「少女の目線と、大人達の秘めたる心」エル・スール osincoさんの映画レビュー(感想・評価)
少女の目線と、大人達の秘めたる心
目黒シネマ 幼いまなざし特集2
『ミツバチのささやき』との二本立て
前情報なしで観たので、ミツバチのささやきと同じ、ビクトル・エリセ監督と後から知りました。10年に一度しか撮らない監督という事も。
振り子にL字ダウジング!
父親がホントに仕事で使ってたなんてワクワクします。
水脈を発見するのに、コインでのお手伝いも羨ましい。
父と娘の信頼関係が伺えます。
ちなみに、ドラえもんで、のび太くんがダウジングやってたのを思い出しました。
父と娘、父と母、母と娘の関係
内戦による父と祖父の関係。
父と思い女との関係。
ミツバチのささやきの時もそうですが、子供の目線、秘めたる大人たちの心。そんな機微が描写されてるのは、エルゼ監督自身の何かが投影されてるのでしょうか。
印象的なシーンもいろいろあるのに、自分自身がヘロヘロで、寝ても仕方ないくらいで見ていたので、なかなかしんどかったです。
あとは困ったことに、ずっと主演の女の子の口が半開きなのが気になってしまい…
不正咬合なのか、おそらく口呼吸。
駆け足の時の不安定な姿勢…
そういうことで集中できない職業病(泣)
ミツバチのささやきは大好きな作品ですし、レビューを拝見して、出直します。
コメントする