永遠の0のレビュー・感想・評価
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10代にとって時代劇感覚かもしれないが、忘れてはならないことがある
百田尚樹の同名ベストセラー小説を、岡田准一主演、山崎貴監督のメガホンで映画化。
興行収入87.6億円の大ヒットを飾り、第38回日本アカデミー賞では最優秀作品賞をはじめ8部門を制した。
現代を生きる10代の若者たちにとっては、1986年公開の「トップガン」ですら“時代劇”にうつるようなので、今作は彼らにしてみればバリバリの時代劇に相当するのかもしれない。
もはや、どういうジャンルかは横に置いておいても構わない。日本はかつて戦争に負けて、多くの命を犠牲にしたという事実は語り継がれていかねばならないこと。
自分の祖父がなぜ特攻に志願したのか。当時の世相などを絡めながら、じわじわと追い込まれていくさまは、時代など関係なくどの世代の人にもざわついた気分をもたらすはず。
そして孫役の三浦春馬さん。彼の生前の勇姿は、この作品でもふんだんに確認することができる。
【山崎貴監督の次のゴジラにも期待!】
アマプラで11月10日に視聴しました。昨夜に山崎貴監督の作品である『アルキメデスの大戦』を視聴していて、役者の演技やCG、ストーリー構成がとても高く、山崎監督の他の作品も見てみたくなり『永遠の0』を視聴することにしました。
役者の演技や興奮度の高さはアルキメデスの大戦よりも落ちてしまいましたが、ストーリー構成や小道具、CGなどが相変わらず高く、楽しんでみることができました。
主人公が宮部久蔵の情報を集めることにより、パズルのピースが集まっていくような感じで、後半につれ宮部の人となりが分かっていくというような感じで、過去と現代の回想も良く、興味深く観ることができました。
おすすめの一作です。お時間あれば見てみて下さい。
戦争で死ぬという事…
なるべく「歴史認識」と「思想主義」は無いように書く…
これは百田尚樹の小説を映画化した物であり、完全な史実ではない。
フィクションである… それは百も承知。
太平洋戦争において、零戦の特攻とはアメリカ軍の本土上陸というのを
遅らせる戦術として行われた。
つまり、敗戦が決まっているのに降伏の時期を延ばす為に、兵士一人の
命を使い、特攻を行う。
その散り際が「美談」として描かれる映画は数多く作られて、個々に
対する評価は避ける。
そして、そもそもが「零銭の特攻」に意味があったかも、ここでは名言しない。
なぜなら私は戦争が、とっくに終わってからの生まれなので、戦時中の
真実など見ていないので、断言など出来ない。
よく、映画の様に旧・日本兵は「日本帝国、万歳!」とか「天皇陛下、万歳!」
とか言わず「お母さん!」と言いながら死んだという…
しかし、真実は定かではない。
「大東亜戦争は日本において避けられない戦争だった!」とか
「いかなる理由があっても、戦場に子供を送ってはならない!」とかの
議論がされる。
「死ぬ時に兵が『お母さん!』と言ったのは、左翼が世に広めた話だ」とも
近年によく伝えられる。
その言い分が正しいかは、私は判断できない…
ですから書きましたよね?「真実は定かではない」と。
戦後79年、日本は一度も戦争をせずに平和に発展できた。
それは日本人のみならず「神様」が、素晴らしい「平和国家」を
作ってくれたから…
現在、このレビューを書いているのは2024年10月。
今、世界で2つの大きな戦争が起きている…
「第3次世界大戦」が、いよいよ現実味を帯びてきている…
「湾岸戦争」「イラク戦争」の様に、遠く海を離れた戦争とは違い
「第3次世界大戦」は、否応なく日本は戦争に巻き込まれる。
「東西大戦の戦争」ならば、東側の大陸の、すぐそばにある島国・日本は
絶対に戦地として選ばれる… その時の日本の憲法が、どうなって
いようとも戦場は、おかまいなしに広がっていく… 必ず…
「反戦・平和主義」「現実容認主義」や「左」「右」の考え方に、とらわれず
「戦争で死ぬという事」を、今一度精査して考えねばならない時代に
来ているかもしれない…
原作の魂が映像化に乗り移った!!
