脱獄者の秘密

劇場公開日:

解説

フランク・P・ローゼンバーグ(「クマオンの人喰虎」)が製作し、「シラノ・ド・ベルジュラック」のマイケル・ゴードンが監督した西部メロドラマ1951年作品。実話にもとずいてアンナ・ハンガーとジャック・ポレックスフェンが書いたストーリーをヴィクター・トリヴァスが潤色し、オスカー・ポウルが脚色した。撮影は「地球の静止する日」のレオ・トーヴァー、作曲はソル・カプラン。主演は「カルメン(1948)」のグレン・フォードと「夫は偽者」のジーン・ティアニーで、エセル・バリモア(「ジェニーの肖像」)、ザカリー・スコット(「セントルイシ」)、アン・ヴォーザーク(「地獄への逆襲」)、バーバラ・ベイツ(「イヴの総て」)、シリル・キューザック(「邪魔者は殺せ」)、ヘレン・ウェストコット、ジャネット・ノーランらが助演する。

1951年製作/アメリカ
原題または英題:The Secret of Convict Lake
配給:20世紀フォックス[極東]
劇場公開日:1952年6月26日

ストーリー

1871年の冬。脱獄囚の一団、ジェームズ・キャンフィールド(グレン・フォード)、ジョン・グリア(ザカリー・スコット)、マット・アンダースン、ライリー・コッケル、クライド・マクスウェルらは、カリフォルニア、モンテ・ディアブロ湖の近くの隣保館に逃れた。この隣保館には、寝たきりの老女グラニー(エセル・バリモア)、探鉱者ルディと婚約している若い娘マーシァ(ジーン・ティアニー)、ヘアリエット・パーセルとその娘バーバラ、スーザン・ハッガーティ、それにレイチェルと、女ばかりが住んでいた。グリアはキャンフィールドがこの隣保館に4万ドルを隠していると聞き、彼に迫るが、キャンフィールドにはその事実なく、彼に濡れ衣を着せた男を探しにやってきたのだ。隣保館の女たちは、脱獄囚らが火事を消し止めてくれたので、館に入ることを許した。やがてキャンフィールドとマーシァの間に恋が芽生え、彼はルディが裁判のとき彼に不利な証言を与えたと非難した。脱獄囚に懸賞金がかかっていると知って、この土地の探鉱者たちが帰り、激しい銃弾戦が始まった。キャンフィールドとグリア、それにルディを除くほかの男たちはほとんど死んだ。グリアはルディの家に4万ドルを見つけたが、逃げようとして誤って死んだ。保安官たちが到着したとき、グラニーは脱獄囚たちがすべて死んだと告げ、キャンフィールドのいることは云わなかった。キャンフィールドとマーシァは隣保館を去り、新しい生活に出発した。

全文を読む(ネタバレを含む場合あり)

スタッフ・キャスト

全てのスタッフ・キャストを見る

映画レビュー

映画レビュー募集中!

この作品にレビューはまだ投稿されていません。
皆さまのレビューをお待ちしています。
みんなに感想を伝えましょう!

レビューを書く