劇場公開日 2013年12月21日

永遠の0のレビュー・感想・評価

全431件中、21~40件目を表示

3.5左と見せかけて右

2022年7月10日
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非常に完成度の高い作品でした
【音楽】
シリアスなシーンではひたすら同じ不協和音的な音楽を流していましたかね。それによってシーンの切替が素直でしたし、緊張感があって良かったです。
【映像】
過去から未来、空撮から空母まで、作り込みを感じました。若干空撮に力不足感がありました。光の当て方とか、もっと工夫できそうでした。空中感が弱かったです。
【演技】
過去映像は特に、時代劇テイストというか、舞台調のハキハキとした表情とセリフ回しでした。観る側としては老若男女問わず分かりやすくなる一方で、良くも悪くも作りモノ感が否めなかったです。
【脚本】
大日本帝国時代の体制に対して抗う主人公なので、あたかも戦争に対する反対姿勢があるように見せかけて、見終わった時には、命を掛けて祖国を守り抜いた先人の方への感謝へと誘導していたと感じました。つまり戦争賛歌となっています。
少し危ういかなあと思いました。
かなり議論のあるところですが若い世代は少し冷めた目でこの映画を見たのではないかと思います。

こういった映画は、是非高校の授業などで見せて欲しいです。そしていつの時代でも純粋な感想を持って欲しいと思います。

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とまちゃん

2.0画面に緊張感がない

2022年7月10日
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単純

演技、脚本はどうでもいいですが構図が格好悪い。言いたいことはもっとあるけどただの悪口になるので書かない。

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バクロン

5.0やっぱり最高の映画

2022年7月4日
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泣ける

おもろすぎ

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ぺい

4.0その後、ドラマ化されたけど構成もキャストも映画の方が断然良い。 原...

2022年6月24日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

悲しい

その後、ドラマ化されたけど構成もキャストも映画の方が断然良い。
原作は読んでいたけど、映画はよくまとまっていたと思う。
戦争や特攻の無謀さを伝えるだけではなく、残された人々がどのようにこれからを生きていくのかという部分が描かれている点がよかったと思う。
あの時代に生きた人々の体験、言葉にできない秘めた想い、後世において考えさせられる。
映像としても零戦の戦闘シーンはすごかった。
あの最後の岡田くんの表情が忘れられない、観終わった後も余韻がすごく残った記憶がある。それだけ印象的で演技がすごくよかった。

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よっしー

4.5繋がる

2022年5月12日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

悲しい

ベストセラーが原作の場合、期待し過ぎて裏切られることが多いので、原作を読まず、本作情報も収集せず、極力、先入観を排除して鑑賞した。

本作は、太平洋戦争中、家族を守る為に生き残ることを貫こうとした凄腕のゼロ戦パイロット・宮部久蔵の半生を壮大なスケールで描いた感動作品である。設定は現代であり、孫が祖父である宮部の戦友を訪ね、戦友が語り部となり、最初は臆病者と揶揄された宮部の生き方が徐々に解き明かされていく。

戦友を語り部とすることで、戦友や孫が生きる現代の目線で、客観的に、戦争の不条理、宮部の生き方を捉えることができる。戦友の語りがそれぞれ小さなエピソードとなっていて、エピソードとエピソードが螺旋状につながって、我々を徐々に宮部の生き方の核心に導いてくれる。また、太平洋戦争を史実に基づき丁寧に描くことで、戦争の不条理と宮部の生き方が対比され、際立ってくる。戦争を通して、生きることの意味を真摯に問い掛けている。

宮部は主人公であるが、多くを語らず、彼の選択した生き方の背景、根拠は説明されない。我々は彼の行動の真意を映像表現から推測するしかない。想像するしかない。不親切とも思えるが、本来、映像表現で我々にメッセージを伝えるのが映画の醍醐味であり、余分な説明を排除したことが、却って作品に深みを与える結果になっている。

ラストシーン。人間の命、その生き方は仲間や家族を媒体にして永遠に受け継がれるという本作のメッセージが凝縮されていて、とても感動的であった。観終わって劇場内が明るくなっても暫く席を立つことができなかった。

