劇場公開日 2012年8月11日

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「コッポラも筆の誤り」Virginia ヴァージニア kossyさんの映画レビュー(感想・評価)

2.0コッポラも筆の誤り

2022年4月1日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

 多分アメリカ人が見ると全く違う感想になるんだろうけど、吸血鬼伝説が根付いてない日本人にゃ単にエル・ファニングが美しいだけの作品だったと思う。映画の主人公となりえる小説家というのは、売れない作家かスランプの作家。ところどころに風刺を込めたって、単なるゴシックホラーの一遍としか映らない。

 若い女性の死を描いたエドガー・アラン・ポーを登場させるのも面白いし、犠牲になった少女たちの名前もポー作品に使われてる名前だと思う。杭を抜くという行為に何らかの意味があるんだろうけど、ちょっとわかんない・・・

 TWIXTってのはボードゲームのことらしいけど、劇中で使われてたのはウィジャでした。

kossy