永遠の0のレビュー・感想・評価
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よくある戦争映画ではないですね。
ありがちな涙を誘う戦争映画かと思いましたが、言葉一つ一つに訴えるものがあり素直に考えさせられる映画でした。
脇を固めるキャストも素晴らしいですし、映像の撮り方も迫力があります。映画館で観るべき映画です。伏線も引いてあり展開もよく144分があっという間でした。
日本が戦争を知らない人だけの世の中になってしまったら、、、と考えると貴重な内容だと思います。語っていくという視点もよいですし。
ちなみに妊娠中に観に行ったので、通常より涙が半端なく堪えるのに必死でした。旦那もですが、周りの男の人もかなり泣いていました。
しかしお涙頂戴で作られた映画では決してないです。
そんなにええかー?
原作を読んで映画を観るという。
日頃、本を読まない僕からしたら非常に珍しいことである。
戦争時代に生まれていない私などは当時の状況がさっぱりわかりませんが命の尊さを学びました。ちなみに泣きはしなかったです。
久々に泣いた…
よく映画を観に行くのですが
こんなに泣いた映画は初めてでした。
観たあとに色々と考えさせられ
生きることの大切さを改めて実感しました。
今まで観た映画の中で一番良かったです!
※エンドロールでサザンの『蛍』が流れた瞬間に涙が…
最近の日本映画の中ではベスト作品です。
この作品は最初に本を読み感動しました。 どの様に映像化されるのか?と思いながらもなかなか映画館へ行かずにいましたが、急に思い立って映画を観ました。 私の感想は、最近の日本映画ではベスト作品だと思います。 物語の流れに自然と涙が出て、映画が終わった後もなかなか立つことが出来ませんでした。 また観たくなる映画です。
映画の感想では「戦争の美化」「特攻隊の美化」などの意見もありますが、私はこの映画は全く反対の「戦争はおろかであり」「死ではなく、生きて行く事を大切にする」その様な事をを考えさせる、非常に深い意味を持った映画でした。
映画の中で主人公宮部久蔵と戦友の景浦(現在ではやくざの親分と思われる役)の会話で、戦争は持てる技術で争うのであり、特攻という「死を持って戦う方法はおろかだ。間違っている。」という場面には、本当に感動を得ました。
実際に特攻で亡くなった方は20代の若者です。 しかしその特攻という戦術・手段を考えた人又その特攻をを強制した人は、自分は特攻を実行することもなく、持っていた権力を持って若者に死を強制し、そして戦後も自決をせず生き残り、恩給を受け、70歳~80歳まで長生きをしたとも聞いています。 本当におかしな話です。
そこに疑問を持って、若者を残して、残る家族を託し、自分が特攻を選択した主人公には、本の上又映画の世界の物語ですが、本当に心から感動します。
本当にこの映画は、最近の中では素晴らしい作品でした。 又この様な作品を待っています。
戦争映画ではない
原作を読んで観たけど、抜くとこぬいて上手だなと思った。ただ戦時中というリアルな面も抜けてたと思う。愛の映画になってた。内容が、素晴らしい俳優陣の演技と最後の勢いにカバーされて上手く化かされた感じ。。海で泳いでるシーンが一番好き。
軍人が護るべき、国の中で
最近の「8.15」作品に、“ありがち”な現代から捉えた「戦争の時代」の話。
ただ「現代」が「平成16年」なのは夏八木勲さん演じる元特攻兵の言葉
「10年経てば、“その”世代が皆、鬼籍に入る」
から、逆算しての設定だろう。
確かに10年経った平成26年、もう戦争の話を出来る世代はだいぶ来世の方になり、しかも、幼少期に焼夷弾絨毯爆撃や機銃掃射の思い出をうっすら覚えてるような世代も亡くなってるんだもん。
前置きをしておくと、アメ公側から描いた「プライベートライアン」とか、「パールハーバー」に感動とか、共感覚える人間には、日本人が描く戦争映画にどーこー言う筋合いは無い!
