アン・ハサウェイ 裸の天使のレビュー・感想・評価
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火遊びの顛末
アメリカの危うさというか…ヤバさが詰まっちゃいる。
養殖と天然とでも言うのだろうか?
イキがってる連中が勘違いして、道を踏み外した時、数ブロック先には本物が棲息してる社会構造。
好奇心の代償は計り知れない。
そこで身の丈を知るというか、頭が冷えればいいのだけれど、そうはいかない若さもある。
誰もが強者になれる銃の存在。
人差し指をほんの少し引くだけだ。
もちろん、それが何をもたらすか本物達は知っている。でも養殖達には、それがどういう事なのかの線引きができない。
体に染み込まされたものと、デフォルメされたものの差が如実にあらわらる。
言いようのないスリルを終始感じてたのは、子供を持つ身だからだろうか?
恐ろしい社会だと思う。
むしろ、あのギャング達は良心的だと思う。
鴨が葱背負ってきてるのを、わざわざご丁寧にに追い返す。とばっちりを受けた前例がいくつもあるのかもしれない。
アン・ハサウェイに釣られて見始めた作品だけど、とんでもなかった。
彼女がヌードになってまで、この作品に参加した意義は多分にあると思われる。
退屈な、というか所謂平和な日常に飽き飽きしてスリルを求める若者達の心理はわからなくもない。
女の方が度胸があるというか、肚が座ってんなとも思う。そういう危なげな男達に惹かれる気持ちも分からなくはないが、度が過ぎてる。
自ら進んでした行為をレイプだと主張し、結果ギャングの1人が捕まる。
待っているのは報復だ。
結果、その子の彼氏が引鉄を引いて、ギャングを撃ったのだろう。
退屈で平和な日々は終わりを告げ、待ち望んだ退屈で平和とはかけ離れた日々が幕を開ける。
その後の彼らを思うとゾッとする。
…バカだなぁだけでは済まされない。
起こり得る現実なのだと思う。
この作品がブレーキになってくれればいいと思うのだけど…はてさて。
文字通りアン・ハサウェイは体を張ったのだと思う。
セクシーな彼女を拝めはするし、相手役のスパニッシュがアンに輪をかけたくらいにセクシーだ。
過度にセクシーな描写も散見はするものの…警視庁が展開する啓蒙ビデオに使ってもいいんじゃないかと思われる。
公開がは2005年なのだけど、その割には絵が古いし、アンも若い。ハイスクールなのかな?そんくらいの年代だ。どっから掘り出してきたんだとも思うし、終盤に更生するアンに疑問も残るんだけど、ダイレクト過ぎるメッセージは詰め込まれてたように思う。
題名と内容説明に釣られ、まんまと術中にはまった訳で…してやったりな制作サイドのしたり顔が目に浮かぶ。
「裸の天使」って邦題は全然的を得てないのが、意図としては適切だった。
時代の割にはだけど...
アンハサウェイが好きだから!という単純な動機で見たけど、世界が狭いうえに構成が簡易的で途中止めようか悩んだくらいだった。
なんか現状に対する解決するための光もなければ希望もないし、監督がただただ自己満足で作り上げた作品なのかなって思ってしまった。まぁ今となっては名優がって感じで見れた部分はよかった。
プラダを持ってきてよ、そしたら寝てあげる
映画「アン・ハサウェイ 裸の天使」(バーバラ・コップル監督)から。
タイトルに「アン・ハサウェイ」とあったので鑑賞したが、
何が「裸の天使」なのかすら、わからなかった。(汗)
単なる金持ちのお嬢さんの火遊び・・って感じだが、
いくら世間知らずでも、わざわざスラム街に足を運ぶことはしない。
「違う世界をみてみたいと思わない?」「毎日が退屈だと思わない?」
そんなお誘いにのり「怖かったけど、ちょっとだけワクワクした」と
白人女が、黒人の街へ遊びにいくこと自体、考えられない。
さらに自分たちで誘っておいて、レイプされた、と大騒ぎするなんて、
誘われた黒人たちの方が、可哀相になってしまったほどだ。
実は、彼女たちの曲がった根性が見え隠れするシーンがあった。
怖いもの知らずの2人の若い白人のお嬢ちゃんが、はしゃぐ。
「お金持ちでなくてもいいけど、一文無しと付き合う気はないの。
負け犬は用はない。あたしが欲しい?
それなら稼いでプレゼントを買って。プラダを持ってきてよ、
そしたら寝てあげる」
この「寝てあげる」・・が、傲慢で私は許せない。
でも、さすがに映画「プラダを着た悪魔」に出演しただけあるな、
「プラダ」の宣伝することも忘れてないもの。
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