黒いジャガー シャフト旋風

劇場公開日:

解説

ニューヨークの黒人私立探偵ジョン・シャフトの活躍を描く「シャフト」シリーズ第2作。製作はロジャー・ルイスとアーネスト・タイディマン、監督は前作「黒いジャガー」のゴードン・パークス、脚本は「フレンチ・コネクション」のアーネスト・タイディマン、撮影はアース・ファーラー、音楽はゴードン・パークス、編集はハリー・ハワード、美術はエマニュエル・ジェラードが各々担当。出演はリチャード・ラウンドツリー、モーゼス・ガン、ドルー・バンディーニ・ブラウン、ジョセフ・マスコロ、キャシー・イムリー、ウォーリー・テイラー、ジュリアス・W・ハリス、ロザリンド・マイルズ、ジョー・サントス、アンジェロ・ナッゾなど。

1972年製作/アメリカ
原題または英題:Shafi's Big Score
配給:メトロ
劇場公開日:1972年12月23日

ストーリー

ここはニューヨーク。私立探偵ジョン・シャフト(リチャード・ラウンドツリー)は、愛人アーナ(ロザリンド・マイルズ)の兄キャル・アスピー(ロバート・K・ヒル)の電話で目を覚ました。キャルは友人のケリー(ウォーリー・テイラー)と共同で、川向こうのクイーンズで保険事務所と葬儀社の店を隣り合わせに営んでいたが、電話で、時もあろうに真夜中の2時、事務所にすぐ来てくれと呼び出した。シャフトはキャルの声の様子にただならぬものを感じ、車を飛ばしたが一足遅く、事務所は爆発しキャルも死んだ。しかし、ケリーは相棒の死よりも、焼けた金庫の中がカラだったことのほうが、よりシャクだったらしい。キャルの死体は棺に納められた。シャフトは、キャルの事業の持ち分は当然妹のアーナが継ぐことになるが、何もわからないアーナがケリーのいいようにされることを防ぐために当分目を離すまいと決心した。その頃、ケリーはマスコラ(ジョセフ・マスコロ)に会っていた。彼はこのボスに、バクチで負けた25万ドルの借金があり、彼の話によると、仕事の権利をキャルに買いとってもらうことになっており、その金はキャルが持っていた、というのだ。マスコラはすぐさま殺し屋をシャフトに差し向けた。ケリーはマスコラに払う金の工面をハーレムの黒人ボス、バンピー(モーゼス・ガン)に申し入れた。その夜、シャフトはキャルの葬儀社に忍び込み、計らずもケリーと店番との話を聞き、問題の25万ドルが棺の中に納められていることを知った。夜明け、ケリーが墓を掘り返しているところにマスコラが部下を連れてヘリコプターで到着し、25万ドルを横取りした上、ケリーとその部下たちを射殺する場面を目撃した。シャフトはすかさずマスコラの機先を制して金を奪い、逃げた。車とヘリの火花が散るような激しい追跡となったが、危機一髪、シャフトの一弾が敵をとらえ、ヘリは火だるまとなって空中に四散した。

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スタッフ・キャスト

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映画レビュー

3.0第一作には遠く及ばない

2018年7月13日
Androidアプリから投稿

アイザックヘイズのシャフトのテーマはなし
O.C.スミスの本作用の主題歌は詰まらない
映画の内容もありきたり

第一作が大ヒットしたので予算はかなりついたので、ヘリと車、モーターボートとヘリのチェイスがこの時代ではもの珍しく目を引く
フレンチコネクションの脚本家がついたので追跡シーンのド派手さで売ろうという二匹目の泥鰌狙いの魂胆が見え見え
とは言えCGの無いこの時代にかなり危険で無茶な事をヘリにさせているのでたまげます

しかし肝心の黒人の観客が何を求めているのか、まるで見失っている失敗作
これではただ黒人を主人公にしたアクション映画と言うだけだ
正に白人か黒人から金を巻き上げる為の映画だ
その意味で本当のブラックプロイテーションと言える

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あき240

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