底抜け落下傘部隊
劇場公開日:1953年4月30日
解説
「底抜け艦隊」のディーン・マーティン=ジェリー・ルイス主演のハル・B・ウォリス「底抜け艦隊」製作になる1952年作品。ブライアン・マーロウのストーリーを「凸凹透明人間」のティーム、ロバート・リース=フレデリック・I・リナルドとハーバート・ベイカーが脚色、ジェームズ・アラーダイス「底抜け艦隊」とリチャード・ウェイルが台詞を追加した。監督は「トム・ソーヤの冒険」のノーマン・タウログ。撮影はダニエル・L・ファップ、音楽監督ジョセフ・J・リリー、ほか美術・編集なども「底抜け艦隊」と同じスタフ。共演者は「烙印」のモナ・フリーマン、「復讐の二連銃」のドン・デフォー、「底抜け艦隊」のロバート・ストラウス、レイ・ティール「北の狼」、マーシー・マクガイア「下町天国」、ディック・アードマンなど。
1952年製作/アメリカ
原題または英題:Jumping Jacks
配給:パラマウント映画社
劇場公開日:1953年4月30日
ストーリー
田舎回りのヴォドヴィル芸人ハップ・スミス(ジェリー・ルイス)は、かねて希望のブロードウェイ出演が決まり、恋人のベティ(モナ・フリーマン)と喜び合っているところへ、落下傘部隊に入隊している親友のチック・アレン(ディーン・マーティン)から、至急あいたい旨の電報を受け取った。行ってみると、兵隊に化けて聯隊のショウに出て欲しいということで、ハップは親友のために兵隊になりすまして出演、ショウは大喝采を受け、司令官のお気に入りになった彼は聯隊に留まらねばならなくなった。ハップはブロードウェイの出演契約があるので、なんとかして抜け出そうとするが、チックたちの監視が厳しく、しかも小隊長の目をごまかすために、兵隊並に猛練習も受けなくてはならないが彼はすることなすことヘマばかり。休暇が出てやっとベティに会い、事情を説明したが、彼女は信用してくれなかった。演習に参加したハップはヒョンなことから敵の司令官を捕虜にして味方を勝利に導いたが、おかげで化の皮もはげた。しかし演習の功績で彼は正式な落下傘兵になれた。訓練も最後の仕上げになって降下演習がはじまったが、ここでまたしてもハップは大失策、パラシュートなしで飛行機から飛び出してしまった。
スタッフ・キャスト
- 監督
- ノーマン・タウログ
- 脚本
- ロバート・リース
- フレデリック・I・リナルド
- ハーバート・ベイカー
- 原作
- ブライアン・マーロウ
- 台詞
- ジェームズ・アラーダイス
- リチャード・ウェイル
- 製作
- ハル・B・ウォリス
- 撮影
- ダニエル・L・ファップ
- 美術
- ハル・ペレイラ
- ヘンリー・バムステッド
- 音楽監督
- ジョセフ・J・リリー
- 歌
- マック・デビッド
- ジェリー・リヴィングストン
- 録音
- ドン・マッケイ
- ジーン・ガーヴィン
- 編集
- ウォーレン・ロウ