この映画のテーマは深い。
実際 戦争は上に立つ者が始め
未来のある多くの人を殺した。
そして戦争を推進した者は生き残った。
映画は狂った上の者達ではなく、
心の中で迷いながらも使命に歩む
下の者達を中心に描かれている。
残念なのは終戦後の人々の衣装が綺麗すぎた
どん底に突き落として、あの10倍汚くていい
…が、井上真央さんの怯える瞳に救われた。
とはいえ力作。
物語に95点
映像化に70点
余談になるが木下惠介監督の
「陸軍」という映画がある。
それは戦時中の製作に関わらず
ラストでは「死ぬな」という
強い母のメッセージを描いた。
立場こそ違え生への希望は
当時なら国賊と見られるもので
この映画の主人公と重なった。
強い問いかけは残る。
※
尊い気持ちに感謝
劇場で観て以来2回目。もう10年も経っていたとは意外であった。
三浦春馬扮する佐伯健太郎は亡くなった祖母が2回目の結婚だった事を知り実祖父になる岡田准一扮する宮部久蔵を調べ始めた。
三浦春馬も夏八木勲も平幹二朗も皆鬼籍となり感慨深いね。田中泯はやっぱり迫力が違うね。ドスが効いてるわ。
どんな苦しい事があっても生きのびる努力をせよと宮部は言った。戦時下ではタブーな言葉だったが強い人であった。戦争が終わった後の日本のために生き残るべき人たち。腕利きで生きのびよと言った宮部が何故特攻を志願したのか。 教え子が次々と特攻で死んでいくのに耐えられなかったのか。特攻が無駄な戦略だと分かっていながら特攻を志願した宮部。さぞや無念であったろう。生かそうとした教え子と特攻機を替えた宮部。尊い気持ちに感謝しかないね。真相を知った三浦春馬の演技も素晴らしかったね。残念。
このVFXが残念
零戦、赤城など素晴らしいVFXで、リアリティがあり感動しました。
・・ただ、赤城に格納される零戦の翼が中程で折りたたまれて格納される映像や格納された零戦が同じように翼の中程から折れて格納されていて、この部分のVFXが非常に残念です。実際にそのように翼が中程で折りたためる零戦はなく、リアリティにこだわった作品であるだけに残念でなりません😢
意外と・・なんちゃってだったんですね!
80年前の美しい日本人の生きざまに心打たれるが、辛すぎる。
戦争話に興味のない人にも読まれベストセラーとなった原作も読みました。
素晴らしい原作を、これまた素晴らしい再現度で映画化したもので感動しました。
私が感動したので、父母にも映画が公開される前に読んでもらいました。それぞれ深い感銘を受けたようでしたが、父母はこの映画を見ていないはずです。それは母が「映像でこの話を見せられるのは辛すぎるから」と映画館に行くことを拒んだためです。
宮部久蔵は架空のゼロ戦パイロットですが、多くの当時を知る旧日本軍人が「宮部とはあの人のことではないか?」と多くの人を思い浮かべて原作者の百田さんに問い合わせが入ったと言いますから、取材も半端ないものだったのでしょう。複数の実在の人物のエッセンスを混ぜて作ったキャラクターと言えるのでしょう。
私にとってこの作品で最も泣かせるシーンは「あの人は約束を守ったんだわ」と宮部の妻が言う時です。
多くの現代日本人にとって、ご先祖様に当たる曽祖父母や祖父母が何を大切に想い、命がけで守り抜いてきたのかを丁寧かつダイナミックに描いた本作は、傑作中の傑作です。
同じ山崎貴監督作品である「ALWAYS三丁目の夕日シリーズ」と一緒に鑑賞すれば、古き良き日本に思いを馳せることが出来るはずです。
この映画も、山崎さんらしく現代の日本人に古き良き日本を伝えるという使命感を持って作られたことをひしひしと感じます。
涙活の為に.....
