劇場公開日 2013年11月29日

「終了間際に見たが…」キャプテン・フィリップス 元無音声8mmマニアさんの映画レビュー(感想・評価)

5.0終了間際に見たが…

2014年1月3日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

知的

この映画を終了間際で見ました。
事実に基づいたソマリア沖の年少者による海賊行為ですが、ソマリア沖の海域が非武装の民間船を襲う如何に危険な海域か改めて考えさせられました。
そこへ軍艦が現れないと太刀打ち出来ない。従って重要な民間船は各国軍艦の護衛が必要になって来る。

これを考えるとこの映画の公開前後に突然中国がADIZを設定したことに合衆国が異論を突きつけてきた事と何かと連想させます。
空の危険地帯と言う事でしょうか?
中国に対して日本の民航機が飛行計画書を断じて提出しない。となるとこの中国の主張するADIZが、日本の民間機に接近し海賊まがいに中国の領空に強制着陸させようとする行為があれば、JASDFはF-15をスクランブルせざるを得ないでしょう。
ここで交戦が始まれば、戦争の発端になる危険性が高いかも。さらに米軍が参戦すればどうなるか…と。

元無音声8mmマニア