八月の狂詩曲(ラプソディー)

劇場公開日:

解説

村田喜代子原作『鍋の中』を映像化した反核映画。長崎はとある片田舎。かつて原爆を体験した老婆・鉦のもとに、夏休みを過ごすために都会から4人の孫がやってきた。孫たちは田舎生活を退屈に感じながらも、長崎の街に残された戦争の傷跡や鉦が話す昔話を聞くうちに、戦争に対する考えを深めていく。やがてハワイから鉦の甥にあたるクラークがやって来て……。クラーク役にリチャード・ギアを起用し話題を呼んだ作品。

1990年製作/98分/日本・アメリカ合作
配給:松竹
劇場公開日:1991年5月25日

スタッフ・キャスト

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受賞歴

第15回 日本アカデミー賞(1992年)

ノミネート

作品賞  
監督賞 黒澤明
脚本賞 黒澤明
主演女優賞 村瀬幸子
助演男優賞 井川比佐志
音楽賞 池辺晋一郎
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映画レビュー

5.0黒沢明監督の

Mさん
2022年10月2日
Androidアプリから投稿

作品の中でも「生きる」と「まあだだよ」、それにこの「八月の狂詩曲」が一番好きだ。
しかし、みんなの評価はあまり高くなく、とても意外だった。
でも、まあ、自分がいいと思う作品が自分にとっての名作だ。(あたりまえか・・・)

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M

4.0長崎の八月

2021年11月18日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

長崎に住む老女(村瀬幸子)の兄がハワイで成功しており、病床についているため会いたいという。
とりあえず子どもたちが会いに行くが、老女は夫の命日である8月9日を過ぎてから行くという。
そして甥である兄の息子(リチャード・ギア)が長崎にやってくる。
建前でなく、本音で描くとこうなる。

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いやよセブン

2.0大林風の黒澤映画。

2021年9月25日
iPhoneアプリから投稿

今更初見。
夏休みに区民会館で見た昭和反戦映画の如き古臭さと説教臭さ。
老婆の反戦は怪談めく、というのはまあ新味かな。
大林風の黒澤映画。
修行の為に見る類い。

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きねまっきい

3.5戦争って全く無駄。田舎っていい

2021年6月12日
iPhoneアプリから投稿

長崎の原子爆弾。黒澤明監督の映画。
原爆犠牲者の老兄弟がアメリカに渡り、その兄弟の息子役にリチャードギアを迎え、原爆という犯罪を反省する息子。
久しく会えてない兄弟がずっと入院。原爆の日(旦那の命日)を過ぎてから病床のアニメに逢いに行く予定だったが、間に合わず亡くなってしまう。
戦争がいかに愚かしい事なのか考えさせられる。

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たけさん!
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