平幹二郎、橋爪功、山本學、田中泯、夏八木勲の元航空・特攻隊員の証言から、ある一人の航空兵の人物像を掘り下げていく物語。
・真珠湾攻撃
・ミッドウェー海戦
・ソロモン航空隊
・マリアナ沖海戦
・内地空襲の反攻
・鹿屋特攻基地
“空兵”を描いた“戦争作品”としては、原作は百点満点であると言えるが、星が1つ足りないのは山崎貴作品特有の
・CG偏重による、物語の奥行き感の薄さ
・クライマックスがやたら長い
点に置いて減点。
東宝戦争映画がと言うと、どうしても、
「特撮」があり、その特撮を凌駕する「深い人間ドラマ」を期待してしまうのに、
「零戦燃ゆ」(1984)以降、殆んど戦争映画を創らなかったのと、
田中友幸プロデューサーの存在が無い今、過去の「東宝戦争映画」の栄光を求める事自体、無理な話か。
歴戦のエースパイロットたちと零式艦上戦闘機が捧げた「国に対する魂の籠った命」に付いて、1から説明をしないといけない時代だから、“証言”と言う形で丁寧に説明し、如何に主人公「宮部久藏」が異質な存在でありながら、空兵として大事な「心持ち」を大事にしているかよく判るように創られていて、先の戦争を真正面から捉える事に窮しない。
教官として、直援戦闘機として多くの学徒兵や少年兵で構成された特攻機が目的遥か手前でむざむざと果てる姿に打ちひしがれた久藏がいよいよ突撃を志願し、飛び立つ時の清々しい顔は、
「生き抜く事を是」とした人間が「必死」させた者たちの元へ旅立つ
本当に気持ちの晴れた瞬間なのだろう。
「生きる事を是とした人間にも死を是とさせる」
切々と感じる。
戦後の話がやたら長かったが、
宮部久藏主体の戦争作品としては戦後68年経っても魂の籠った作品だと感じる。
最期に、「濱田岳」、この役者は今後、名バイプレイヤーになりそうな気がする(昨年公開の「はじまりのみち」含めての直感)
取り合えず、若人よ、
異国の映画ばかり観てる暇あるなら「戦陣に往く先人」の作品を観よ!
涙もろいわたしだけど
戦争映画ってやっぱり感情移入しにくい、、
だって世代が違うんだもの、、
でもだからこそ、こうやって映画で色々なストーリーを知れるのっていいよね。
ラストのほうでおじいちゃんがいい事いってるなって思いました。
ちょっと長かったけど、まあ
飽きはしないで観られた感じでした。
素晴らしかった
とてもいい映画でした。
もう一度観たいです。
キャストが豪華すぎて驚きました。
主要な脇は全員見たことある人でした。
それと魅せ方上手いなあと感じました。
最後のあのたたみかける感じとか。
自分は原作読んでなくて原作と同じなのかわからないのですが、
ひとりひとりの観点、情報、感情などが様々で、その節その節すごく感動しました。
泣くのを我慢してると腹のあたりがグゥ〜ってなりますね。まあ涙は流してましたけど。
(普通の視点で観れば)いい感想しか出ないような映画だと思います。
日本の戦争映画として
の本の戦争映画として、今の日本に大きな影響を今も与え続ける太平洋戦争を考えるきっかけになるものだと思う。
戦争の美化や、特攻の賛美などはされていないし、純粋にドラマとして描かれている。
フィクションではあるし、宮部久蔵を綺麗に描きすぎている部分はあると思う。そこまで死にたくないと思う、原動力となった家族について、もう少し前の話があればと思う。
不満点は三浦春馬の演技のひどさ。
感情移入を途切れさせる。
最後の場面はいらない
実際の戦中はどうだったかはおいておいて、「生きろ!」というメッセージが伝わってきた。
でも、どう考えても最後の場面はいらない。
話者が孫なのに、なんであんな最後のシーンをわざわざ入れたのか。
戦後の話もそんなに長くやらんでもいいんやないかと思ってしまいました。
三浦春馬が下手すぎてムシロかわいそう
男性と女性で、泣くシーンが違うという現象が周りで起こりました。ある意味大変おもしろい。鑑賞後の評価も分かれますねこれは。
