ボブ・マーリー ルーツ・オブ・レジェンドのレビュー・感想・評価
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ルーツ・オブ・SKA
B・マーリーを一括りに"レゲエ"の代名詞とはジャマイカを含めても簡単には言い表せない。
ジャマイカの歴史や独立してからの情勢とルーツになる音楽など奥が深すぎる。
メント、カリプソや米国のジャズにオールディーズなど様々なジャンルからSKAが産まれロックステディを経てレゲエに繋がる中でB・マーリーは名曲の数々を。
バニー・ウェイラーやリー・ペリー、ジミー・クリフなど豪華なインタビュー陣にはテンションも上がるがルーツとなる初期の活動をもう少し掘り下げながら描いて欲しかった。
コクソン・ドッドやプリンス・バスターにデズモンド・デッカーと名前が出るくらいで物足りない。
長尺な割に生い立ちから最後までを親族や関係者のインタビュー、ライブ映像を挟みながら無難に仕上げてしまった感は否めない。
"レゲエ"の神様というよりもジャマイカの神に近い存在になってしまったB・マーリー!?
レゲエという音楽を作った神様"ボブ・マーリー"は最高にクール
ジャマイカの音楽といえば"レゲエ"と当たり前のようにイメージする人が多いですが、そのレゲエを確立したボブ・マーリーのドキュメンタリー映画があったなんて!
初めて知ったときはとても興奮しました。
しかも、ボブ・マーリー財団公認のオフィシャルドキュメンタリーだなんて、これまで見られなかった映像もたくさんあるんじゃないかって。
実際に見てみたら感動と興奮でした!
(株式会社角川書店さんありがとうございます)
営業の仕事の移動中にもサントラやアルバムを聞いて、ボブ・マーリーの音楽に酔いしれすぎて、運転代行でも頼もうかな、なんて。
ちなみに、聞いていたサントラは『ボブ・マーリー/ルーツ・オブ・レジェンド』オリジナル・サウンドトラック<限定盤>。
見るべき映画、その1本
昨年没後30年(享年36)の、レゲエ発のロック界のスーパースターの一人の伝記映画だ。
70年代後半から80年代にかけて少年期を過ごした筆者にとっては、もちろんボブ・マーリー(当時はマーレーと表記したような気が…)のことは記憶しているが、白人ロックにしか関心がなかったので、レコードを買うことはなかった。
きのう10月1日、映画の日に渋谷で鑑賞。
1日1度の上映かつ映画の日だったからかそれなりに客は多かったが、今の日本でこの人の音楽に関心を持つ人がどれだけいるのか、とも思った。
しかし、改めてこの作品を通じて、その足跡を知り、心動かされた。
当時の時代拝見、ボブそのものに関心がなくても、ロックが好きな人なら見てほしい。楽しめる、面白い。
このところ見た映画は、つまらないのばかりだったので、久々に映画を見てよかった、と思った。
見るべき映画の1本と言いたい。
Get up, stand up don't give up the fight
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