ストロベリーナイトのレビュー・感想・評価
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ホントに…。
大沢たかお、カッコよすぎ…。
原作は全て読んでます。
ドラマは時々、観ました。
ホントはもう少し、ネバネバするくらい、いろんな意味でのいやらしさがあってもいいけど、まぁ、これはこれで良かったです。
私は菊田派!
私が姫だったら、牧田より、菊田を選んでいました~(σ*´∀`)
優しい人は、憧れだったりするので♪
姫の目力は強くて素敵。
ドラマシリーズを見ずに劇場版のみの鑑賞でしたが、それなりに楽しめました。
良かった!
菊田ファンとしては切なかったです。
ストーリーも、出ているキャストの方も全員好きです。
それぞれが良い味を出しているし、邪魔してないと思います。
どの人もストロベリーナイトには必要だと感じました。
スッキリしすぎ…
これが、姫川班の最後とは思えない。
もっと姫川班を中心として欲しかったし、最後がスッキリし過ぎていて納得がいったかといえば、そうではなかったと思う。
でも、そう言っておきながら、自分の中に「ストロベリーナイト」という余韻が残っている。
是非とも次があって欲しい!
TV版と違って後味がよくない・・・
TVドラマの時からのフアンです。推理物としてトリックや犯行に及ぶ動機等がよく描かれているし,姫川班をはじめ登場人物がとても魅力的です。正直,竹内結子って役者はあまり好きじゃなかったのですが,今回の姫川は当たり役だったと思います。こういう男勝りの役の方が光りますね。目力もあるし(笑)
でも,今回の映画は少しがっかり。それは,過去のトラウマがあるのは分かりますが,あれだけ姫川を陰で支えてきた菊田を裏切るのですから。TVドラマの中で,悲惨な事件やエピソードが起こっても救いだったのは,菊田の姫川に対する愛情です。二人とも互いに必要なのに,それを素直に表せない不器用さがほほえましく,かわいらしくさえ見えました。何があっても二人の関係だけは変わらないと思っていました。それが映画では・・・。菊田がかわいそうです。後味がよくない結末でした。もし,続編ができるとしたら,これを乗り越えて,姫川と菊田が結ばれることを切に希望します。
エロい!
個人的にエロ映画でした、というかそこしか印象に残らなかったです。
まあそもそも誉田哲也の映像化は難しいってか無理だし。
にしても大沢たかおと西島秀俊の三角関係って!こんな幸せあっていいの?!なのに不幸な女演じられても無理無理、あんた日本一幸せじゃんってつっこみたくなります。
大沢たかおは仁のイメージから脱却の為必死のようですがヤクザは無理かな・・・ただカー●●のシーンがホントエロくて、いい人でも悪い人でも大沢たかおならどっちでもいいかー 竹内結子いいなー
まぁまぁです。
地上波のシリーズと比べるとやや劣りました。
感想は、「まぁまぁ面白かった」です。
映画館でお金を払って、損したとは思うレベルではありませんでした。
今作は姫川班が何一つ活躍しません。
そこが最も足りてない部分ではないかと思います。
姫川班の連中は2時間中、3/4は蚊帳の外です。
映画ではなく、ドラマで3~4時間の尺にして、
見せ場つくる方が良かったんじゃないかと思います。
映画でないと出来ない表現は、グロ表現がわずかあるくらいです。
もう一回、言いますが、地上波のシリーズと比べると、やや劣ります。
損はしませんが、良かったと思えるわけでもない、そんな感じです。
本当に「まぁまぁ面白かった」です。
ちなみに、今作を見た友人4人から感想を聞きましたが、
全員が「まぁまぁ面白かった」と答えました。
会議室のシーンはどーしても知人に目がいってしまう(笑)
原作の小説は一切
読んだ事無いけど、
一応TVドラマは見てました。
最初のSP版ドラマに始まり
連ドラへ。
フジTVの連ドラ、
『踊る大捜査線』
『アンフェア』
に続いての映画化の初劇場版。
コレが最初で最後になるのか、
原作が続いてるだけに
また続編が作られるのか
気になるところ。
この原作者のシナリオは
秀逸で面白い!