永遠の0というタイトルが秀逸である。何故、零でもゼロでもなく0なのか疑問だったが、観終わって、0という数字は、命/生き方は永遠に繋がっていくものだということを示唆していると理解できた。戦争を知らない人達に是非観てもらいたい作品である。

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みかずき

3.5【観るタイミングで異なる印象を頂いてしまう深イィ映画】

2022年3月20日
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鑑賞方法:DVD/BD

泣ける

悲しい

難しい

・2013年公開の日本の戦争ドラマxミステリー映画。
・司法試験に落ち続けて漠然と迷いながら生きていた佐伯健太郎が、ある日、自身の祖母が他界したことをきっかけに、血縁上の実の祖父が別にいることを知り、彼を知る人たちを訪ねて調べ始める。太平洋戦争でゼロ戦パイロットとして戦っていた実の祖父に対して「いつも逃げ回る臆病者」と嫌気をぶつける人もいれば「一番強い人」と尊敬する人もいる。追っていく中で、実の祖父は「家族を守るために自分は絶対に死なない」という信念をもって生きていたことがわかってくる。一方で、終戦直前には特攻隊として出撃して死んでしまった祖父。見えてくる祖父に対する様々な矛盾した情報から祖父が死んでしまうまでの真意を探っていく…  という大枠ストーリー。

[お薦めのポイント]
・観るタイミングって大切…と実感。若かりし頃に観た時とは違う見え方で感動しました。
・ヒューマンドラマとミステリーとアクションがうまく融合されていました。
・「今、生きていることの幸せ」を素直に感じ、「丁寧に生きよう」と自戒が生まれました。
・答えの見えない「永遠の0」というタイトルに思考を巡らせる楽しさ。

~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~
・観るタイミングって大切…と実感。若かりし頃に観た時とは違う見え方で感動しました。
 ∟若かりし頃に観た感想メモを見ると、「丁寧に生きなきゃ、とは思ったものの、感情を揺さぶられるほどの共感はあまりなかった。映画館で観なくてもよかったかも。なんというか、言いたいことは理解ができても、共感ができないイメージ。これは演出の問題なのか、物語の問題なのか、それすらイマイチわからない。現代と過去(太平洋戦争の時代)を行ったり来たりすることで、戦争時代の宮部さんに没頭できなかったことが原因かもしれない。」といった趣旨で記載がされていました。
 ∟今回改めて作品を観て、大筋、過去の自分に合意。笑 ただ、共感度合いは全然異なるなぁと感じました。守るもの(奥さんや子供など)がいる状態とそうでない状態による感じ方の違いかもしれません。もしかしたら、長く生きた分、感情経験が積み上げられたからなのかもしれません。いずれにしても、観るタイミングで異なる見え方のする、ある意味奥深い映画なのだと思いました。
 ∟現代と過去の行ったり来たり(対話形式)は、今でも「冷めてしまう要因」として響いてきました。しかし、宮部さんの真意や各種伏線を伏せつつ、物語をだらけさせない(過去の状況をかいつまんでテンポよく見せる)、ためには、観客が「冷静になる瞬間」を持たせてでも取り入れるべく明確な意図を持った現代と過去の対話形式、なのかもしれませんね。こればっかりは作り手でないのでわかりません笑 少なくともここに関して、過去に抱いたほどの違和感は感じずに最後まで楽しんで観ることができました。

・ヒューマンドラマとミステリーとアクションがうまく融合されていました。
 ∟青年 健太郎の目線で見る実の祖父宮部さんの素晴らしい信念や行動、家族を思う気持ち、それを取り囲む部下たち、特攻隊員となり散るまでの苦悩。その妻(健太郎の祖母)が宮部さん亡き後も必死に生きる姿。それらにしっかりと感動させていただきました。

 ∟そして、宮部さん(実の祖父)が「特攻隊員になり最後を迎える」までに張り巡らされた数々の伏線と、彼自身の真意、これがミステリー要素。音楽もそれっぽく、わかりやすい演出がされています。 ∟加えて。これだけドラマチックな内容ならアクションシーンは手を抜いてもよかろう…などと思っていましたが、かなり見応えのあるリアルな戦闘シーン。
 ∟これだけの見応えがあるのですから映画館で観たい作品です。かつて「映画館で観なくてもよかったかも」とつぶやいた過去の自分を恥じます笑

