独身アパート

劇場公開日:

解説

海辺を舞台にした青春コメディー。バット・クロスマンの舞台劇から、監督のフランク・タシュリンとバット・クロスマン自身が脚色。撮影はダニエル・L・ファップ、音楽はジョニー・ウィリアムス(2)が担当。出演は「青春の旅情」のチューズデイ・ウェルド、「ウエスト・サイド物語」のリチャード・ベイマー、テリー・トーマス、セレステ・ホルムなど。ジャック・カミングス製作。

1961年製作/91分/アメリカ
原題または英題:Bachelor Flat
配給:20世紀フォックス映画
劇場公開日:1962年6月1日

ストーリー

ブルース教授(テリー・トーマス)は目下旅行中の婚約者ヘレン(セレステ・ホルム)の家に住んでいる。生っ粋の英国紳士である彼は女子学生たちの人気の的だ。その夜も2人の女子学生が忍び込んでくるという始末。そうした彼の家にリビー(チューズデイ・ウェルド)がやって来た時、教授はてっきり鑑別所を脱走して来た不良少女だと感違いしてしまった。実はリビーはヘレンの娘だったのだ。様子を察したリビーは、名を隠して母の婚約者を観察することにした。教授の教え子で、庭のトレーラーバスに住んでいるマイクは、リビーの姿を見てすっかりまいってしまった。そのうち若い2人は意気投合。リビーはマイクに、どうやら教授が自分を嫌っているらしいと打ち明けた。実は教授は若い女性の恐怖症にかかっているのだ。マイクは教授に酒を飲ませ、もっと積極的に女性攻撃をさせようとするが、度が過ぎて教授は海辺の美女を次々と追い始めた。おまけに旅行から帰って来たヘレンにこの様子を見られてしまったのだ。教授の醜態を見たヘレンは彼に愛想をつかした。酔いがさめた教授は事実を知って絶望するが、持ち前のイギリス精神を発揮。そのねばりでヘレンの心を再び獲得した。やがてヘレンと教授、マイクとリビーの2組の結婚式が盛大に行われた。

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