42 世界を変えた男のレビュー・感想・評価
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ロビンソンよりもブランク・リッチーが魅力的
テーマが人種差別だけに胸が痛むシーンが多い。
しかし徐々に受け入れられているロビンソンの姿がなんとも感動的。
ブランク・リッチーの見せ場が多く、彼の言葉や言動には惹かれてしまった。
「世界を変えた男たち」だな
最後まで頑張ったロビンソン。リッキーも最後まで支え続けた。歴史は一人では変えられない。勇気と希望の話。今では考えられないけど、昔は当たり前だった。歴史が証明するのだ。昔の道徳は今の道徳ではない。教訓としても観るべき映画でした。どうもありがとう。
カラーラインを破った男の物語
予告編の映像が素晴らしすぎて、本編が少し残念であった。
何が残念かというと、黒人選手の苦労や苦難が予告編のほうが伝わったという点だ。
キング牧師の登場や、公民権運動のさらに20年近く前の話である事実を踏まえれば、もっと過酷で罵倒されたことは容易に想像できる。
とは、言いつつも、ジャッキーロビンソンにだけ焦点を当てるのではなく、その家族や、実際にメジャー契約をしたブランチリッキーにライトを当て、よりリアルに描いていたことは素晴らしい。
カラーラインを破った男ではあるが、ここからが始まりなのだということも伝わった。
ベーブ ルースはベースボールを変えた。
ジャッキー ロビンソンはアメリカを変えた。
この男がいなければ、オバマ大統領は誕生していなかったかもしれない。
邦題に加えられた「世界を変えた男」には、創作物以上のリアルがあることを感じさせてくれた。
アメリカの黒人差別がいかにひどいものだったのかがよくわかる。それが...
アメリカの黒人差別がいかにひどいものだったのかがよくわかる。それがどれだけ悪いことなのか、しっかり反省しなさいという映画。
残念ながら現実見ると、今もなお根強く残る有色人差別、アメリカ人よ、本当に反省してるの?
この映画、終始それ一色で、伴わない現実を鑑みると手放しで喜べぬ気になりました。
形だけの反省や感動はいらぬ。なぜか高評価をつけたくない自分がありました。そう、私はへしぼれなのです。もう少し、野球そのものの素晴らしさ等、人種差別以外の要素もあっていいのかなと思えました。そう、私はへしぼれなのです(笑)
ところで、へしぼれって方言になるのかな?なんとなくのニュアンスでわかって下さいね(笑)
価値観の共有
世界を変えたとあるが、アメリカに新たな価値観を植えつけた人なんだろうと思う。そのプレーの再現以上の揺り動かす何かがそこにあったのだろう。しかし、その時代特有の熱量を共有するに至るには難しさも感じる。長嶋のプレーをビデオで見せられても、昭和の日本人と同じ感覚は共有できない。その当時の古い価値観を一度共有し、そのなかで湧き上がってくる新たな合意を感じれないと、本当の意味での再現にはなりづらい。少年の目を通し語られる場面もあったが、そのような域まで到達したかというと残念ながらそうではなかった。
ハリソンフォードが熱演。
ハリソンフォードに泣かされるとは…
鳥肌とはまた違い、凄まじく感情を揺さぶられた。
何と言ってもハリソンフォードが凄すぎる。
こんなハリソンフォード見たことない。
1度ジャッキーがキレるシーンは監督が見ている人もあまりにも辛いからキレるシーンを入れたそうで、実際は1度たりともキレなかったそうです。
本当に見て良かった、そして誰もが見るべき作品だと思います。
彼がどれだけ多くの人に勇気や希望を与えたか。
そして、最後にあの少年が…
ネタバレなので言えませんが、
彼の偉大さを決定的なものにしましたね。
毎年4/15はこれを見ようかな。
"右頬を打たれたら、左頬を出す勇気を"
スポーツ映画が好きなので鑑賞したが、黒人差別をテーマにした映画の中で一番好きな映画かもしれないと思った。実在した背番号42のジャッキー・ロビンソンの生き様を丁寧にかつ感動的に描いている。ガンジーの非暴力非服従の精神を持ち、自分を抑えても差別撤廃を訴える姿に感動した。本当に世界を変えた男だった。
自信を持ってお薦めしたい!!
差別が父から子へ移る"継承"描写をさらっと映して、差別が広がるその一瞬がこの映画の価値を上げてた。差別意識が根強い時代で黒人選手を抜擢したその理由でまた上がった。だけどその前チームメイトが、ジャッキー・ロビンソンを助けたシーンでもう涙腺5回以上緩んで思わずガッツポーズ!書けば書くほど思い出すほど、一つ一つが輝いてた。ハリソン・フォードの優しい眼差し、ロビンソンの耐える姿に頬が緩むパフォーマンス、差別主義者の相手監督に怒りを込めて立ち向かったり、ロビンソンへの野次の中で肩を組んだチームメイト達、それが全然偽善じゃなくて前に進んだ"証明"だから、余計に目を潤ませて心の底から喜んでしまった。だってあんなシーン見ればそうなってしまうから(笑)
今も差別は消えてないし最近改めて浮き彫りになったけどそんな時にいるからこそこの実話は輝いてる。こんなに眩しい野球映画はほとんど初めての体験だった!自信を持ってお薦めします!
お涙頂戴映画になりかねないところを抑えた演出でしっかり魅せる
大リーグ全球団共通の永久欠番42の話.仮に日本のTV局が資本を出してたら酷いお涙頂戴になってただろうが,さすがに腐ってもハリウッド.抑えた演出でしっかり魅せる.ハリソンフォードの演技,近作では一番良い
子供に観てほしい一本
これは良い作品でした。
差別は良くない。
それは当然のことだか、知らず知らずのうちに差別的な考え方になってしまうこともある。
それは何も国や人種に限ったことではない。
私たちの廻りに、私たちの中に無意識に存在しているのかも知れない。
そしてたまに本作のような作品を観て、改めて自分を戒めてみる。
それでも本作は人種差別の是非について掘り下げているのではなく、一人の野球選手と彼を支える人々が時代の扉を開ける物語に仕上げている。
差別が当たり前だった時代に彼がどう立ち向かったのか?
その辺りが本作の見所にもなっている。
年に一度すべてのメジャーリーガーが背番号「42」をつけてプレーする…。
素晴らしいことだ。
誰のことでも正当に評価し、敬意を表す姿勢は見習いたいところだ。
人は国や肌の色で決まるわけではない。何処にでも良い人も悪い人もいる。
やはり最後は「人柄」なのだ。
子供に観てほしい一本です。
ジャッキーロビンソン
47年メジャーリーグで最初の黒人選手の話と同時にブルックリンドジャースにはとても進歩的で立派なGMがいたという話。2時間タップリ野球を細切れで見せてくれる。ただジャッキーの偉業は分かったが、どういう産まれで、当時のブラザー達がどう扱われていたかは触りだけでキレイにまとまり過ぎな印象。実際はもっと過酷で汚い話だったろうに。本当に黒人世界=ニガーという言葉をクールな価値観に変えたのは、牧師でもボクサーでもなくましてや日に焼けた大統領であるはずもなく、多分ブロンクスのプロジェクトの公園でたむろっていたキッズ達で、そういう意味ではドレのアップルの幹部との握手に繋がる話ではある。
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