「ルーツ・オブ・SKA」ボブ・マーリー ルーツ・オブ・レジェンド 万年 東一さんの映画レビュー(感想・評価)
ルーツ・オブ・SKA
B・マーリーを一括りに"レゲエ"の代名詞とはジャマイカを含めても簡単には言い表せない。
ジャマイカの歴史や独立してからの情勢とルーツになる音楽など奥が深すぎる。
メント、カリプソや米国のジャズにオールディーズなど様々なジャンルからSKAが産まれロックステディを経てレゲエに繋がる中でB・マーリーは名曲の数々を。
バニー・ウェイラーやリー・ペリー、ジミー・クリフなど豪華なインタビュー陣にはテンションも上がるがルーツとなる初期の活動をもう少し掘り下げながら描いて欲しかった。
コクソン・ドッドやプリンス・バスターにデズモンド・デッカーと名前が出るくらいで物足りない。
長尺な割に生い立ちから最後までを親族や関係者のインタビュー、ライブ映像を挟みながら無難に仕上げてしまった感は否めない。
"レゲエ"の神様というよりもジャマイカの神に近い存在になってしまったB・マーリー!?
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