『踊る―』以降、
刑事ドラマのスタイルが変わり、
警察内部の諸事情とかを
露呈するカタチが多く見られる
昨今。
過去の汚点や
キャラ達の関係性とか
よく練り込まれてるな
とつくづく思う。
同じ刑事ものでも
よくこれだけ被らず
味あり、特色あるものが
出来るもんやと感心します。
昔でいえば
『太陽に吠えろ』
を筆頭に、アメリカナイズ
された派手なアクションや
ドンパチでの解決って
お決まりのパターンは
もはや日本ではありえない。
より中身の濃いシナリオが
主流になってきてますな。
それだけに集中して見ないと
わからなくなる事も
あったりします。
勿論集中してコレも
観入ってたんやけど、、、
役者の知人が
会議室のシーンのみ出てるもんで、
どーしてもソコに
目がいってしまい
会話が頭に入ってこない事も
しばしば(笑)
アンタ、ポジショニング
ばっちしやがな!!
しかし残念なお知らせが。。。
悲しいかな、
エンドロールもパンフ
にも個人の名前は
ありませんでした。
2/1(金)
15:40〜
[W.M.C.新百合]にて。
千円DAY鑑賞。
雑だな~( ´゚д゚`)アチャー
ドラマ版はちょこっとしか観たことないけど、行きつけのシネコンにどでかい垂れ幕が貼ってあったのと、予告編が印象的だったので観に行くことにしました(・∀・)
このドラマ弟が大好きだったけど、竹内結子扮する姫川の仏頂面と糞生意気な言動がどうにもこうにも感情移入できず、俺は全然はまらなかった(;´д`)=3トホホ・・
西島秀俊扮する菊田もどうかね(´ヘ`;)ウーム…
その前にテレビで放送した『ダブルフェイス』もそうだし、西島秀俊って刑事役やると同じにしか見えないんだよな~
若い頃やってた『はぐれ刑事純情派』の若手刑事はいい感じだったんだけど(・∀・)イイ!!
それでまあ今回の『ストロベリーナイト』映画版だけど・・・
映画が始まった途端「インビジブルレイン」と画面に表示される。
Σ(・ω・ノ)ノ
これってオムニバス???
・・・じゃなかった(;・∀・)
原作の小説は読んでないけど、この映画版の原作は『インビジブルレイン』なんだとか。
ファンの間ではこのことは周知の事実らしいけど、これって一見さんとか原作読んでないファンには分からんのじゃないか?ヾ(゚Д゚ )ォィォィ
そのタイトル通り映画を通してずーーーーーーーーーーっと雨が降り続いてる。
この演出どうかな~~~~
ずっと雨が降ってるから、容疑者の家を訪問したり張り込みしたりする時も大雨の中傘差してたり、車でワイパーかけてたりしてる。
そしてこの雨は大した意味を持ってねえと思う(゚∀゚)
仮にこれが姫川の心象風景をイメージしてるとしたら、はっきり言って上手くねえ(`・д・´)9m ビシッ!!
肝心要の大事な場面で雨を降らせるとか、小雨にしたりどしゃ降りにしたり色々強さを変えるとか、工夫があってもよさそうなもんだけど、ずっと同じような強さの雨を降らせてるのは見てて飽きる(´Д`)ハァ…
まあそれはいいとしても・・・
まず映画の冒頭
「私はあの日、生まれ変わった。血の涙と共に。」
まあこれは決まり文句だけど、このキャッチコピー実は大して映画と関係ねえ(・∀・)
高校生の頃姫川は暴行された経験があって、それを糧に刑事になって犯罪を取り締まることを決意するし、その恨みがあるから上に噛みついてでも犯人を逮捕しようとするはみ出し刑事になったわけだけど・・・
大沢たかお扮するやくざの幹部の牧田と何でねんごろになるかね?
しかも車の中で(;´∀`)
それも「あんたの心にある闇を殺せるのは俺しかいない」って・・・
まあ言いたいことは分かりますよそりゃ(゚∀゚)
心に闇を抱えた姫川の闇を消せるのは、見ててまぶしいほどの光を持つ菊田じゃなくて同じ闇を抱えた牧田ってことで、だから姫川は牧田と事に及ぶんだろうけど・・・
つい最近会ったばっかりで、しかも事件の容疑者で、今まで身分を偽ってた男に口車に乗せられた程度で簡単に行っちまうのはどうなんだろ???
普通過去にそういう目に遭った場合、人一倍警戒心が強くなるんじゃないのかね???
それが何回も会ってて、徐々に説得されるような状況なら分からなくもないけど、数回だけだろ???
