巨人

解説

「サンダーボルト(1929)」に次ぐジョージ・パンクロフト氏の主演映画で、ロバート・エヌ・リー氏の原作からウィリアム・スレイヴンス・マクナット氏とグローヴァー・ジョーンズ氏が脚色し会話をつけ「恋愛行進曲」「踊る人生」のジョン・クロムウェル氏が監督に当たったもの。主演者のほかに「裏切り者」「女の一生」のエスター・ラルストン嬢、「フーマンチュー博士の秘密」「撮影所殺人事件」のワーナー・オーランド氏、「踊る人生」ソロシーレヴィア嬢、「トレント大事件」のレイモンド・ハットン氏「グリーン家の惨劇」のモーガン・ファーレイ氏、オー・ビー・ヘギイ氏その他が出演している。キャメラは「医者の秘密」「恋愛行進曲」のジェー・ローイ・ハント氏が担任

1929年製作/アメリカ
原題または英題:The Mighty

ストーリー

欧州大戦に米国が参加した頃、物語は紐育に起こる。スターキーを首領とする盗賊団にブレーク・グリースンと言う乱暴者があった。入軍の通知を受けとりながら3週間も打棄して置いて仲間と悪事の計画を回らしていたが、憲兵隊に発見され、否応言わせず佛国戦線へ送られた。彼は戦争が好きに成った。彼の死を恐れざる勇気は、遂に彼をして大尉の位置を勝ち得させた。臆病なパタースン中尉を励まして、彼は戦場で奮戦したが、パタースンは戦死を遂げる。グリースンは故国へ帰れたら、彼の実家を訪ね、彼がいかに立派に戦死したかを報告すると約束した。戦終わってグリースンは少佐に昇進し、約束通りパタースン家を訪ね、手厚い歓迎を受けたばかりか、その町の警察所長に就任するよう懇請される。グリースンはそれを快諾して町に巣食う悪漢団を一掃し始めた。昔の仲間のスターキーは手下のドヴギーや情婦のメイムを引き連れてこの町に乗込み、グリースンの助けを得ておおしごとを敢行しようとしたことが、グリースンはパタースン家の娘ルイズに感化されて、悪事を断念し、スターキー一味を向かうに回して奮戦し、遂に悪漢を制して、ルイズとの恋に成功する。

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