永遠の0のレビュー・感想・評価
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永遠の0
ゼロ戦の搭乗員だった宮部久蔵の生き方に、人間の素晴らしさを感じました。 本当に大事なことをどんな状況に置かれても、ひたすら耐えて守って行く姿に、何度も涙が溢れて、声を出して泣きたいの必死でこらえて観ていました。 凄く感動しました。
涙 涙
私も小説を読むまでは、特攻=自爆テロと思っていたかもしれない。今の平和な日本は宮部久蔵のような英霊のおかげであることは間違いありません。平和を享受している現代人はその事を忘れないことが,英霊達の供養になるのでは!
良作だけど、エンタメの限界
美しく、素晴らしい作品。 ただし、映画だけで終えてしまうと誤解する作品。 映画としてはうまくまとめているし、映像もキレイ。 ただ、「あの戦争とは」「なぜ特攻なのか」といった大きな背景があの時間では描けないことと、「製作費を回収する義務」がある映画が持つ宿命=「万人受けする+敵を作らない」ための小説からの設定変更が本作を浅いものにしたことは否めないと思う。 この映画に高評価をつけている人、これから観に行きよかったと思う人は、ぜひ原作を読んでほしい。 加えて、原作に挙げられた参考文献を少しでも知ってほしい。 それが、この作品に「エンタメ」以上の価値あるいは★5つを超える意味を持たせることになると思います。 映像が格好いい、出演者が好き、音楽が好き、暇つぶし・・・。 どんな理由で観に来たにせよ、この作品を観て良かったと思う人には、フィクションの「宮部久蔵」の裏に、たった70年前の日本人が何をし、どう生きたかをもう一歩深く考えてもらうと、この映画は真の価値が出る気がします。 逆にそういうことを考えるのは苦手とか、本作は戦争賛美で許せない、と思った方は、私のレビューなど無視してください。
原作をぜひ読んで
限られた時間内に原作の要点をよくまとめてある作品だと思います。戦争の悲惨さは固より人として大切なものを訴える作品になっていると思いました。
ただ欲をいえば原作の細かい心理描写や人間のさまざまな感情をもっと組み入れて欲しかったと思いました。
朝日新聞が協賛になっているのでそれ以上表現できなかったのかとは思いますが、原作に出てくる特攻はテロリストだと語った人物が
明らかに朝日新聞社の記者と自分は解釈していましたので・・・
戦前、戦中の朝日新聞と戦後の朝日新聞はあまりにも違いすぎることを知るには原作を読んだほうがわかりやすいと思います。
素晴らしい作品!
『生きる時代は誰にも選べないんだよなぁ。』 って、今更だけどそんな当たり前の事に改めて気付いた。 生きる意味って? 生かされている意味って? 強く生きるってどうゆうこと? 誰かを想うってどうゆうこと? 人間臭くて魅力的な出演者達。 なんで戦争を経験していない人達なのに、あんな表情ができるんだろう!? あ‐‐‐‐‐泣いた!!!!! 目を背けたくなる様な生々しさと残酷さをもったシーンが他の戦争をテーマにした作品に比べると少ないように思うが、 それも私としてはありがたかった。 あの終わり方も好きだなぁ。
零から始まる!
荘厳な覚悟と人一倍の優しさで生きた零戦搭乗員の宮部久蔵を、 岡田准一が実在感を抜群に力強く体現しておりベストアクト。 格好良すぎる田中泯と、 慈愛の貫禄で魅せる夏八木勲の存在感もまた秀逸!! ベタに走り過ぎず淡々と訴えかける人間ドラマが良い。 現在と過去の交互展開により"戦後"が地続きであると伝え、 "今を生きる"意味を問いかけ居住まいを正させてくれる。 戦後をずっとずっと守り続けて非戦の永遠を願う。
感動しました!
私は戦争時代を知りません 戦争なんて興味ありませんでした、ついでに言うと今ある国際問題全てを戦争で片付けろとそう思ってました。 この上の意見に賛同できる方は特に見るべきです すべての命は大切にしましょう
ありがちな戦争映画
ラストはグッとくるとの前評判を期待して観ていましたが、よくありがちなストーリーでした、主役はいいが三浦春馬、井上真央の演技は臭いと感じました。サザンの歌はいい。 あの時代、家族を思いながらお国の為に死んでいったのは皆そうです。
多くの人に見てもらいたい映画
原作を読んでから映画を見ると殆どはがっかりするものですが、この映画は違います。テンポの良さ、素晴らしい映像に引き込まれ、あっという間の2時間半でした。 戦争を題材にすると、勝った負けたとか、戦争はとにかく繰り返してはならない出来事だと押し付けたり、または多くの兵士が死に目を背けたくなる映像が流れたり、というのが通常ですが、この映画は違います。「愛」の映画です。目を背けたくなるようなシーンは一切無く、終始涙が止まりませんでした。
悪くはないのだが・・・
劇画、原作の順で見て読んだ。
映画の中だけで全編を盛り込むのは不可能なためか、やや薄味な感も。十分泣ける内容ではあるが・・・
出来によってはあと3~4回劇場鑑賞しようかとも思ったが・・・あと1回くらいかな?
