「最後の5分の為の144分」永遠の0 オーロラソースさんの映画レビュー(感想・評価)
最後の5分の為の144分
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※原作未読、詳しい戦争知識無し、戦争物素人の投稿です。
最後の5分、零戦パイロットの祖父(宮部)の取った行動にセリフは無く、受けて側に委ねられており、宮部の真意、すなわち、映画の感想は十人十色になるでしょう。
なので、それまでは最後の5分、どれだけ宮部の気持ちになれるか、入り込めるかの準備体操っといっても過言ではありません。
低評価の方の意見では、原作との比較や、当時の情勢の説明不足、戦時中特有の心理描写不足、キャスティング(特に三浦春馬さんの序盤の演技)の違和感、演出(過去と現代の行き来)について行けない。などあるようですが。
少なくとも私は、あの5分間は宮部になっていた気がしました。
個人的には、最近の映画で一番良かった、心を揺さぶられた作品でした。
これを機に、自分なりに戦争について調べてみたくなりました。
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