「犯罪映画のお手本」L.A.コンフィデンシャル 越後屋さんの映画レビュー(感想・評価)
犯罪映画のお手本
有名な作品の映像化なので、読んでいるのが前提、未読だと理解不能な箇所も点在しますが、この作品は筋の面白さではなく、各刑事の出自や性格の描写と、陰鬱なLAの暗黒街的な雰囲気を体感させることに重点がおかれていますのでサスペンス、スリラーは抑えめに演出されています。
ですから、警察スリラーというより犯罪ドラマの側面が強いです。
舞台や時代背景のみならず、映像全体の印象もチャイナタウンに酷似しています。
コメントする