劇場公開日 1953年10月18日

地上(ここ)より永遠にのレビュー・感想・評価

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3.5噂?のデボラ•カー

2024年4月4日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
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りか

2.5ちょっと突飛過ぎ

2024年4月4日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

バートランカスター扮するライフル部隊ミルトンウォーデン曹長は、モンゴメリークリフト扮する転属新人のブルーイットを受け入れた。曹長はブルーイットを相当な頑固者だと見た。

隊対抗のボクシング大会みたいのもあったんだね。上官の奥様カレンとしてデボラカーが登場。ずうずうしくも上官の家に上がり込んで酒飲むかな。不倫ネタだったか。ちょっと突飛過ぎるよね。

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重

2.0チャタヌガ・チュー・チューを歌う『イタ公』のシナトラ。あれ?!日独伊三国同盟♥

2023年6月1日
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鑑賞方法:VOD
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マサシ

4.5軍隊は男の魔窟、女はそこから距離を置き…

2022年7月26日
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何十年ぶりかの再鑑賞だったが、
現在はネット時代。
当時は知るよしも無かった情報が手に入り、
初めて知ることも多い。

まず、作品名の“地上より永遠に”に
続く言葉が
“呪われたる…兵士に憐れみをたれたまえ”と、まるでキリストの言葉の如くであったこと。

また、原作がテレンス・マリックの
「シン・レッド・ライン」と同じ人物である
ことも。

更に、「ゴッドファーザー」に出てくる歌手が
フランク・シナトラをモデルとしている
ことは聞いていたが、
出演を計った作品がこの「地上より…」だった
ことは初めて知った。

この作品に先駆けて、ジンネマン監督の
初期の頃の「山河遙かなり」を観たところ、
まだまだ演出に不満を感じたのだが、
5年でこんなにまで
演出力が進歩するものかと驚いた。

この映画は、基本的に軍隊内部の
非人間性を描いた作品なのだろうが、
「山河…」に比べると、
この作品の方が圧倒的に構成要素が多い。
それなのに、各エピソードを
上手く処理した手腕は見事と言うしかなく、
圧倒的に優れた作品として鑑賞出来た。

この作品の評価、キネマ旬報では、
より過酷な軍隊内部を描いた邦画
「真空地帯」等が先に上映されていて、
「地上より…」での制裁等が
生温く感じたためか分からないが、
「禁じられた遊び」や「ライムライト」等の
名作揃いの年で第16位と沈んだものの、
アカデミー作品賞・監督賞受賞は
納得の完成度に思えた。

それにしても軍隊という組織は
恐ろしい所だ。
どんなに辛い事があったとしても、
そこに戻ろうとするベクトルが生じるとは。
ここは男性にとって
魔窟のような場所なのだろうか。

そして、女性はその世界から距離を置く存在
でもあるのか。
青年兵士が曹長の計らい(多分)で
名誉の戦死の扱いになって、
恋人が彼の母親にその勲章を送ろうとした。
しかし、母親は受け取ろうとしないのは、
そんな意味合いを含めたのだろうか。

次の鑑賞は、この作品から6年後の
まだ未見の「尼僧物語」だ。
更にこの後の監督作品「わが命つきるとも」も
名作だったとの思いがあるので、
「尼僧…」の鑑賞が
ますます楽しみになってきた。

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KENZO一級建築士事務所

4.5あっさりと味方に撃ち殺されてしまうモンゴメリー・クリフト

2021年11月27日
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鑑賞方法:VOD

ボクシングで友人を失明させた過去が有るモンゴメリー・クリフトは断固として他部隊とのボクシング試合に出ることを拒否。逃げて隠れていたのに突然の日本軍攻撃の中、軍人としての使命感から恋人の願いを振り切り部隊に戻る。しかし、あっさりと味方に撃ち殺されてされてしまう。自己の規律を守りきるその不器用な生き方に、監督は自分自身を重ねているのだろうか。でも、兵士フランク・シナトラの死同様に、あまりに悲しすぎ、あまりに意味が無さすぎる。社会の底辺の人間の定めなのか。

