそのシーンを目撃。
事件が起きた部屋にマークは妙な違和感を覚え、真相を探り始める。
◆感想
・今から50年近く前の作品である。
そしてご存じの通り今作は”サスペリア”とは何の関係もない作品である。
・だが、今作は常に不穏な空気感をイタリアプログレの曲を効果的に纏って醸し出している。そして、或る種スタイリッシュなトーンを崩さない。
<今作が現代に公開されていたら評点は変わると思うが、今作及び”サスペリア”が後世の作品に及ぼした影響は大きいと思うのである。
イタリアンプログレッシブと、ミステリアスな作品の親和性が見事な作品である。>
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