涙活の為に泣けそうなもの選んで鑑賞
うーん なんか違ったなあ 泣けなかった
戦争のリアルなんて知らないけどでもこれは違うと思った
映画なんかにリアル求めるなって感じだけど戦争を扱うならもっとリアル感欲しかった
上手く言えないけどこれはなんかちょっと違った
主人公みたいな考え等こんな生ぬるくないと思うしもっと殺伐としてたと思う (あくまで予想だけど)
心に残る、素晴らしい作品
原作を読んだ上で、映画も観ました。
心に残る、素晴らしい作品でした。
百田尚樹さんの小説をベースにした作品です。主演は岡田准一さん。
命の大切さについて考えさせられる映画で、日本を守るために自分を犠牲にして戦った神風特攻隊をテーマに扱っています。平和は当たり前に存在するものではないと感じますし、大切な人をもっと大切にしようと思いました。
今を生きる私たちはほとんど戦争を知らない世代だと思いますので、是非多くの方に見ていただきたいと思います。
欠点も多いが、国産戦争映画にしては見られる内容の映画。多分原作がいいためだな
日本は敗戦国のせいか、戦争映画は捻くれてるのが多くてだいたいつまらない。
本作もその悪影響下にあるが、割と見られる。おそらく原作が優れているため。
あと主役の演技がうまいのもある。
音楽はいかにもお涙頂戴の安っぽさで幻滅。ラストのサザン曲なんか陳腐すぎて話にならない。
映画としては中だるみもある。もう少し脚本なんとかならなかったんかこれ。
ただエンディングはいい。終わるならあそこだよねと思う時点で終わる。あそこで最後まで見せちゃダメだわな。それを見せなかったのがいい。あの孤独なコックピットでの岡田准一の演技がいいのもポイントを稼いだ。
あと普通にcgが凄い。ゼロ戦というと昔からt2テキサンの偽ゼロ戦しか登場しなかったが、本作のゼロ戦は見事に再現されてるし、ウェザリングだの動作だのも完璧。おそらく考証担当がとてつもなく優れている。
反英雄的英雄
著作はこの作家の代名詞だが論壇のほうが目立つ人でさいきん(2023/10)は新党を立ち上げたことでふたたび界隈を賑わせている。
宮部久蔵(岡田准一)について孫の姉弟(三浦春馬と吹石一恵)が存命者に取材し体験が語られることで話が進んでいく。
老俳優たちが若年時を回顧していくが、主たる証言者は4人。
夏八木勲と染谷将太、橋爪功と濱田岳、山本學と三浦貴大、田中泯と新井浩文──の組み合わせで現在と戦時が交互に描かれた。
映画は宮部vs愚かなその他大勢という構図で、言うなれば宮部のキャラクターを際立たせるためにまわりをあるていどばかに描いているという感じ。登場人物のなかで冷静なのは宮部だけであり上官も門生もみんな浅はかだ。
当時軍は精神論にかまけて敗戦を言い出すことができないまま、惰性で若者らを無益な特攻に送り込んでいたのであり、その渦中にいて日毎門生の特攻を見取る宮部の精神が崩壊していったのは無理からぬ話だった。
孫の姉弟は取材当初悪評にしか遭わず消沈していたが4人の証言者が名誉を挽回していくかたちで映画も発揚し、終始壮麗なストリングで山場も多かった。
あるていどの単純さ(たとえば健太郎(三浦春馬)が合コンに参加したときの“軽薄なイマドキな若者”の描写とか)はあり、たった一人のまっとうな人間性をもった男という(ような)強コントラストではあったが熱い頌歌になっていた。
岡田准一がかっこよかった。
日本はアメリカと違い戦争を雄々しいヒロイズムで描かない。それは民族性の違いでもあろうし敗戦国だからかもしれないし侵攻したアジア諸国に気をつかわなければいけないから──というのもあろう。が、個人的には日本軍が敵をやっつけるたとえば坂井三郎が敵機をばんばん撃ち落とすような姿をエンタメで描いたものがあっていいと思う。それが国を愛することにつながるからだ。たとえばわたしはアメリカ映画パールハーバーをひでえよ日本軍と思いながらアメリカ側に立脚して見たのである。エンタメとはそういうものだからだ。
