ロボコップのレビュー・感想・評価
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ロボコップの特徴が…
見た衝撃は初代にかなわない。個人的に微妙でした。初代の馬鹿らしい位あきれたテレビ報道がなくなったことで、作品のコントラスがなくなったような気がします。
う〜ん....
なんか色々惜しいなぁって感じの印象でした。悪役にインパクトが薄いしラストのマイケル・キートンとの対決もイマイチ合点がいかないし....。只、ロボになった後のマーフィーの設定とかスムーズになったロボのアクションとかいい部分も多かったと思うのでこの一作で終わってしまうのはもったいない!続編やるならみてみたいです。
ほぼブラジル映画
オリジナルに対して最大の敬意を払いながらオリジナルでは完全に切り捨てられた(バーホーヴェン的にはどうでもよかった)家族愛をメインに据え、米国民が目を背けたくなるような社会風刺で締めた後にクラッシュのアノ歌を被せる、まるで『エリート・スクワッド』の3作目じゃないのかと錯覚するくらいにダークでシリアスな疑似ブラジル映画でした。同じくバーホーヴェン版では端折られていた、記憶とは何か、アイデンティティとは何か、どこまで肉体を失ったら自分は自分でなくなるのか、プログラムと自我の境目はどこか、といったSF的命題も散りばめられていて唸らされました。
確かにアクションシーンより会議のシーンの方が多いし、地味といえば地味でバーホーヴェン版に漲っていた狂気が全くないので地味といえば地味。しかしながらこんなに重たい映画を作る為に社会派のジョゼ・パジーリャ監督を抜擢し、きっちり氏の個性を発揮した作品を世に出したことは評価されてしかるべき。これだけの作品を作れたのはブラジルという国が日本では今ひとつ記憶に残っていない『巨獣特捜ジャスピオン』が大ヒットした国だということと大いに関係があると思います。
時代と合っていない。
予告編を見ておもしろうそうだったので、見ました。
テンポの悪い点ストーリー展開、存在感のまるでない悪役にひねりのないアクションなど悪い点を上げるとキリがないですが、一番感じたのは時代と合っていないところですね。
今作では、普通のロボットでは不安だからという理由で、ロボコップを造るわけですが、人間をあんな風に改造するなんて、効率悪い上に、人道的に反しているとして倫理委員会とかから非難を浴びると思います。
特にアイアンマンを見たでは、そう思えてなりませんね。
ハリウッドのあれやこれやとリブートしていますが、ほとんど成功したことがないので、いいかげんリブート企画はやめて欲しいです。
かっこよかったけど…
ロボコップを観たのはこの作品が初めてで、映像としてはとてもかっこいいと感じたけどストーリーが重過ぎてずっとむかむかしていた。登場するのはほとんどが悪い奴だし、人としての倫理観はめちゃくちゃ。主人公が可哀想過ぎた。
このむかむかを払拭するくらいの爽快なラストが欲しかったのに、なんとも煮え切らない終わり方でがっかり。
ただ、二足歩行ロボットとサイボーグの戦いがメタルギアっぽくて、このゲームシリーズのファンとしては個人的に楽しめました!実写をみれたような気分。
続きがあるならぜひ観たいけど、もう少し笑える要素とか、爽快感があっても良いのではないかなぁ。
プラマイゼロ?
リメイク作品で、前作のを見てないので比べることができないので、今回のを見てのみで述べさせていただきます。アクションや疾走感を感じられるとこはいいと思いますが、日本ではあまりうけないストーリー展開かも…
あと、自分的にはラストに違和感が…
人間っていいな。
よくよく思い返してみると、人間とは?みたいな映画だったのかなと思いました。
危険なことは人間にやらせたくない!
でも、ロボットにやらせると冷徹で危険な所もある。
人間の心を持った、ロボットがいたらなあ~、、
というので、誕生したのがロボコップ。
(純粋な動機ではないかもしれませんが、)
人間の心を重視するはずが、
いつのまにか、人間の心が邪魔になって、システムで管理しようとします。
それって、ただのロボットじゃん!
