「ひとつとしてノレない。」エリジウム せつこんさんの映画レビュー(感想・評価)
ひとつとしてノレない。
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富裕層は宇宙にある移住空間でかい敵に過ごして庶民は地球の掃き溜めで暮らすという世界で、ある日不慮の事故で余命5日になった男が生き残るために戦う話。
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世界が富裕層と庶民で二文化されてるっていう設定はいいのに、他の設定が色々ごちゃごちゃしててイマイチ。
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例えば、主人公が放射能かなんかを大量に浴びちゃったから徐々に体の細胞が死んでいって5日後に死ぬ問題。徐々に弱っていくはずなのに、最後らへんのタイミング悪い時にだけ急に体調悪くなる。
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まぁ薬を飲んでれば普通に動けるよって渡された薬があるから普通に見えるのかもしれないけど、その薬ほぼ飲んでる描写ないのに、最後らへんに思い出したように残りの薬を飲むシーンがあるのは、作り手設定忘れてただろと言いたくなる。
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あとは主人公の謎の骨格矯正器具?、あれって弱ってる主人公が普通に動けるようにするためのやつじゃないの。器具をつけたことによって怪力になるとは聞いてないんだけど。
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そもそもあんな神経系と繋げる器具なんてつけたらもうこいつ普通の人間に戻れないなってわかっちゃうし。
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あげたらキリがないんだけど、全ての病気怪我を完治させる医療ポッドについても全くノレないし、結局移民が1番悪くなるってこのご時世の映画としてどうなんって思うし、アクションシーンは手ブレしすぎてよく分からないし(アクションシーンぐらいちゃんと見せろよ!)。。
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