劇場公開日 2013年8月16日

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「まさかの超娯楽作」ホワイトハウス・ダウン 太郎さんの映画レビュー(感想・評価)

3.5まさかの超娯楽作

2014年5月28日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

楽しい

興奮

なぜかサスペンス臭を感じて、シリアスなストーリーなのかなぁと思いきや、ダイハード並みの娯楽作。
タイトルでわかるが、ホワイトハウスでテロが起きて大変なことになるお話。
超人父ちゃん系が好きな人にとってはかなり面白いと思う。それに加え今作はドンパチだけではなく、色々な動きがあるので飽きなかった。

今作のメインはインクレディブルお父さんもといケイルと大統領。
ちょっとはみ出た一般人と大統領という異質なタッグの使い方は上手かったと思う。
そこで残念なところがあった。この二人だけ取り残され、テロ組織と言えばハッカー、そのハッカーが電波を遮断して連絡が取れなくなって~・・・となれば良かったのだが、残念ながらサポートキャラの存在がいた。その分ハラハラ感が欠けてしまった。
それでもその連絡手段があるのを生かせていたので良かったのではないか。

また、タイトルからしてホワイトハウスがメチャクチャになるのかと思いきやそんなことは無かった。それはそれで裏切られたが、そうやって絶望感に浸るパニック映画ではなく、ダイハードのようなお祭り娯楽作として観れば良い出来だと思う。

突っ込みどころを笑える人、アクション好き、おっさん好きにとっては面白い作品だった。
舞台がホワイトハウスという低い建物なので、高所でのバトルは期待できないが、それに変わってアクションが基本的にカッコいい。

100分くらいに縮めてくれたらもっと気軽に観れたのになぁとも思うが・・・。
まぁとにかく、長時間ゆっくりしたいときにだらりと観るのが一番面白い映画だと思う。

最後に個人的な意見だけど、最近スパイダーマンを観たせいで、エレクトロをやっていたジェイミーが大統領だったのでものすごく頼りなく見えた。

太郎