さらば青春の日

劇場公開日

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解説

ニューヨークの病院で将来を嘱望されるインターンと出版社で子供向けの本を編集する若い女性の、触まれた現実の中で愛に生きようとして揺れ動く現代の青春像を描く。製作はアーウィン・ウィンクラーとロバート・チャートフの「いちご白書」「ひとりぼっちの青春」のコンビ。監督は「いちご白書」のスチュアート・ハグマン、脚本はイスラエル・ホロヴィッツ、撮影はリチャード・C・ブルックス、「ある愛の詩」のディック・クラティーナ、音楽はフレッド・カーリン、編集はジョン・C・ハワードが各々狙当。出演は「幸せをもとめて」のマイケル・サラザン、「クリスチーヌの性愛記」のジャクリーン・ビセット、ジョン・サイファー、アレン・ガーフィールド、カート・ドデンホフなど。

1971年製作/アメリカ
原題:Believe in Me
配給:MGM

ストーリー

レミー(マイケル・サラザン)は、ニューヨークにある病院でインターンをしていた。よく講義をさぼって子供病棟でピアノを弾いてやったり、宿直をすっぽかして患者の面倒を見てやったりしていた。そんな規則にとらわれない彼に、友人の医師アラン(ジョン・サイファー)は、態度を改めるよう忠告し、また彼の才能を買う外科部長のマーカム博士もきびしく警告した。ある日、レミーは、美術館でアランの妹パメラ(ジャクリーン・ビセット)に紹介され、彼女の美しさに魅かれた。パメラは出版社で子供向けの本の編集の仕事をしていた。そしてある週末、アランの車を借りて遠出する約束もできた。それは素晴らしい週末だった。砂丘の続く美しい海岸で、2人の愛は結ばれた。早速、イースト・ビレッジにアパートを借り、楽しい愛のホームを作るために頑張った。数日後、レミーと仲よしの子供が容態の急変で短い一生を終えた。「何というひどいことだ」レミーは1人で泣いた。家に帰って興奮剤を飲まずにはいられなかった。パメラは眉をひそめたが、彼の悲しみは痛い程よくわかった。ある日、得体のしれない男がアパートを訪れ、包みを置いていった。男は麻薬業者で、レミーは彼に500ドルの借金があった。悪いことが重なった。レミーが宿直をほったらかしにしたことが双子の死産につながり、とうとう病院を追放された。ショックは大きく、レミーは薬に溺れていった。パメラには何も言えず、彼が愛想つかしを恐れているのを知ると自ら彼の世界に飛び込んだ。生活が苦しくなっていった。レミーは街頭に立って興奮剤を売るようになった。パメラは、借金を返して業者から手を切らせようと思い、兄のアランに500ドル借りようとしたが断わられた。そうした泥沼のような生活の中で、愛情だけが2人を支えていた。苦しい反省の中から2人は薬から逃れようと決心した。初めの数日間、彼らの努力は成功したかに見えたが、パメラは、浴室で注射を打っているレミーを見て、数日の努力も水の泡になったことを知り、がく然とした。しかし、レミーには彼なりにプランがあった。パメラと他国で診療所を開く。その資金集めにでかける前に、もう一度だけ薬の力が必要だったのだ。だが、彼の最後の望みも、業者にへし折られてしまった。業者にへロインを注射されたレミーは、遂に自分をあきらめた。だがパメラを道連れにしたくはなかった。彼はパメラをアパートから追い出した。そして、アランの許に向かうパメラを見送りながら「パメラ」と力なく呼んだ。

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