いくつか気になった点
・宮部は音や振動でエンジンの調子が分かるほどのパイロットというのが具体的な前フリとしてあれば、52型から21型に乗り換えた経緯に重みが増したのに。
・姉がチャラい感じで物書きに見えない(祖父の家から帰る時のバイバイは何だか軽すぎ)。
・弟、司法試験に頑張ろうという姿で終わらせてほしかった。安易なお涙ちょうだい?これがなくても十分、泣けるのに。
・某全国紙批判の件が同級生同士の会話で終わってしまって、結構重要なところなのに、残念な演出。ここを表現できないのが弱いところか。ある意味、現代版の検閲か?殺りく兵器なんて言葉、弟から出てこないでしょ、普通。元特攻隊員の言葉だからこそ実感がこもるのに。
・取材した零戦乗りの回想、もうちょっと深くやってほしかった。前段、腕をなくした長谷川の件が残念だった。単なる頑固おやじで終わった感が。その後のエピソードで精算したかったのだろうが・・・長谷川の悲哀も入れて欲しかった。
・ミッドウェイ海戦、端折りすぎ?雷撃が長く続いて完全奇襲で急降下爆撃なのは語り部に語らせて補足すべきだったような・・・
・CGは全般的にうまかったと思うが・・・空母赤城の航行シーンに重量感がなさそうな。
・航空隊の初着艦シーンでの飛行甲板上の整備兵、へらへらしすぎでは?また、着艦した戦闘機、さっさと下に降ろさないと、前側に固めて置いたまま次の着艦をやらせるのか不思議・・・着艦に失敗したら全部の飛行機が使い物にならなくなる危険が。斜め甲板のある終戦間際の米空母と違うのに。
・大石が撃墜されたとき・・・原作はシコルスキーとなっていたので本来はマスタングじゃなくコルセアのはず・・・変える必要があったのか?(些末なことだが)
・「特攻隊は自爆テロではない」と言う点は、もうちょっと強調してもよかった。過去があってこその現代、未来なのに。作戦の外道を賛美する必要はないが、いかに戦ったかと言う点は明確にすべき。劇画では一番に泣けるところだったのだが・・・
・ラスト、映画的にはおそらく正解なのだろうが・・・特攻賛美と言うわけではなく、宮部はやっぱり凄かったんだなという所が欲しかった。
・挿入歌は・・・「海ゆかば」が一番泣けますけどね・・・商業的にしょうがないか・・・悪くはなかったが。
追記
・12/25、2回目を鑑賞。やはり3回目はないかな・・・
・原作で某新聞社批判をやっておいて協賛にその新聞社が名を連ねているのはどうなんでしょう・・・
・30数年前の戦記ブーム世代なので原作を純粋に小説として評価できるかと言うと、やや疑問があることを付け加えておきます(エピソードに当事者の手記の引用が多そうな)。
・凄腕のパイロットであるはずの宮部、景浦との模擬空戦でしか実力を見せていないのが残念。まさか、本当に逃げ回っていたわけでもなかろうに・・・(本当に逃げていたら銃殺刑もの)大石に助けられるエピソード、宮部自身も敵機を撃墜していたはず。
原作を、それほど損なわず頑張りました。
130万部の同名の大ヒット小説の映画化。本日二本目。そして、今年(2013年)最後の作品です。 実は(と言うか、当然に)原作も読んでいて、今回の映画鑑賞のために再読してみました。泣きました(苦笑)。 その原作の感動がどこまで、映画で描かれていたtかというか、う~ん、70%かな?多くの場合、小説を映画化する場合、細かい描写は簡略化されたり、表現や舞台の一部が、時代に合うように書き換えられてしまったりするわけですが、この作品の場合も、その洗礼は避けては通れませんでした。600ページ近い小説を、そのまま映画化するわけには行かないわけで、省略したり、書き換えられたりしていました。ですが、多くは、原作のとおりで、原作を読んでいても、ギリギリ意味が通る程度の改変と私は思いました。 でもやっぱり、感動度合いは、原作のほうが大きいですね。あの長い話があってこその感動なわけで、それが簡略化されると、少なからず、話の辻褄が微妙に合わなくなったりします。今回は、ギリギリ辻褄は合わせていますが、それでもなお違和感は否めませんでした。 映像的には、やっぱり、CGはCGですよねぇ。アメリカの作品では、CGだとはわからない程の品質のCG作品(本日一本目の『ゼロ・グラビティ』もそう)が、数多く生み出されていますが、二本の場合は、まだ、CGはCGとしてハッキリと見て分かる程度の品質ですね。そこがちょっと残念。 私の場合、原作を何度も読んでいたので、原作との違いに少なからず違和感が有ったわけですが、原作を読まないで、この映画だけ見れば、それはそれで充分、感動的な内容になっていたと思います。
感動
零戦の臨場感すごかったです。 時間を忘れるくらい見入ってしまった。 戦争物が苦手という人も ぜひ見て、思いを馳せてほしい。 涙なしでは観れません。 終わってしばらく席から立つことが出来ませんでした。
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