岡田くんの演技。折れる、を通り越して擦り切れてそこから更に漂白されてしまったような心の内をあの若さで演じられるのは、彼の他に誰ができただろうか。
一方で、三浦春馬の演技が酷すぎて驚愕。前半の演技は普通にみれたのは、『アラフォー篠原涼子との恋愛すったもんだドラマ』で演技の幅がバレなかったのはこれか!と納得。彼はまだチョイチャラな役どころしかできないのだと今回露呈されてしまい、むしろ気の毒。こんな観客動員数のこの映画でバレなくても…。後半に向け彼が祖父を想い真剣になればなる程、こちとら白々しい気分にさせられて、張り詰めたダンサー田中氏の演技を削りにかかるのではと、本気で心配しちゃったほど。後半はむしろ何とかして出さなくてよかったのでは?周りでも悪評高し。 あとあの脚本、せめてもうすこし何とかならなかったのだろうか。間延びしていて、涙腺が路頭に迷った。今後同じ監督の映画はちょっと期待しづらいか。 それにしてもダンサー田中氏の素晴らしさ、筆舌に尽くし難い。やっぱりきた!もう何もいえません。あんな『見てはいけないものを見てきた眼』ができるおじいさんがいますかね。いそうで絶対にいない。!格好良すぎおじいさま。染谷くんは既に『園子温』系で輝き過ぎていたが故、『いえいえ、こんなチョイ役で終わるわけはないダロ、きみは』と上映中ずっと追い続け、脳内で勝手にネタバレしちゃったのは、彼の今後の可能性のデカさ故です。
女性の私はあのセリフで二回ともボロボロきましたが、それは百田さんのおかげということにしときましょう。
子供向けには、たいへんいい映画です。
家族で、戦争に行くのが清い時代があったことを存分に話合うには絶好。
空に憧れて
人間は多面性があるもの。
ある人は宮部のことを「臆病者だ」「卑怯者」「国の恥」と言い、ある人は「命を大切にする人」といいます。
戦時中は戦争の雰囲気に飲まれ、誰もが「自分の命は大切だ」「死にたくない」とおおっぴらに言い出せなかった。負けを予期し意識したとしても「負ける」と言うなんてもってのほか。
当時としてはありえなかった人物像です。真っ直ぐとした目で堂々と自分の意見を言い放った宮部は、戦時を経験した人にとって『理想』のような存在なのでしょう。
偶像まではいきませんが、当時ここまではっきり戦争に対して真っ向から立ち向かった人物はいないはず。誰もが心の奥に「負ける」とか「死にたくない」というマイナス意見は秘めていたはず。
はっきりものを言う宮部は、理想化されているのだけど、その理想を描いて当時を生きた人の心を昇華させるのが、物語ってものですものね。
良い映画でした。
私は戦争を経験していないので、その時生きて過ごした人たちがどのような思いで暮らしていたかは、想像するしかありません。
その想像の手助けになるような映画です。
飛行機の内部がよく映っていて、自分まで雲の間をすり抜けて飛んでいる気分になりました。
空飛びたい。
戦争映画が持つ使命
あまりの高評価と盛り上がりに水を差すようなので鑑賞直後のレビューは控えた。
と言うのも私のこの映画に対する評価、感想は良いものではないからだ。なのでまだ観ていない方、そして本作を愛してしまった方は読まないでいただけるとありがたい。
戦争を題材にした映画は、それだけである種の責任が携わるように思う。
シリアスな作品であればあるほどその度合いも増すだろう。
作り手の思想や戦争映画に取り組む姿勢が画面を通して観る者に訴えかけてくるものだからだ。
この映画の見所、誉められるのはVFX。それだけだと思う。作り手が力を入れたのはそこなのではないだろうか。確かに零戦が飛んでいる様は違和感無く観れた。それは素晴らしい技術だと感心した。
原作は未読だが話としては良い話だと思う。しかしそれをカッコ良く見せることで(またはカッコ良く死ぬことで)「特攻隊」を美化していると感じた。
この最低最悪の作戦によって散っていった先人たちには敬意を表したい。
その先人たちがこの映画を観たらどう思うだろうか?自分達の無念さや戦争の不条理さを伝えていると言えるだろうか?