しかもそれで一時的にでも、闇が晴れたような感じがする描写
ほんとにその程度で解決すんのか???
だとしたら大したことないトラウマなんですね(゚д゚)
それで菊田が嫉妬して牧田の事務所に乗り込んで行って
「・・・主任を巻き込むな( ゚Д゚)ゴルァ!!」
「・・・男の目になりましたね(´ー`*)フッ」
ヘ(゚д゚)ノ ナニコレ?
つうか事件関係なくなってるだろこれ(ノ∀`)アチャー
それで肝心の事件の方だが・・・
染谷将太扮する容疑者の柳井健斗について調べるな!!!と上の連中が姫川に釘を刺すだけど、その理由が何ともま~~~~~~~~~お粗末だこと(´・ω・`)
ノンキャリアの星である三浦友和扮する和田課長が昔担当してた事件で、容疑者が警察の取り調べを受けて自殺したという過去があって、その真相を調べることは和田課長が責任を取らされるからだってさ(´・∀・`)ヘー
高嶋政宏と遠藤憲一と渡辺いっけいと武田鉄矢は昔和田課長に世話になったから、姫川に変に引っ掻き回されて和田課長の責任になることだけは避けたいとか。
姫川はいつものふてくされた仏頂面と糞生意気な口調で「そんなの絶対おかしいです!!!ヽ(`Д´)ノプンプン」
まあそりゃそうだ(・∀・)ウン!!
でもそこまで必死に止めてる割には姫川の単独行動を黙認してるし、姫川班を捜査から外したりしてないのが何とも解せない(´・д・`)
そして合同捜査本部にいるマル暴の刑事の面々の風貌、確かにマル暴刑事って見た目もやーさんっぽいのが多いとは言うけど・・・ふざけ過ぎじゃねえか???
いくら警察は縦割りの組織だって言ったって、合同捜査本部でしかも捜査会議中にあんなあからさまな罵り合いしないだろうに(゚∀゚ ;)タラー
『大岡越前』の南町奉行所と北町奉行所の同心の罵り合いを連想しちまいました(゚∀゚)
まあそれもいいとして・・・
「柳井健斗の周りをうろちょろするんじゃねえ」と言ってた武田鉄矢扮する勝俣警部が、なぜか柳井健斗の居場所を分かっててそれを姫川にそれとなく教えるのは一体どういうことだ???
本心では姫川に解決してもらいたいと思ってたけど、大勢の和田課長の信奉者の前では何も言えなかったってことかね???
カレーをがさつに食うシーンとか、容疑者の家に上がってぶん殴りながら尋問するシーンとか、キャラを印象づけてるんだろうけど、別にこれもその後の展開と関係ねえし、何より勝俣警部ほとんど活躍するシーンがねえし┐(´~`;)┌
俺はこの勝俣警部はこのドラマでは一番好きなキャラだったんだけど、それもあんまり見られず残念(´・ω・`)
まあその勝俣警部の助けで柳井はアジトで自殺してるという現場を押さえるわけだけど、ここでやっと刑事ドラマらしい雰囲気が出て来たな~という感じ(;´д`)=3トホホ・・
ま~~~~~~~~長い前置きだったな(;´・ω・)
つうか染谷将太って『貞子3D』『悪の教典』『脳男』と最近死ぬ多過ぎじゃねえか?
田中哲司は事件の真相をもみ消そうと下に圧力をかけるけど、結局三浦友和が自ら記者会見で暴露して(´・ω・`)ショボーン
情けねえことこの上ない(;´∀`)
姫川は単独行動で事件を解決しようとするけど、その後菊田はじめ部下が次々と傘をさして姫川の所に馳せ参じて来て・・・
「あなたたちまで巻き込めない!!!」
「俺たちは姫川班です!!!」
つうかこの映画の中で姫川版全然役に立ってねえし(´゚∀゚`;)
今更「俺たちは姫川班です!!!」って言われてもねえ~(´ェ`)ン-・・
まあそれで牧田を追い詰めて、自首しろと勧めてたら・・・
子分の金子賢が真犯人で、牧田をナイフで刺すという
エェエェエェエェエェエェエェエェエ(゚Д゚ノ)ノエェエェエェエェエェエライコッチャ
何であれだけ牧田を信奉してたのに???