しかしこの映画の岡田准一はある種ヒロイックだった。悲壮な状況を描いているからヒーローと言ってしまうのは不謹慎だが万感迫るものがあった。
取材を終えクライマックス、走馬灯風の回想がある。
主要人物を台詞とともにひとりづつパンしたあと、健太郎の眼前に宮部の零戦が飛来する。コクピットには敬礼する穏やかな表情の宮部。そのまま空母へつっこんでいく。海面すれすれに飛んでいく色あせたぼろぼろの零式艦上戦闘機21型。空母からの一斉掃射がぜんぜん当たらない。いいぞ行けぇ。
思わず叫びそうになった。
作家のPatriotismな意図にもかかわらず太平洋戦争や軍はわたしたち日本人を愚かしいと思わせてしまうところがある。とくに末期はぐだぐだだった。
ただし戦わざるをえなかったという前提がある。愚かしい戦争でも、統率を欠いていたとしても、結果的に悲惨なことになったとはいえ、戦わないという選択はできない話だった。
もし戦わなければ今のアジア人の地位はなかった。この惑星で白人と戦った有色人種はそうそういない。もし戦わなかったら白人の広域支配主義は今なお終わっていなかっただろう。
これは右傾論者が陶酔するための文脈でしばしば使われる仮定だが、本当にそう思う。
すなわちどうにもならない運命を背負ってもがき苦しみ、矛盾をかかえたまま穏やかに特攻せざるをえなかった宮部久蔵は日本そのものだった。
原爆を落とされたし戦後はカオスだったし今後ずっとアジア諸国から恨まれるし、あらゆる貧乏くじを引き受けたが、日本にとってやらざるを得ない戦争だった。
永遠の0はそういう煩雑な事情をすべて抱え込んだ日本=宮部久蔵を称えるドラマだった。
宮部は戦争映画のヒーロー像とはすべてが食い違う。作戦は成就せず上官にブン殴られ願いも叶わず家族に会えないまま死んでいく。
それでも英雄的なのは穏やかな表情と敬礼に運命を受け容れた者の達観があらわれていたから、ではなかろうか
日本人は彼の達観を知っている。その英霊を敬うという気持ちがあるからこそ永遠の0は空前のベストセラーになったわけだった。
個人的に「日本は素晴らしい国だ」というアジプロが好きじゃない。日本にも悪い人が大勢いる。日常でもニュースでも変なことばかりおこる。けっして素晴らしい国ではない。
だが日本の恩恵にあずかり愛着をもっている。愛国心というと負担が重いが“愛着心”なら「はいあります」といえる。
ところが日本には日本に住みその恩恵にあずかっているにもかかわらず日本に対して日本の不利益になるような罵詈雑言をわめき散らし続ける人や勢力がある。
根本的に反日を言うならこの国から出ていくのが筋だ。
永遠の0の未曾有のベストセラーは世のパヨク的な事象への反発でもあった──と個人的にはみている。ほとんど日常習慣的に日本人は日本を下げすぎなのだ。他国には自国を酷い国だと卑下したり面罵する個人や団体がいない。いや、いないかどうか知らないが、少なくとも多数派ではない。が、日本はそういう手合いだらけなのだ。
──
宮部役岡田准一のほかでは、ふてぶてしく凶猛な感じの新井浩文がよかった。老年期は田中泯。日本刀の伏線がうまく回収されていい脚本だった。
孫のふたりを演じたうち姉は結婚して見なくなったが弟は本当にしんでしまった。あの若さであの立派な体躯であの端正な顔立ちで。・・・。なぜしななきゃならなかったのだろう。まったくわからない。陰謀論は信じないが陰謀でなければなんなん──という不透明が芸能界にはある。