・「今、生きていることの幸せ」を素直に感じ、「丁寧に生きよう」と自戒が生まれました。
 ∟この映画を観て一番嬉しかったことは、素直に「生きていることがとても幸せ。だからもっと丁寧に生きよう」と思えた事です。ただ流れていく日常生活を目を見開くことなく、幸せをかみしめることなく雑に生きてしまってたなぁと自戒しました。。。
 ∟戦争映画を観れば大抵は「誰かの犠牲の上に私たちは生きている」と感じて「人生を大切にしよう」と思うのですが、この映画はより強くそう思わせてくれました。(もしかしたら、あまり良い印象を持てなかった「現代と過去の対話形式」は、終盤でそう思えわせるための仕掛け的に用意された素敵演出なのかもしません。)

・答えの見えない「永遠の0」というタイトルに思考を巡らせる楽しさ。
 ∟映画を観終わると、必ず皆さん「永遠の0って何?!」と考えると思います。そういう終わり方をしてくれます。そこで改めて考えるわけですが、それがなかなか面白い。過去の鑑賞時には、旅立ったゼロ戦で特攻隊として最後を迎えた宮部さんが帰ることのない状況、つまり永遠にゼロ戦にいる(=永遠のゼロ)、と思いました。しかし、以前とは見え方が若干変わった今回は、「物語をつなぐ」という意味も含まれている感じました。それは作中の以下のような台詞から、「国が続く」「物語をつなぐ」「幸せな国」「未来への希望」などのワードが想起されて、個人的な見解に至りました。
  「この国がずっと続いていってほしい」
  「そのとき日本はどんな国になっているんでしょうね」
  「生き残った者がしなければならないことは、その死を無駄にしないこと。物語を続けなければならない」
  「私たちだけが特別ではない。あの時代、そんなことが沢山あった」

 ∟宮部さんがゼロ戦に乗って自ら敵艦に突っ込むことを決心できたのは「永遠にこの国に幸せな未来が続きますようにという願い」を信じることができたから。そして実際に、健太郎という存在が、当時を生き残った方々の存在が、現在にある。そして、健太郎自身も祖父の物語を明らかにした結果、それをしっかりとつながなければ(≒人生を大切に生きなければ)という意思が芽生え始め、今までと変わらない日常なのに不思議と景色が変わる。そうやって、「ゼロ」戦で散った宮部さんの信念(物語)は「永遠」につながれていくであろう、という希望に満ちた結論に感じました。 ∟とはいえ、原作者さん製作者さんの真意はわかりません!笑 でもいいのかな、と。それを考察する行為そのものが楽しいですし、戦争反対!にもつながりますし、幸せに生きよう!という力にもなる。これが映画の持つ魅力そのものなのかもしれません。

・私自身も10年の時を超え、改めて鑑賞し、見えるものが異なる楽しさがありました。「面白いからもう一度観たい」ではありませんでしたが、過去の鑑賞で何か引っかかるものがあり、ふと、もう一度観ることになりました。これもまた、不思議な「つながり」なのかもしれませんね笑 改めて、映画は観る人によっても、その人の状況によっても見え方の変わる素敵な芸術だと体感させて頂けました。ありがとうございました。

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#全体3.7 #物語3.7 #演出3.7 #演技3.7 #配役3.7 #映像3.7 #音楽3.7

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3104arata

0.5大きく期待はずれ

2022年3月20日
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全くもって期待はずれ。
感動の押し売りというか、ストーリーが薄っぺらすぎて一滴も涙が出ない。

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@ポギー

2.5原作者

2021年11月12日
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百田尚樹という人の文章力は凄まじい。どんどん読める、読めてしまう。わたしもボロボロ泣きながらこれを読んだ1人だけれど

なぜだろう、映画化するのは違う気がするし、上手く描けてるとも思えない。

戦争を描いてるのか尊厳死を描いてるのか無駄死にを描いてるのか。血の繋がりを描いてるのかわからず。何かをぼかしてるせいなのか、主軸がブレてて良くないと思う。

この映画では泣けませんでした。

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大粒 まろん

4.5感動しました。とてもいい映画です。お盆休みに見たい映画です。 見入...