でも、最終的には、その障害を生んでしまう人間の心が、システムをも打ち破って、家族を守ろうとするという、
僕的には、ロボコップって、もろアクション映画っていうイメージがあったのですが、
これは、アクションっていうより、家族愛みたいなものがテーマなのかなって、思ったりもしました。
主役の俳優さんも、ドラマとかで注目されてる人だったので、
個人的には、楽しめる映画でした。
次回作があるならば、もっと、アクションよりの映画になるんですかね?
あと、博士の助手が好きです。
ちと生々しすぎる
面白いが、デートで観るには描写が生々しすぎる。
ドクッドクッと脈打つ内臓・・ウヘェ~
「さあ盛り上がろう!」というムードを削いでしまう。
もっと泣けるか怖いか考える類の映画にしといた方が無難。
飯がまずくなる。
魂の承継
笑った。本当に心から笑った。大笑いだった。涙が出て咳こんだ。
なぜ、この映画の評価が低いのか、理解できない。
冒頭の中東でのシークエンスがメタルギアソリッド4へのオマージュであったり、また「Fry me to the moon」や「Follow me」の援用といったエヴァンゲリオンや押井守監督への敬礼をちりばめつつ(どちらも人造人間やロボットに関する作品!)、ロボコップが始動する場面はダース・ベイダーがSWEP3で誕生するくだりへの露骨なオマージュであったり、圧倒的多数との銃撃戦はあのガン=カタを世に送り出した「リベリオン」への熱烈なラブコールであったりと、茶目っ気たっぷりサービスメガ盛りのフィルム。
さらに素晴らしいのは、ロボコップが作られたのが、実は高い高ーい塀に囲まれた中国の田舎の工場でした、というMacやiphoneのパロディ。こういった不謹慎なネタの数々、本家本元バーホーベン大監督への深い深い黙礼がもういちいち最高。
そう、この映画はアクション映画ではない。
コメディです。それも相っ当にブラックきわまりない。
映画が始まる前からそれはすでに始まっている。そう、配給会社のMGMのロゴ「レオ・ザ・ライオン」の吠え声からそれはもう始まっている。と同時にあの吠え声こそが、これから始まるのはコメディですよと雄弁に語っている。あそこで笑っちゃった方、正解です。
続くシーンは報道バラエティ。そして主人公マーフィーのストーリーへと続いてゆくが、ここでこの映画の構造が明らかになる。そう、マーフィーの物語のレイヤーが基底にあり、その物語をメタ化する報道バラエティ番組のレイヤーがその上位に存在する。その報道バラエティも痛烈なメディア批判の裏返しとして存在し、ラストの比類なきブラックジョークとして結実する。ここ、わかるひとには間違いなく大爆笑モノ。不謹慎すぎて笑うしかない、という。
しかし、この映画にはさらに上位のレイヤーが存在する。それは配給会社のMGMが、マスメディアでもあるということだ。
どういう意味かおわかりだろうか。そう「マスメディアってこーいう世論誘導や情報操作の偏向報道やるよねー」と痛烈に皮肉りながら、それを配給しているのが当のマスメディアなのだ。よくぞこんな企画が最後まで通ったな。
ここまで読んで頂いて、おわかり頂けただろうか。この映画は単なるロボコップの焼き直しなどではない。どちらかというと、あの傑作SFコメディ「スターシップ・トゥルーパーズ」の痛烈なブラックジョーク、バーホーベン御大の批判精神に対する真摯な敬礼なのである。言ってみればバーホーベンの魂を受け継ぎ、語りなおしてみせた作品なのだ。
さらに付言すべき点は、この映画がマンマシン・インターフェイスに関する鋭い考察を内包していることにある。人間と機械の接点、その制御を、人間の意識と機械の制御ソフトウェアのどこで折り合いをつけるのか、機械と繋がったとき、人の意識はどう「在る」のか。この映画はその扉を大胆に開く。
充分以上のアクションであり、上質かつ不謹慎きわまりないブラックコメディであり、SFの神髄にも迫る。
改めて言おう。素晴らしいフィルムであると。