そうか・・・成る程、そこに監督の静かな怒りと抗議がこめられていたのか。

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Kazu Ann

3.5クリフトとランカスターの対照的な男の生き方

2020年4月18日
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鑑賞方法:映画館

イギリスのチャーチル首相は、日本が真珠湾攻撃で宣戦布告したことを大層喜んだという。ヨーロッパ戦線でナチス・ドイツに対抗するには、アメリカの参戦が必要と認識していたからだ。そんな国際緊張の時代背景のハワイ・ホノルル基地の腐敗を描くフレッド・ジンネマン監督の真意は、どこにあるのだろう。ダラケタ軍内部の単なる暴露なのか。冷戦時代の軍の引き締めを求めたのか。南国の楽園が一瞬にして戦場になる無情を描きたかったのか。アメリカでは、アカデミー賞始め高く評価されているが、日本ではそこまでではない。ジンネマン監督の律儀で緩みのない演出と豪華なキャスティングを楽しむのが限界である。モンゴメリー・クリフトが演じるラッパ手ブルーイットが、アンジェロの死を悼み涙を流しながら吹くシーンが印象的。

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Gustav

4.0真珠湾攻撃

2019年12月16日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
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kossy

4.0本当の主人公は二人の女性、そしてタイトルの意味

2018年11月25日
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波打ち際でのキスシーンが本作の代名詞となるほど有名なシーンだ
本作の主人公はもちろんプルーイットだ
モンゴメリー・クリフトが大人の演技をみせてくれる
そして準主役はバート・ランカスター演じるウォーデン曹長
プルーイットの上司に当たる彼とその直接の上官であり部隊の隊長の妻との危険な不倫シーンがその有名なシーンだ

不倫の妻はデボラ・カーが演じており、仕事ができる男が不倫に走ってしまう妖しい美しさを存分にスクリーン一杯にみせる

そして主人公プルーイットの相手役のホステス嬢ロリーン役のドナ・リードもまた負けずに薄幸の身の上を一目で演じてみせる

ラストシーンではじめて本作のタイトルの意味が分かると同時に本当の主人公が誰であったのが分かる
実はこの二人の女性が本当の主役であったのだ

男達は結局職場を一番大事にしているのだ
それは仕事は適当、仕事に関係無いことでパワハラしまくり、不倫三昧で勤務自体も怪しい大尉も同じだ
彼は職場を遊び場と考え彼なりに愛している

ウォーデン曹長も将校としての責任を負うのは嫌でも、現場仕事を愛しているのだ

反抗的なプルーイットですら、大怪我をしていても、部隊に戻れば逮捕されるかも知れなくとも、いざとなれば部隊に駆けつけようとする程に職場を愛していたのだ

地上より永遠に
このタイトルはイギリスの詩人キプリングの詩から採られたとのことだが、ラストシーンの二人の女性の心境に掛けられている
ここ美しいハワイの地から離れても、ここでの愛を忘れないとの意味だ

ハワイを離れホノルルの街並みを遠くに見ながら客船のデッキから海に投げ入れられるレイ
浜に流れ着けばまたこの島に戻れるとのおまじない
しかしレイは波間をただようだけで永遠に着きそうもなく二人は落胆するのだ

ここを地上と書くのは日本の配給元の宣伝マンの卓越したセンスだ
それは死を遂げるプルーイットにもかけてあるのだ

物語は原作小説の良さに依るものではあるが、あの渚のキスシーンをはじめとした監督の演出と撮影
そして俳優達の素晴らしい演技が本作を永遠の名作にしているのは間違いない

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あき240

3.0単純明快アメリカ映画

2017年12月30日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

単純

善悪が明確にされていて、単純明快な物語で非常に分かりやすい。物語の基本となる事柄が盛り込まれている古典的作品だと思う。今となっては様々なツッコミどころが満載かもしれないけれど、根幹となるこういった物語なくして現代のハリウッドはないのだと強く感じた。

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SH

3.0デボラ・カーが美しい。退屈はしなかったものの結局何を言いたいのかが...

2017年4月7日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

デボラ・カーが美しい。退屈はしなかったものの結局何を言いたいのかが良く分からないまま終わってしまった。

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tsumumiki

3.0クラシック

2016年3月26日
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悲しい

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みきねこ