2021年7月31日
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鑑賞方法:DVD/BD

感動しました。とてもいい映画です。お盆休みに見たい映画です。
見入ってしまいます。

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ふくさん

今の日本があるのは.....

2021年7月18日
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鑑賞方法:DVD/BD、映画館

三浦春馬さんの命日に、改めてBDを視てみました。
この映画については賛否両論がありますので、敢えて採点はいたしません。

二十歳前後の多くの若者が何を思って逝ったのか。
宮部が語る『どんな国になっているのでしょう』という言葉に託された想いが、この映画の全てではないでしょうか。

〝かくまでに醜き国となりたれば 捧げし人のただに惜しまる〟この句に、皆さんはどんな想いを巡らされますか。
あの戦争で逝った若者たちに、恥ずかしくない社会が、そして自分が、いまここにいますか..........

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tolucky85

3.0原作のがいい

2021年6月1日
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原作読んで心ちぎられてすぐ映画みた
岡田くんがやっぱりすげぇ
本読んだあとだったから、映像見ながら
ああだったのかなこうだったのかなと思って
やっぱり心ちぎれたんだけど、
映画だけ見た人はなんのこっちゃになるんじゃなかろうか

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namakemono

4.0生きる

2021年5月6日
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鑑賞方法:VOD

泣ける

色々考えさせられる映画でした。日本を守るために自分を犠牲にして戦った神風特攻隊。とにかく涙なしには観れません。原作の本も夢中になって読みました。戦争を知らない世代には、ぜひ観てほしい映画です。

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足立裕子

4.5

2021年3月14日
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死にたくない、それは愛してるっていうこと

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Koki

3.0残酷さを消した綺麗事な戦争物語

2021年3月6日
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ドリパスで映画館上映が実現したので観に行った

祖父が特攻する決断をするまでの葛藤や恋愛物語。
フィクションとはいえこれ程現実を歪めてもいいものか
待っているのは残酷しかない
待ち受けているのは生はない死しかない
宮部が後半精神を病んでいっていることが分かる
生への執着が尽く虚しい夢とちり、自ら特攻を志願する

三浦春馬がNHK特集ドラマ太陽の子で自ら特攻を志願する姿と重なる

上映が終わった後、三浦春馬ファンからの拍手の嵐。

まるでそれは三浦春馬のこの世の去りかたの美しさに拍手をしているかのよう。

戦争映画としては生ぬるく感動者に仕上げたい浅はかな脚本とこの作品を若い者たちが見て何を学びとして受け取るのか甚だ疑問である
三浦春馬さんの追悼には太陽の子と共に見るべき映画

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amycinema

4.5戦争映画かどうかは俺にとってはどうでもいい。 この映画は「戦争時の...

2021年2月15日
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戦争映画かどうかは俺にとってはどうでもいい。

この映画は「戦争時のリアルに欠けている」なんて一番どうでもいい。

俺にとっては一つの時代の中で必死に家族を想い、生きた男とその家族達の物語。

誰かを大切に想うこと。

誰かを自分以上に大切にすること。

死を覚悟してもなお、愛を貫くこと。

凄い男の物語だと感じた。

自分勝手に彼女を困らせてばかりの自分が本当に恥ずかしくなった。

誰かに言われる前に、この映画を見て‥それに気付けて良かった。

恥ずかしさと、悔しさで-0.5の為、☆4.5 (笑)

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Daichi Kitakata

3.0成功脚色。原作より効率良い語り口。

2021年2月6日
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家族、愛、友情、生死、特攻。
日本人好みのピースを感動一点に目掛けて丁寧に脚色整理した山崎貴、原作より効率良い語り口。
三丁目1と並ぶ成功脚色。
感動の為の装置として戦争や特攻を弄る危険を自覚しつつ支持。
泣いた。

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きねまっきい

3.5原書を読んでないと、伝わり切らない気はする

2020年11月20日
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当然のごとく、はしょりまくらないと2時間にはおさまらないので、原書を読んだ記憶で間を埋めながら見た。

