新・ガンヒルの決斗

劇場公開日:1972年12月2日

解説

復讐心にたぎる男に、絡みつく女心と澄んだ子供心。製作はハル・B・ウォリス、監督は「勇気ある追跡」のヘンリー・ハサウェイ。ウィリアム・ジェームズの原作をマーゲリット・ロバーツが脚色、撮影は「ロンメル軍団を叩け」のアール・ラス、音楽はデビッド・グルーシンが各々担当。出演は「レッド・ムーン」のグレゴリー・ペック、パット・クイン、ロバート・F・ライオンズ、スーザン・ティレル、ジェフ・コーリー、ジェームズ・グレゴリー、リタ・ガムなど。

1971年製作/96分/アメリカ
原題または英題:Shoot Out
配給:CIC
劇場公開日:1972年12月2日

あらすじ

銀行強盗で7年の刑を食らったクレイ・ローマックス(グレゴリー・ペック)は、やっと釈放され、刑務所の門を出た。しかし彼にはやらなければならない事があった。銀行を襲った時、裏切って金を一人占めにした、相棒のサム・フォレー(ジェームズ・グレゴリー)を殺す事だった。サムはその頃ガンヒルの町で、クレイ釈放を知って自衛手段を講じ、殺し屋ボビー(ロバート・F・ライオンズ)、スキーター、ペペを雇い入れていた。殺し屋たちはウィード・シティで恋人からの送金を待つクレイを見つけ、絡んだがあっさりイナされてしまった。おまけに正体がバレそうになると店の主人を殺し、さらに現場を目撃した女アルマ(スーザン・ティレル)を人質にとってクレイを追った。クレイに恋人から金は送られてきたものの一緒に6歳の女の子デッキーまでついて来たのだ。クレイはしかたなくデッキーを連れて、ある牧場を訪れた。未亡人ジュリアナ(パット・クイン)と少年が歓待してくれたが、そこヘ、いきなりボビー一味が襲ってきて、クレイたちは捕われの身となり彼らのなすがままとなった。しかし、ボビーが勢いあまってアルマを射ち殺した混乱に乗じて、クレイは挙銃を奪い返した。ボビーはデッキーを人質に、足手まといとなる仲間を射殺して逃走した。更にボビーは自分の馬が走れなくなると仲間のペペを殺し馬を奪って逃げ、この隙にデッキーはようやく林の中に逃げこむことができた。追いつめられたボビーはフォレーの家に逃げこみ欲に狂ってフォレーを倒し金を奪おうとしたが、かけつけたグレイと一騎討ちとなった。抜く手も見せぬクレイの一撃は見事ボビーを貫いた。クレイはジュリアナの牧場へ戻った。そこにはデッキーも帰って来ていた。4人は顔を見合わせてほほえみをかわした。

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スタッフ・キャスト

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映画レビュー

3.5 G・ペックとおしゃまな少女のロードムービー。 アホアホの若造をやっ...

2023年4月1日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

G・ペックとおしゃまな少女のロードムービー。
アホアホの若造をやっつけて宿敵と対決、と思ったら予想外の結末。
超面白い、というわけではないがまあ見られる(笑)

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はむひろみ

4.0 女の子がたまらなく可愛い

2021年6月17日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

BSのプレミアシネマで録り溜めしていて、題名だけで消そうとしたが、

グレゴリーペックが主演なのでとりあえず、見始めた。

主人公クリスの娘らしき7歳の女の子が出てきてからは没頭して観た。

愛らしくて勇敢でおませで、とにかく可愛い。

そこが全てかな。

昔の名作が録り溜めできて、思わぬ映画と出会える幸せを感じる。

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藤崎敬太

4.0 小役の女の子の存在が素晴らしい

2021年5月30日
スマートフォンから投稿

笑える

楽しい

幸せ

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いしまつ

3.5 出所したら娘が

2021年5月28日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

主人公(グレゴリー・ペック)は銀行強盗で捕まり、7年の刑期を終え出所、見捨てた相棒に復讐しようとする。
女が金を運んでくる予定だったが、女は死んでおり、幼い娘がやってくる。
相棒はならず者を三人送り込んできた。
とても面白い娯楽西部劇。

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いやよセブン