もう少し
前作の方のロボコップは観ないでの鑑賞
ストーリーやキャラ設定とても良かったと思います
ただアクションシーンが自分的にフツーというか物足りなかったのでそこが良かったらなぁと思います
ゲイリーオールドマンはやっぱり良い役者ですね
応援はしたい
ブラジル出身のパジーリャ監督による新ロボコップ。
パジーリャの『エリート・スクワッド』、ベルリン金熊賞を取るも真面目なアメリカ人批評家からは「何なの?バカなの?ロジャー・コーマンなの?」と怒られるほど荒っぽい熱があり大変面白かった。その続編『ブラジル特殊部隊BOPE』と今回のロボコップ、話が似てたなーと思う(サミュエルの偏向報道シチュエーションとかソックリだった)。
ロボコップに『BOPE』を組み込む意図もわかるし、元々はドキュメンタリー作家だったパジーリャの批判精神もわかるし、アロノフスキーが投げ出した企画を拾うパジーリャの野心もなかなかだし、応援したい気持ちは山々だったんだがなー。
米レイティング「PG13」への気づかい等いろんな足枷があったのだろうが、『スクワッド』での荒っぽい熱、今回は封印。ロボでコップなんだから、もうチョイ暴れても良かったのかなーと個人的には思う。気をつかい過ぎだなー。
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誰にも気をつかっていない、もう少し気をつかえ的なバーホーベンの旧ロボコップ。
血と銃弾とガラスの破片をまき散らしつつ、オッパイと下ネタも入れ、なおかつSWとキリストのパロディも入れ、さらには荒廃したデトロイト風景で当時の社会風刺(&米国自動車産業の斜陽化)まで取り込み、加えてジョーダン・ベルフォード状態な人間のサガをおちょくり、「ベレッタ、クルクル、スチャっ」の1シーンで親子愛を余す事無く表現し、ラストシーンで人間の哀しさと尊厳を描き、そんなに盛り沢山なのに、結果的にはアホで楽しいアクションに着地させたバーホーベンは、ほんと、どえらい男よのう。と思う。
オリジナルは良かったっていうのは加齢臭まき散らすだけなんで止めときたいと思ってたんだが…。新ロボコップを応援するつもりが、結局こんな感想になっちゃってホントすみません。
体がロボのヒューマンコップ
かっこいい!とにかくかっこいいです!
ロボの機械音がたまらないです!
話はヒーローアクションでよくある話、体を失った主人公が実験体にされるという。前作もチェックしようと思った。
最初から音が大きいと思うので、前の辺の列で観た方がベターでしたね。
ロボット刑事とギャバン
テンションが上がったのはあのお馴染みのテーマ曲のみ。
警察署内のあり様とかに懐かしさやら何やらはこみ上げて来たけど、中身よりもVFXの映像技術にそそられたかな。
過去の遺産を食い潰す事がリメイクの本懐か?
前作では描かれて無かったと思うロボコップ化したマーフィーと家族の絆が今回フューチャーされていたのは良かった。
しかし、行き過ぎた正義は狂気でしかなく、結局のところ自分殺しの黒幕に復讐して終わりと言う変わり映えのないオチにはもう一捻りくらい工夫が欲しかった。
そして最近どんな映画にも入り込んで来る、サミュエルLジャクソンの節操のなさがテリー伊藤みたいに思えて、ちょっとうざかった。
ある意味、ロボコップの生みの親とも言えるロボット刑事とギャバンがいかに凄いかと言う事を改めて知る事が出来た。
泣けるでぇ!
面白かった!
ミニチュア感のあるED209のCG、オリジナルを踏襲しながらも展開の違うストーリー、そして なによりもロボコップのシャープな造型がすばらしい。あと、黒人の相棒が言う「これで色も同じだな」っていうセリフ、素敵すぎでした。
しかしながら、ラストのサミュエルのアメリカ万歳みたいなセリフが、なんか嫌でした…
あれがなければ、結構名作なのになぁ…
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