理由が「兄貴が逮捕されて恥をかかせるくらいならいっそのこと・・・」
(´Д`)ゴゴゴ・・(ノдヽ)ゴゴゴ・・( 乂 )ゴゴゴ・・ヾ(`Д´)ノ゛ゴルァァア!!
理屈が通らないことこの上ない!!!!!
意味が全然分からん(ヾノ・∀・`)
それで事件が解決したところで、こっちの予想通りやっと雨がやむ。
雨がずっと降ってるっていう映画も過去にあるけど、使い方がほんっっっっっと上手くねえ!!!!
姫川班は解散して、姫川と菊田の恋愛はどうなる???
みたいな流れで続編に持って行くのかこれは?
そして柳井の彼女はその後どうなったんですか???
ほんと脚本も演出も雑┐(´-д-`)┌
三角関係に持ってく意味も分からんし、結局牧田は犯人じゃなかったわけだし、柳井の父親の事件も真相はどうだったのかも全然はっきりしねえし、色んな要素を入れ込み過ぎて回収しきれない感じ。
お勧めできない乂(´Д`;)
雨が上がった
ようやく雨が上がるのだから、もっと雨が上がったというのを強調すればいいのに。
なんとなく終わり、あとで思い出すと『そういえば雨が上がった』という薄い印象。
何のためにずっと雨を降らしていたんだよ。
さてテーマは、『傷のなめあい』?
姫川も柳井も牧田も良く似た境遇にある人間たちで
その彼らが傷をなめあい、復讐という動機に共感しつつも
立場の違いから結果が違う。とかそういうことでしょうか。
残念なのが、ところどころセリフがダサい。
重要なシーンなのに、『闇』という単語が放り込まれてきて
シリアスが逆に面白くなっちゃうじゃん。
もしかしたら小説準拠のセリフなのかもしれないですけど、
口に出したらどういう効果を持つかもっと熟考すべき
菊田とは結局・・・
原作が好きで、ドラマも期待はしていなかったのですが
思いのほか面白かったので(原作と違うところは多々あれど)
映画もその延長でスンナリ見れました。
結局、菊田とは何にも無いのかぁ~と
少し期待していただけに残念(;´∀`)
牧田の最後も何だか中途半端に終わった感じ・・・
どうせだったら牧田が実は生きていて・・・
と含みを持たせて終わるくらいが面白かったかもw
というか、最初から最後まで優しい男は
女性の方に選ばれないって漫画の感想で言っていたのを
どっかのお笑い芸人が言ってたのを思い出しましたw
全体としてはまぁまぁだったけど
姫川の独壇場でだったなぁ・・・もっと姫川班として
何かして欲しかったなぁ~と言うのが正直なところ。
先に、スペシャルドラマの“その後”を見ていたので
こういう風に繋がるのかぁ~という風に見れたのは
点と点が繋がった感じで納得でした。
また後からスペシャルドラマを見直そうと思います。
あと、もう少し井岡の出番が欲しかったかなぁ~
姫川の単独行動が多すぎて置き去りにされた感じ。
キャラを生かしてもっと強引に絡んで欲しかったですw
姫川班活躍せず
姫川のひとり舞台。もっとチームで動いて欲しかったよ〜
そして原作からの井岡ファンとしては、ダメキャラだけじゃない、動物的な感で姫川のピンチを救うころとか、欲しかったなぁ
予告編でこうなると思っちゃった通りだったのもあるけど、
そんなに簡単に堕ちるの?姫川〜!
と、叫びたい。
菊田お前ももう少し頑張れよ〜と喝を入れたいし。
肝心の事件の恐怖感は、やっぱり1作目ストロベリーナイトの時の犯人ほどの異常さがないから、
ゾクゾクはしないのと
途中で犯人解っちゃったから、あ〜やっぱりな終わりだった。
連ドラから急に持ちはじめた刑事には高級すぎるBagの理由と、85万円の中古で24回払いてのが判って、そこはすっきりだった、という感想でした。
井岡!次回作ではもっと玲子ちゃん助けたってナ!頼むでぇ〜
あんだけのキャストがムダ
テレビドラマの映画化はいい作品がないと思っているが、アタリを観逃したくないので観たが、やはりハズレだった。「私にだけは本当のことを言って」は姫川のキャラじゃないでしょ。心の傷から血をボタボタ流しながら、オンナを武器に情報を収集するドロドロの方がよっぽどいい。監督には「キサラギ」という快作があるのだから、今後に期待する。
菊田の雨は。
思えばこのドラマ、パイロット版の頃からぜんぶ観ている…^^;
ついこないだのミッドナイト(これはギャグ)まで見てしまった。
今作公開に合わせて、アフター~がドラマ放映されていたので、
そっちを見れば、あ、皆さん無事だったのね?が分かると思う。
(それもどうかとは思うけど)
こういうTVドラマの映画化が著しい昨今、なんでそれが流行?
