テキサスの若武者

解説

ワーナー・ブラザーズ社の発売する第一回西部劇で、主役は「ビッグ・トレイル(1930)」「歓呼の涯」のジョン・ウェインが勤める。原作はゲネス・パーキンスが執筆し、スコット・メースンが脚色、フレッド・アレンが監督に当たり、ケン・メイナード西部劇を殆ど全部クランクしたデッド・マッコードが撮影している。相手女優は「インチキ兆倍」「選手の後に娘あり」のルース・ホールで、ヘンリー・B・ウォルソール、オーティス・ハーランが助演している。

1932年製作/アメリカ
原題または英題:Ride Him Cowboy

ストーリー

累々たる山脈にかこまれ、砂漠に近い西部のある村にゴーント老人と孫娘ルースは、デュークという馬を飼っていた。ある夜、ものすごい馬の嘶きに驚いて、ゴーント老人が表へ出て見ると、雇人のウェップが倒れて居り、デュークが暴れて、シムスという牧場主を悩ましている。そこで、デュークは発狂した馬であると、シムスが訴えたので、デュークは裁判の結果、死刑を宣告されようとするが、その時、見慣れない青年が現れ、デュークは発狂していない証拠として、荒馬を自由に乗りこなして見せたので、デュークは危ない所を救われた。青年はドリュリイと名乗るテキサス生まれのカーボーイであった。折しもこの村に、「鷹」と異名をとった山賊が横行し、対抗策を講じていたが、ドリュリイは自ら進んで、この討伐に出ることになり、シムスを道案内にして出発する。ところが、シムスこそ「鷹」であり、突然ドリュリイを襲い、縛り上げて、砂漠に残し、彼のハーモニカを奪って、村へ帰った。その夜、村人の一人が襲撃され、後にハーモニカが落ちていたので、村人はドリュリイが「鷹」であると思い込み、デュークに助けられて村へ帰ってきた彼を捕らえて裁判を開くことになる。しかしルースとデュークの明日家でシムスが「鷹」であることが村人に判り、大乱闘の末悪漢一味は捕縛についた。

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スタッフ・キャスト

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映画レビュー

3.51932年公開、白黒だが短い映画なので判り易くて良い

2020年12月15日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD
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KEO

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