さあ来い!
解説
ジョン・エマーソン氏とアニタ・ルース女史原作の喜活劇で、エマースン氏自身が監督した。主役は最近フォックス映画で度々紹介されるシャーリー・メイスン嬢で、対手役は我が国には余り知られていなかったが米国ではなかなか人気のあったアーネスト・トルエックス氏である。
1918年製作/アメリカ
原題または英題:Come On In
ストーリー
愛国心の強い女速記者のエミリー・リトルは自分の雇主シュロッブと、彼の許へ度々訪ねるて来るウォッタン教授が独探らしいので、教授の住む下宿屋の1室を借りた。エミーに求婚したエディーは宣戦と同時に入隊して今は軍曹である。エミーに求婚した男の1人であるオットーも入隊してエディーの部下になった。エミーは2人に「国に余計尽くした方と結婚しましょう」と宣言した。オットーは実は独探の1人であったので、娘を手に入れると共に、良い材料を得ようとした。そして彼は一計を案じ「伯母」の家へエミーを招き縛り上げた。「独探」を2、3人見せて警察へ引き渡すところだと云った。エミーは直に彼と結婚することにした。一方独探は彼女の伯父のリトル大佐を捕らえたが、エディーは大佐を危うきより救い、一方新婚の途に登ろうとするオットーを捕縛した。オットーはベルリンに妻が2人まであることが判って、エミーとの結婚は無効となり、エミーは中尉に昇進したエディーの妻となる。
全文を読む( を含む場合あり)
スタッフ・キャスト
全てのスタッフ・キャストを見る