劇場公開日 2013年12月21日

「原作を読もうと思いました。」永遠の0 DoSさんの映画レビュー(感想・評価)

1.0原作を読もうと思いました。

2014年2月3日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

単純

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DoS
ケイさんのコメント
2014年2月16日

とにかく原作を読みなさい。

逃げ回っているのではなく、無駄死にをしない為に乱戦を避けているだけ。
貴重な貴重な戦力である、パイロット1人(自分)・戦闘機1機を失わない為に。

後半に関しては、教え子たちが戦闘中に逃げないように上空から見張る教官の立場なわけ(あのヤクザも同様に)

ケイ
たがやすさんのコメント
2014年2月15日

はじめまして

原作は半分ほど読んで止まってるのですが、純粋に映画を楽しむことができました。
がしかし、言葉にできないぐらいの小さな疑問がありました。「う~ん、面白かったかな?」
そこで映画のレビューをいくつか見ていると肯定派が圧倒的、否定派はちびちびとある。その中で見つけたDoSさんのレビューは、物語に乗れない理由をくわしく書かれている。
たくさんの肯定派を読んだ後で、自分の評価が心配だったのですが、「世間の評判と自分の評価に大きな差がある」という意見には安心させられました。私も同じ気持ちです。

そこでこの映画は何が言いたいのかと考えました。強く印象に残ったのは宮部さんの「生きる」ことへの執着心。それは戦時中には口にしてはいけない事だった。人間の命よりゼロ戦の数が減ったことを心配する長官を、現代人の私は共感できない。
映画のテーマは「生きる」ことだとすると、作品の欠点が見えてくる。原作の百田さんは外国の戦闘機の仕組みを説明することで日本の価値観との比較をしっかり表現している。当時、日本の価値観は異常だったと。
そんな異常な時代に生きた宮部さんの「生への執着心」は現代の私たち以上に強かった。

そういった意味で私は戦闘機のシーンで死への緊張感が欲しかった。ただ平坦に死んでいく特攻隊、彼らや宮部さんの恐怖が感じられない戦闘に何の意味があるのか?

長文失礼します。つい色々なエゴイスティックな意見がでてしまいました。
コメントを書き始める前は宮部さんを美しく語る話に違和感があったのですが、
書いているうちに私の解釈はこうなりました。

たがやす