地上(ここ)より永遠に

ALLTIME BEST

劇場公開日:

解説

真珠湾攻撃が迫るハワイを舞台にアメリカ陸軍組織の腐敗や男女の愛と苦悩を描き、1954年・第26回アカデミー賞で作品賞・監督賞など8部門に輝いた名作。ジェームズ・ジョーンズのベストセラー小説を原作に、名匠フレッド・ジンネマンがメガホンをとり、バート・ランカスター、フランク・シナトラら豪華キャストが集結した。1941年、ホノルルの陸軍兵営に配属された青年プルーイットは、中隊長の命令に逆らったため嫌がらせを受けるように。曹長ウォーデンは反抗をやめるよう説得するが、プルーイットは聞き入れようとしない。ある日、プルーイットはクラブで知りあった女性ロリーンと恋に落ちる。一方、ウォーデンは中隊長の妻カレンと不倫関係にあった。

1953年製作/118分/アメリカ
原題または英題:From Here to Eternity
配給:コロムビア
劇場公開日:1953年10月18日

スタッフ・キャスト

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受賞歴

第26回 アカデミー賞(1954年)

受賞

作品賞  
監督賞 フレッド・ジンネマン
助演男優賞 フランク・シナトラ
助演女優賞 ドナ・リード
脚色賞 ダニエル・タラダッシュ
撮影賞(白黒) バーネット・ガフィ
編集賞 ウィリアム・A・ライオン
音響録音賞  

ノミネート

男優賞 モンゴメリー・クリフト
男優賞 バート・ランカスター
女優賞 デボラ・カー
作曲賞(ドラマ/コメディ) モリス・W・ストロフ ジョージ・ダニング
衣装デザイン賞(白黒) ジャン・ルイ
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映画レビュー

3.0焦点があいまい

2024年7月23日
PCから投稿

ラブストーリー的軍隊映画ですが、過酷な軍隊シーンと二組のアベック話が並行して進みますが、上手く融合していません。 特に各人の恋人に対する振舞いや考え方に共感性を感じらないので、最後まで他人事、といった感想しか持ち得ません。

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越後屋

3.5映画終活シリーズ

2024年7月4日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

1953年度作品 アカデミー賞最優秀作品賞8部門獲得 バートランカスター、デボラカー名前しか、知らんかったけど美男、美女やな フランクシナトラは、猿顔お笑い系やったんや でも、この作品でアカデミー賞受賞

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あきちゃん

3.5タイトルに託した意味が絶妙すぎる。

2024年4月28日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

泣ける

悲しい

怖い

 内容は、舞台は1941夏ハワイはオワフ島の米軍基地におけるアメリカ軍の中で起こる軍事基地付近で起こる人間関係の物語り。  印象的な台詞は、『ボクシングさえすりゃ良かったのに・・』最後の無駄死にプルーイットにかける心からの台詞。色んな思いが込み上げてくる単純だけど深い台詞。ただそれだけだったのに戦争は全てを飲み込んでしまう非常さを感じる。戦争はお互いが悪いのである、楽園と云われる南の島で始まった後恐ろしさは枚挙に頭がない。日本側アメリカ側双方から眺める事で立体的に考える手助けになる。その渦中には同じ様な人間が双方に居る事に共感する。  印象的な立場は、時代の流れか女性が立場向上に盛んになるウーマンラブの予兆を感じる所。男も女もお互いに大切にしたい物の為にお互いに犠牲を強いろうとする姿は滑稽でもある。これは大切にしようとする物がコンフリクトする人間ドラマだ。  印象的な場面は、人間関係や環境などを全て飲み込む戦争という名の黒い影だ。いままでのすったもんだが関係なくなる程の爆発力がある。殺されに帰ってきたプルーイットに帰ってきたが死んだ親友アンジェロに仇の軍曹や空襲で撃たれた人全ての終わりを始まりに告げる太平洋戦争を描きたかったのだと感じた。  個人的には、最後でハワイを去る時のフェリーでレイを投げ本土アメリカに帰る時に島を後に2人の女性が眺めるシーンが印象に残る。BGMでアロハ・オエが流れる所は分かっていても涙してしまう。アロハオエの作者はリリウオカラニ女王で、作られた経緯を知ると辛い。そして積年の出会いと別れの歌だと知ると一層深みが増します。  アロハオエ『さようなら愛する人、また会う時まで』ハワイといえばこの歌に一層の哀愁を感じずにはいられなくなる映画でした。永遠にとは・・この地上ではないとのコピーには、出オチですが素晴らしいと感じました。

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コバヤシマル

3.5噂?のデボラ•カー

2024年4月4日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
ネタバレ! クリックして本文を読む
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共感した! 4件)
りか