なのかは分からないけど、せっかく公開するのなら、ドラマ時代
に培った人気(なくても映画化されたりしてますが)を踏襲した
作りにしておかないと、初観は誤解するし、ファンは怒りだすし、
で、あんまりいい結果が出ない。
少なくとも脚本家と監督は揃えておいた方がいいんじゃないかと。
(世界観を大切にするならば。変えるなら別物としてやった方が。)
今作はずっと同じ世界観を保っているので、映画でも変わりなし。
原作を読んではいないので、今回の話が原作のどのあたりで、
これからどうなっていくのか分からないけど、姫川の今後も見たい。
この姫川という顔は美人で髪の毛サラサラ(キレイだわぁ)な警部補。
(これは竹内結子がキャスティングされたおかげね)
まぁ直感がずば抜けていて(そのおかげで)ノンキャリアから大出世。
今回はその姫川班、最大の危機!?が描かれている。
姫川には高校時代の犯罪被害歴があり、それが彼女の人格に大きな
影響を及ぼしているが、周囲の軋轢に負けず、部下の協力に守られ、
玲子ちゃん(生瀬語^^;)は日々の捜査にあたってきた。
部下の中でも菊田(西島くん)への信頼は厚く(お互いに)好意をもって
いるのは明らかなのだが、過去の心傷から姫川は受け入れられない。
なんかこう~、陰鬱な事件がグチャグチャ展開する中で、
唯一ホッとするのがこの二人のやりとりと、おバカな井岡(生瀬)で、
今までは事件の陰にそれ、って感じだったのだが、今回はそっちが
前面に出てくるシーンが多く、何だコレ恋愛ドラマか?ともとれる。
でもって、、、ジャーン!!大沢たかお(「仁」の南方仁)のご登場。
事件解決の陰にこのオトコあり。
あー、こりゃもう三角関係だな(事件はどうした!)となってくる…
今回はさらに姫川の単独捜査が主なので、チームワーク感が少ない。
部下は部下で散々頑張っているんだけど、捜査の核心(真犯人への)が、
割と早い段階で分かってくるので、あとはもう姫川と牧田(大沢)が
どうなるのか、そこから真実がどう暴かれるか…にかかってくる。
どうなんでしょうね、この流れ^^;
姫川の抱える苦悩はどうしようもない(体感はできないけれど)
その闇とひたすら対峙する彼女を見守る周囲には頭が下がるけど、
実際こういった現場でその甘え(ドラマですから)はないだろうなぁ。
あり得ない描写が蔓延る後半、菊田の切ない顔も印象的だけど^^;
あの人通りの多い交差点で(なんであんなところでまた)聞くんだ?と
予告でのクライマックスがそもそもここか!なのは分かるんだけど…
何だかなぁ。あっけなかった感じ。牧田の人格も壊れなかったし。
纏め方にはいろいろ賛否ありそうな展開(和田さんのことも)だけど、
まぁ最後まで緊張感を持って楽しめた。ずーっと雨が降ってるけど…
じゃあ、菊田の雨はいつ上がるんだろう。玲子ちゃん!よろしくね。
(上層部が皆優しくなっていたような^^;エェ!っていうのもあったし)
菊田ー!
ドラマをチェックしていたので純粋に楽しめました。
姫川さんは相変わらず美人でかっこいい!!
関西弁姿もすてきでした。
話のおちが少しあぁ・・って感じはしましたが(笑)
菊田さん・・
見ていてほんとに切なくなりました。
菊田さんファンのはぜひ見てほしい!
面白かったです!(^^)!
演出面でも劇場化に相応しい絵作りをしているものの、「隠蔽ネタ」というのがフジテレビらしいワンパターン!