今、永遠の0を見ると彼の死と宮部久蔵の「そのとき日本はどんな国になっているんでしょうねえ」という台詞がいやがうえにも重なりずしんとくる得体のしれない感覚がある。意図せずして岡田准一が三浦春馬にむかって敬礼するシーンがなんともいえない哀慕をともなってしまっていた。
──
山崎貴監督をみると映画監督たるもの理系が合理だと思う。といって監督が理系なのか知らないが理系的こだわりが映画には必要だと感じる。その反意語は“文系的お気持ち”であり「がんばってつくった」みたいな精神論も文系的お気持ちに含まれる。
こないだ所用で長野県松本市へ行った折松本美術館で山崎貴の世界という企画展をやっていたので見た。展示の最後に監督の出発点となった伊丹十三の大病人の絵コンテがあった。VFXの第一人者でアニメもやるので理系的と言ったのだがアイデアと脚本も構築する多能タイプだとあらためて思った。ふつうはどっちかがおざなりになるものだが山崎貴監督のばあいVFXのクオリティが高いだけでなく脚本に実がある。
映画製作の動機が承認欲ではなく、日本映画界(昭和ポルノ)に属しておらず、独自な来歴がある。かんがみるに絵コンテや模型やセル画や仮装衣装やミニチュアなどさまざまな撮影用造形物の企画展が成り立つ映画監督なんて山崎貴とか庵野秀明とか押井守とかごく僅かしかいないのではなかろうか。デジタル処理とアナログな心意気が両立するめずらしい監督だと思う。
生きてこそ
第二次世界大戦後60年以上の時が流れ、当時の記憶を持つ人が
稀少となりつつある現在。(本編公開は2013年)孫世代が生存者に
当時のことを語ってもらう現代と、回想シーンとで構成される。
主人公がなぜ生きることに強く執着したのか、それを戦争という
理不尽極まりない出来事を通して描かれている。原作がしっかりして
いるのだろう、話の構成が上手く、現代の場面と回想場面が違和感
なく繋がって感じられた。
琴線に触れる場面があって何度か涙腺が崩壊した。特に井上真央が
出演している回想シーンが印象的だった。終戦後の生活ってあんな風
だったんだろう、日本にはああいう境遇の人がたくさんいただろうと
胸が締め付けられる思いがした。松乃(凄腕のパイロット宮部久蔵の
妻)が一度は希望を失いながらも再び人生の喜びを見いだしていく
過程が丁寧に描かれていて心に残った。
ベテランから若手まで出演者はみんな良かった。
風吹ジュンは自分が思春期の頃憧れのお姉さん的存在だった。
その彼女が経験を重ねて現在も年相応の役を演じているのが嬉しい。
心の美しさ、優しさを感じられる魅力は衰えない。
近い将来、戦争体験を直接語ってくれる人はいなくなる。しかし
戦争がいかに理不尽でむごたらしいものかは後世に引き継いで
教えなければならない。そして、語り継ぐのは今を生きる人間の
使命でもある。この映画は架空の物語であっても随所に歴史的事実を
織り交ぜているし、映像の再現性も高い。貴重な資料と成り得るの
ではないか。
ドリパス(会員のリクエストにより劇場での復活上映が決定)にて
2023年6月鑑賞。約10年ぶりとなる。主な出演者でこの10年の間に
人生の節目を迎えた人もいる。結婚した人、実刑判決を受けた人、
故人となった人。病死は不可抗力だが若くしてこの世を去った
三浦春馬氏の場合はどうなんだろう?自殺とされているが本当なのか?
もし精神的に追い込まれていたとしても自殺は生命に対する冒涜で
罪深いこと。事実関係が分からないので何とも言えないがこの映画が
描いていたように生きることへの執着はなかったのか?が気になる。
役に真摯に向き合う姿勢が評価され、ファンからも愛されていたの
だから人々を失望させて欲しくなかった。
エンディングテーマ曲はサザンオールスターズの「蛍」。
余韻に浸れる終わり方だった。
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