が、とにかく岡田くんが素晴らしい。
こんなにいい役者だと思わなかった。
ラストシーンなんかゾクッとした。

いらない(やりすぎな)シーンがあるのは残念だけど、岡田くんと井上真央ちゃんを見る価値あり。

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UNEmi

4.0EDはB'zの『永遠の翼』と記憶違い

2020年8月9日
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鑑賞方法:DVD/BD、映画館

泣ける

興奮

知的

原作未読
百田尚樹氏は満足しているようだし原作に忠実か原作以上の出来なんだろう

2014年3月15日地元のイオンシネマで観た
それ以来DVDとかテレビで何度も観た
13年末に公開されたからわりとロングラン大ヒット
三浦春馬自死のためまた観たくなった
三浦春馬の1番の代表作は『君に届け』だと思うが
モテない男にとっては『君に届け』の良さがわからず三浦春馬といったら『永遠の0』で決まりだよねってことになる
田中泯を観てたらお爺さんになった三浦春馬を見たかったなと思ったアプリとかじゃなくて

戦争映画の王道
戦争映画の傑作

CGに不満を漏らす者もいるがこれで十分
子供の頃は酷い代物を観せられたから何も不満はない

岡田准一が濱田岳を怒鳴るシーンはゾクゾクしちゃう

新井浩文もいいね
独特の雰囲気を持った役者さん
お勤め済んだら自ら去勢して役者復帰してほしい

三浦春馬演じる弟と吹石一恵演じるフリーライターの姉が元日本兵のお爺さんたちにインタビューする形式で話を進めていくのが良い

最後の最期まで岡田くんかっこいいなあ

今も昔も狂気の時代
いつの時代も若者が犠牲になる

生きねば

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野川新栄

2.0伝説を作るのは死んだ者ではなく、生き残った者が作り上げるのだということを再認識しました

2020年7月19日
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鑑賞方法:映画館

実話もの。
なので、話がどうしても矮小化されてしまいます。

一言で言うと、実の祖父の生きざまを知ろうとする孫が聞き込みをして回るという話です。

しかしわずかの人数に聞いて回るだけ。それで祖父の生き方を知ったような気がした……というストーリー。
祖母役の井上真央さんの熱演は見事であるものの、それ止まりでした。

涙腺がゆるい周囲の人たちのすすり泣く声は聞こえますが、私としては、なぜこの話で感情移入できるのか、泣けるのか、まったく不思議です。

戦闘シーンにしても、けっこう映像を使い回していて、あれ、このシーン、さっきもあったぜ??? と、興ざめ。
CGの作成費用は高いから予算上やむをえず……なのでしょうけど、疑問でした。

史実では日米両軍とも艦船がうじゃうじゃいるはずなのに、映画に出てくるのは主に日本側の空母一隻だけ。
予算の関係かも知れませんが、これではいけません。

伝説を作るのは死んだ者ではなく、生き残った者が作り上げる作業ですから、その伝説の構築作業そのものとして観れば、たしかに成功していると思えるのですけど。

というわけで、私には「なんだかなー」という感じでした。

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お水汲み当番

3.0戦争は自己犠牲の強制

2020年5月22日
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鑑賞方法:映画館

太平洋戦争の最大の被害者である若き特攻隊員の自己犠牲をドラマチックに描いた感動作。日本映画が漸く一方的な戦争批判の呪縛から解放された視点が興味深い。日本の陸海軍内部の構造不備が一番の問題であろうが、負ける戦争に突入した当時の日本人一人ひとりの責任が大きい。原作では戦争を煽った新聞社の責任を扱うが、映画はそこをカットしている。あくまで戦争に命を捧げる悲劇の物語になっている。ただ、山崎貴の過剰な演出が最期を台無しにしている。男の俳優は軍服姿になれば誰でも様になる。問題は、普段着の男優をどれだけ魅せるかに演出の是非がある。三浦春馬の演出に最も力を入れなければいけない映画なのに、単なる感情の絶叫ではそれを放棄したことになる。岡田准一、染谷将太の演技は素晴らしい。特に岡田准一のヒーロー像は唯一無二のカッコよさであった。

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Gustav