こっぴどい猫のレビュー・感想・評価
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ギャグ映画ではない。飄々と人間関係のおかしみをあぶり出した秀作なのだ。
このところ「時効警察」の演出や、2020年1月には2本の新作が劇場公開されるなど、注目を集める今泉監督。だが当の監督は随分前からやっていることは変わっていない。だからこそこのタイミングで8年前の本作を引っ張り出して鑑賞すると、その飄々としながらも人間の奥底を見透かしたような筆致に改めて唸らせられるのだ。
モト冬樹が60歳を迎える記念に製作されたというこの映画は、もちろん笑いの要素を含みながらも、しかし決してギャグ映画などではない。それどころかモト冬樹の、音楽のセッションでもするかのようなナチュラルな演技の巧さ、力まない佇まいに魅力が漂う。そこに今泉タッチの「語りのマジック」を絶妙に振りまきながら、ゾクゾクするほど面白い人間相関図が生まれていくのだ。間合いや空気感のみならず、会話やプロットがよく織り込まれているあたりにも、推理小説を読んでいるかのように吸引力が炸裂。発掘しがいのある秀作だ。
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今度の主人公は寝癖は大丈夫ダネッ♥
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『見ているこっちが恥ずかしい』
60歳にふさわしい記念作品?!?!
僕なら断るね。こんな話。
気持ち悪いね。この演出家。
こいつらの映画は時間の無駄になる。ね。本当に怒らなけりゃならないあいては、この演出家たちってこの生生役の人は分かってるかなぁ。
めんどくさい。映画だ。
この俳優さん、バッハ本当に弾いている。それだけだね。
モト冬樹生誕60年記念映画
主人公(モト冬樹)は作家、妻を亡くし弟子の人気作家とつるんでいる。
妻の不倫を経験している。
スナックのホステスの相談に乗るが、この女がこっぴどい猫ですべての中心となる。
どうやってエンディングを迎えるのか、とてもスリリングな展開だった。
個人的にはとても満足なラストだった。
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