劇場公開日 2013年5月3日

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「リメイクはきつい」死霊のはらわた 白髪のおっちゃんさんの映画レビュー(感想・評価)

2.5リメイクはきつい

2013年5月4日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

単純

リメイクは、その当時オリジナルを見た人にはきつい。
今回は丁寧に「なぜそうなったのか!」絵本?のページをくりながら進みます。
確かに説明があるため筋道はある程度しっかりしていますが、逆に展開が明確で怖さが半減します。映像技術も格段に進化した今、観客は少々の事では驚かないため、映像で恐怖を醸し出すには困難だと思われます。そのため、より展開が読めなくするのが本筋でしょう・・が、逆に敢えてそうして・・・終着点を変え・・「へー」で終わり。
出てくる出土された本に関して文句がある。くさび形文字の年代の本なのに中世臭い。多産の動物を悪魔としたのはキリスト教。筋を明確にするなら、この手の細かい所もちゃんとしてもらいたい、丁寧さが足らん。こんな説明は無くてもよくて、なぜそうしたのか理解出来ん。
結論なんや判らん恐怖映画は、低予算でカット(編集する以前に金銭的に撮れなかった)された方が面白い作品になるようです。

白髪のおっちゃん