「実話とは…」エレファント・マン 赤ヒゲさんの映画レビュー(感想・評価)
実話とは…
実在したジョゼフ・メリック氏の数奇な半生を描いた作品。公開当時から約40年ぶりに観ましたが、恐ろしいくらい覚えてませんでした…(汗;)。今ではプロテウス症候群というようですが、外観の変異が激しく、自分だったら耐えられないような気がします。そして恐らくは、病気そのものよりも人々が自分を奇異な目でみることに悩まされたに違いありません。映画では少し違う描かれ方になってますが、実際には自ら見世物興行の世界に入っていったようです。一体どういう心境だったのか本人でないとわかりませんが、社会から隔離されて生きることの方が辛かったのかもしれません。それに、彼を支えてくれた多くの人々がいたことも事実だったようで、そこに救いの感じられる実話でした。
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