後世に戦争と言うものを伝えていくという点において本作ではダメだと思う。カッコ良いではダメなのだ。きっとカッコ悪いことがカッコ良くならなければいけない時代だったと思うからだ。
この映画は若者向けの商業映画だ。
だからなおさらたちが悪い戦争映画になってしまっている。
それが本作を観た私の感想である。
「海ゆかば」という記録映画がある。アメリカのジョン・フォードという監督が撮影したフィルムを日本が編集したものだが、その中に空母に突っ込む特攻隊の映像がある。アメリカ側の目線で撮られたその短い映像にはセリフなど勿論無いが、特攻という作戦のクレイジーさは痛いほど伝わってくる…。
なぜこんなに評価が高いのかわからない。
どうしてこんなに評価が高いのかわからない28歳です。
評価☆1つはやりすぎですが、他があまりにも高いので、という意味もあります。
普通に見るには決して「平均以下」とか「つまらない」とか、そういう評価にはなりませんが正直時間の無駄という感じはありました。
映画を通じて得るものがなかった!という点において酷評とさせていただきます。
高校生なんかは正直、つまんないんじゃないかな。
悪いことはないけど良いこともない映画。
原作を読もうと思いました。
原作を読んでからと思ってましたが、周りに薦められ先に映画を見ました。
感想は、なぜ皆、ここまで高評価なんだろう。
その理由がさっぱり分からない。
自分がひねくれているのかと考えてしまいました。
原作を読んで、結論を出したいと思います。
宮部が、家族を愛するがために生きて帰りたい。という気持ちがあるのは分かります。
でも、空中戦で戦闘を離脱していいのでしょうか?
逃げまわっていいのでしょうか。
自分の仲間や教え子を見殺しにしているのです。
逃げている自分は、その誰よりも操縦が上手いのに・・・
ヘタれ以外の何者でもない。
散っていた教え子や仲間にも家族がいるのです。
自分と自分の家族以外の命はどうでもいいのか。
あんた、教える立場の人間でしょ。
まずそこはきちんと仕事しようぜ!
生きて帰るのは、その後だよ。
と序盤でそう思ってしまった。
臆病者であり、卑怯者。
それなのに、そこは上手くごまかされて宮部が美化されている。
そういうことが分かった上での皆さんの評価なのでしょうか。
そういう、卑怯者を生み出す戦争は怖いね。いけないよね。
そんなノリなのでしょうか。
部下を見殺しにして、仮に特攻を選ばずに終戦を迎えたときに、
宮部は彼の教え子の親たちに会うことになるでしょう。
そのときに、宮部はなんと言うんでしょうか。
「あなたのご子息は立派な人でした。(僕は逃げ回って見殺しにしたけどね)」
自分の妻や子に「約束どおり生きて帰ってきました。(逃げ回って部下を見殺しにしてきたけどね)」
とでも言うのでしょうか。
臆病者で卑怯者でしかない。
仮に自分がこの人の孫だったら、ヘコむわー。
戦争は、こんな卑怯者を生む怖いものなんだぞ。
そういう意味でならこの映画はアリ。
でも、そういう方向では明らかにない。
宮部が特攻するときに、俺が命懸けで守る!と言ったヤクザの親分は素敵ですな。
そういう純粋な強い強い気持ちを裏切っている宮部にがっかり。
そして、なんとなくというか強引に宮部を美化しているストーリーにがっかり。
そして、それを分かってるのか分かってないのか、評判が異様に高いことにがっかり。
というのが、素直な感想です。
で、ここで冷静に客観的に考えて、少数派の私がどこかひねくれているのか?ネジがズレているのか?とも思う。
なのでここで終わらせずに原作を読んで、そして、もう一度、映画館で見てみようと思う。
それから自分なりに結論を出してみます。
これをご覧になった方でコメントなどあればください。
ちなみに、はじめて映画のレビューを書いてみました。
あまりにも評判が良くて見たのですが、自分が思ったこととあまりにも差がありすぎて、確かめずにはおられなくなってしまいました。
ちなみに、特別な主義や思想はなんにもない、普通の二児のパパでありサラリーマンです。
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