さすが「キサラギ」の佐藤祐市監督なだけに、テレビドラマの映画化にあたり違いを出そうと拘っていました。例えば結構残酷でリアルな殺害シーンと死体の描写だったり、全編の殆どが雨の設定を武器にした、カラフルな傘の動きから、その場面の登場人物の気持ちを代弁させたり、映画ならではの叙情ある絵作りを作り込んでいたのです。
さらに捜査会議で露呈する警察内部の矛盾、内部対立の描き方は、『アウトレイジ』に迫る緊迫したぶつかり合いを見せてくれました。
そうしたこだわりにより、テレビドラマにありがちな薄っぺらさは払拭できていると思います。
けれども作品の企画レベルで再検討した場合、どうもフジテレビの刑事ドラマは警察による隠蔽工作というネタがワンパターンになっているキライがあると思います。本作でもし姫川が事件は「現場で落ちている」といって、単独捜査に乗り込んでいったら、もうこれは例の超有名刑事ドラマの焼き直しであることが明確になったことでしょう。ただ姫川の置かれた立場はもっと過酷で、事件の全てを隠蔽しようとする上層部の圧力は凄まじく、姫川の信頼する直属の上司すら、それに逆らえないという状況なのです。周りに迷惑をかけられないと、捜査会議にも出ないで単独でホンボシを追う菊川は、どんな刑事ドラマよりも孤独な立場に追い込まれていたのです。
本作のテーマは、家族を理不尽に殺されたもの同志が、こころの傷を分かち合う絆が、事件を起こし、ヤクザと刑事が立場の違いを超えて繋いでしまうところにあったはずです。
これがテレビ朝日作品だったら、もっと登場人物たちの、心の傷にスポットをあてて止むに止まれぬ感情をえぐり出したことでしょう。でもフジテレビの方針は、あくまで警察の隠蔽工作のほうに重点が置かれてしまい、心の傷のインパクトが弱くなってしまったと感じました。
だから孤独な操作を続ける姫川に接近する龍崎組幹部であり、捜査の過程で有力な容疑者となってゆく牧田と肉体関係まで発展してまう流れが唐突に感じられてしまったのです。
牧田と密会していることは、捜査会議で対立する組対四課のスタッフもすぐ掴んでしまい、菊川を追及しようとします。
捜査会議を無断で欠席して、マルタイと密会していたとなると、『相棒』なら確実に監査官のお出ましとなり、査問が始まることでしょう。しかし本作は最後まで姫川は現場に残れるのでした。
上層部の隠蔽工作の判断にも、無理があると思います。9年前の捜査ミスをもみ消すために次々に起こる連続犯殺人事件を龍崎組内部の抗争事件として処理しようとします。そのために泳がされてしまう犯人のために、犯罪が拡大してしまったのに、それでも隠蔽の上に隠蔽を重ねようとするのです。そんな異常な判断に、中間管理職の刑事たちは必死で耐えようとし、姫川の動きの封じ込めにかかるのです。しかしものには限度があり、現に殺人が連鎖して発生している状況であれば、まともな刑事魂を持っているベテランなら、ホンボシを隠蔽できるはずがありません。逆に上層部に反旗を翻して姫川に協力してしまうのが自然な流れでしょう。それを耐えてしまうところが疑問なのですね。
姫川と牧田が初めて出会うシーンでの、一本の傘の貸し借りにも、お互いの複雑な気持ちが込められているなど、一つ一つの場面の動きに丁寧な理由付けが為されているのが観客にも伝わってきます。そんな佐藤監督の奮闘も、企画段階で原作をどう切り詰めるかというプロデューサーの大枠の方針が打ち消してしまっているように思えてなりません。『相棒』や『臨場』が真犯人を単に断罪するのでなく、その犯行動機に深い余韻を持たせています。そんな余韻が感じられないのは、ワンパターンな背景を選択したフジテレビの問題ではないでしょうか。
それにしても、本作で男勝りの捜査官姫川は魅力的なキャラで、竹内結子は好演していると思います。ラスト近くの雨に濡れるイメージショットで、姫川の心境の変化をほのめかすエモーショナルな演技は、こころにグッときました。
ただやっぱり竹内結子はどんな作品でも清純派を貫いてしまうのですね。やっぱりあの濡れ場は、フルヌードで大沢たかおと絡んで欲しかったです。激しい絡みであるほどに、姫川と牧田が共に背負ってきた傷の深さが、もっと強く印象づけられたことでしょう。
全70件中、41~60件目を表示