「感動」永遠の0 さきさんの映画レビュー(感想・評価)
感動
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この作品には素直に感動した。
私は高校生で、人生経験も少ないし戦争のことや零戦のことなどはよくしらないが、軍隊という厳しい場所にいながらあれだけ自分の在り方を貫き通せる宮部久蔵は立派だとおもう。
私はボロボロ泣いたわけではないが、原作同様、景浦が泣きながら「宮部さん、許してください」と言うシーンや、宮部が大石に家族を託す「もし私の家族が路頭に迷い、困っていたなら助けて欲しい」という実に家族への愛に溢れたメッセージにはほろっときた。
宮部久蔵のような男が、現代にも居て欲しいと思った。
しかし、ラストシーンの宮部久蔵の笑みは、脚本では「静かに澄み切り、微笑みすら浮かべている」となっているようだが、狂的愛国心を持って喜び勇んで突撃しているようにしか見えない。そこで宮部久蔵のそれまでのイメージが崩れたように思えた。
あと現代で宮部久蔵が乗った零戦が飛んでくるシーンは確実にいらなかった。
これは映画に関係はないが、周りの鼻をすする音がうるさい。集中できない。泣ける映画の難点だとおもうw
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