慕情(1955)

劇場公開日

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解説

「東京暗黒街・竹の家」のバディ・アドラーが「一攫千金を夢みる男」についで香港ロケで製作した1955年作品。原作は1952年のベスト・セラー、女医ハン・スーインの自伝小説で、これを「真紅の女」のジョン・パトリックが脚色し、「野性の女(1955)」のヘンリー・キングが監督した。主演は「重役室」のウィリアム・ホールデンと「悪魔をやっつけろ」のジェニファー・ジョーンズで他に「聖衣」のトリン・サッチャー「我が心に君深く」のイソベル・エルソム、マレイ・マシスン、ヴァージニア・グレッグ、「一攫千金を夢みる男」のスウ・ヨン等が出演する。音楽は「七年目の浮気」のアルフレッド・ニューマン、撮影は「足ながおじさん」のレオン・シャムロイ。色彩はデ・ラックスカラー。

1955年製作/101分/アメリカ
原題:Love is a Many-Splendored Thing
配給:20世紀フォックス

ストーリー

中国人とイギリス人のハーフで女医のハン・スーイン(ジェニフ ァー・ジョーンズ)は、国民政府の将軍の夫人だったが、良人が共産軍との戦いで戦死してからは、香港病院で働いていた。ある日、病院の理事長の家でカクテル・パーティが開かれたとき、彼女はアメリカの従軍記者マーク・エリオット(ウィリアム・ホールデン)と知り合った。マークにはシンガポールに妻がいるが、性格が合わないとでもいうのであろうか、夫婦仲は冷たかった。初めはスーインもマークと深入りしないように警戒していたが、何となく彼が好ましく、マークが仕事のためシンガポールに出かけたときなど、いい知れない淋しさに襲われるのだった。やがて、海へ遊びに行ってから、2人は完全な恋人同志になっていた。マークは妻と正式に離婚して、スーインと結婚すると誓った。だが彼の妻は離婚に同意しなかった。スーインはそれを聞いて、マークを優しくいたわるのだった。その後、マークがマカオに出張すると、スーインは理事長の反対を押しきってマカオに向かった。2人の楽しい週末もほんのひとときに過ぎない。朝鮮に戦争が起こったためマークは現地へ急行しなければならなかったからである。スーインは理事長にさからってマカオに行ったことから、病院に勤めることができなくなり、友達のノラの家に寄寓することになった。彼女は毎日マークに手紙を書き、また彼からの便りを読んで淋しさをまぎらしていたが、ある日マークは共産軍の爆撃で帰らぬ人となった。新聞でそれを知ったスーインは、マークと共に永遠の愛を語り合った思い出の町を歩いたが、再び病院に戻り医術に全生涯を捧げようと決心するのだった。

全文を読む(ネタバレを含む場合あり)

スタッフ・キャスト

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受賞歴

第28回 アカデミー賞(1956年)

受賞

作曲賞(ドラマ/コメディ) アルフレッド・ニューマン
衣装デザイン賞(カラー) チャールズ・ル・メア
主題歌賞

ノミネート

作品賞  
女優賞 ジェニファー・ジョーンズ
撮影賞(カラー) レオン・シャムロイ
美術賞(カラー)  
音響録音賞  
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映画レビュー

3.5主題歌

2022年4月13日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

第二次世界大戦が終わり、中国本土では国民党と共産党が戦っていた。
この時期、香港で出会った美しい女医(ジェニファー・ジョーンズ)と、アメリカの記者(ウィリアム・ホールデン)とのメロドラマで、最初から最後まであのメロディが流れている。
ジェニファー・ジョーンズのチャイナドレス姿はとても美しい。

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いやよセブン

4.0今はなき香港を偲ぶ

2021年7月13日
iPhoneアプリから投稿
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ジョニーデブ

2.5真水みたいな映画

越後屋さん
2021年5月8日
スマートフォンから投稿

原作の小説は立派なんでしょうが、映画はハイハイこの小説映像にしときましたよ、ってところ。わかりやすくいえば、吉永君や山口君を持ってきて有名な観光地を舞台にした大衆向け文芸作品のハリウッド版です。原作では国籍問題が主題みたいですが、脚色は恐らく原作のセリフをなぞってるだけ、演出も筋を追ってるだけ、ありきたりのヨロメキが一丁上がりです。エキゾチックな香港に、有名な男女を主演に持ってきてるから当時は随分受けたらしいですけど、ドラマ的なワクワク感や盛り上がりが1ミリもないですね。
そんなに長くないから一応最後まで観ましたけど、毒にも薬にもならない真水みたいな映画。オマケしても2点がせいぜいですが、香港の映像は資料的な価値が高いので2点半にしときます。

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越後屋

3.0名作と言われたけど

2020年12月20日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

中国に向かう旅客機には中華民国国旗、まだ国民党政権。でも共産党が強くなっていて、難民も多く、一方で香港の同僚医師のように新国家建設を夢みる人も。朝鮮は戦争中、マカオもポルトガル語の看板。そんな時代を背景にドラマが展開する。
ドラマ自体に面白みはないが、ジェニファー・ジョーンズの美しさと名主題歌は残る。彼女のメーキャップ、眉の濃さは意志の強さを感じさせ似合っている感じ。加えて、セリフが洒落ていて、映画脚本に質の高さを求めた時代を感じさせる。

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bluetom2000
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