ブルーライト作戦

劇場公開日:

解説

ラリー・コーエンのオリジナル・シナリオを、「生きる情熱」のウォルター・グローマンが監督したスパイ・アクション。撮影は「ギロチンの二人」のサム・リーヴィットとドイツ出身のクルト・グリゴライト、音楽はマレン・ドアと「目かくし」のラロ・シフリンが担当した。出演は新人ロバート・グーレ、「ある微笑」のクリスチーヌ・カレル、エバ・プフルーク、ホルスト・フランクほか。製作はバック・ホートン。

1966年製作/アメリカ
原題または英題:Ideal in Danger
配給:20世紀フォックス
劇場公開日:1966年12月24日

ストーリー

第2次大戦も末期に近づいた頃、ブルー・ライトと呼ばれた連合軍側のスパイ団18名のうち、最後の生存者デビッド・マーチ(ロバート・グーレ)は、ドイツ情報部に食い入り、重要な役につくことができた。これからの彼の役目は、当時極秘とされていたミサイルの地下基地グロスミュンシェンの所在地をつきとめ、それを粉砕することだった。マーチはフランスの女スパイ、スザンヌ・ドゥシャール(クリスチーヌ・カレル)の援助を得て、連合軍が放ったイギリスの裏切りスパイの処刑を提案、ますますドイツ首脳部の信頼を得ることに成功した。すっかりナチの信用を得たマーチは、スザンヌとともにグロスミュンシェンへ案内されたが、さすがのドイツ側も大事ををとり、地下室へはマーチ1人だけしか入れさせなかった。ここで彼はミサイル専門の婦人主任グレッチェン(エバ・プフルーク)に引き合わされ、2人は親しくなった。ところで地下室爆破には科学者の助力を必要とする。そこでマーチは入獄中の科学者たちを救出し、その任につかせようとした。しかし重要な援助者となる筈のエハルト博士が裏切りをほのめかした。が、博士は窓から落ちて死に、事態は好転するかにみえたのも束の間、ナチの保安主任ルーバー(ホルスト・フランク)が博士の死に疑問を抱き、グレッチェンを糾明しはじめた。もう時間はない。マーチは地下室のミサイルに点火した。このときルーバーはふと、マーチがあやしいと感づいた。しかしすでに遅かった。轟然たる爆発音とともに地下室はふっ飛び、ルーバーとグレッチェンもその道づれになった。マーチとスザンヌ、それにグレッチェンが心配していた彼女の同僚たちは、無事に難をのがれ、連合軍の手で保護されるようになった。

全文を読む(ネタバレを含む場合あり)

スタッフ・キャスト

全てのスタッフ・キャストを見る

映画レビュー

映画レビュー募集中!

この作品にレビューはまだ投稿されていません。
皆さまのレビューをお待ちしています。
みんなに感想を伝えましょう!

レビューを書く