シュトロツェクの不思議な旅のレビュー・感想・評価
全3件を表示
アメリカンドリームの理想と現実
ベルリン
刑務所では愛されキャラ、世慣れしていない
シャバに出たら何もかもうまくいかず
音楽だけがすべてであり、しかし稼げない
それでも彼の味方はいて3人でアメリカへ渡るが
現実はもっと過酷であった
カウリスマキのレニングラードカウボーイズゴーアメリカを思い出しました あれも散々な目に遭うおとぎばなし
ドキュメンタリータッチな鬱屈した現状に
随所で鳴り響くピアノやカントリーの調べが
天から差し込む光のように感じた
ピアノの上でのたうち回ったり、
ぐんぐん登っていくロープウェイ、炎上する車、
強烈なイメージが目に焼きつく
アギーレ、神の怒りがぼくとアールと彼女のさよならで出てきたのが嬉しかった
あのヘルツォーク
消費文明社会に、おのれの野性が牙をむく
常軌を逸する!
純粋さを蝕む世俗を蹴散らせ!
へんな元気が湧いてきました
コメントする (0件)
共感した! (0件)
移民の大半は貧乏で汚くて犯罪者ばかりであるというレッテル張りの裏側...
全3件を表示