「【”シュール&ブラック””俺が増殖し過ぎると、削除が始まる。それが自然の定義。”三木聡監督作品の面白さが明らかに下降線を辿って行った切っ掛けの作品。】」俺俺 NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)
【”シュール&ブラック””俺が増殖し過ぎると、削除が始まる。それが自然の定義。”三木聡監督作品の面白さが明らかに下降線を辿って行った切っ掛けの作品。】
ー 家電量販店で働く冴えない俺(亀梨和也)が、面倒くさい上司(加瀬亮)などと、働く中で、”周りが皆、”俺”だったら・・、と思いつつ、成り行きでオレオレ詐欺をしたら、俺の前に別の俺が現れた・・。ー
◆シュールな作風は、三木聡監督の作風を維持しているが、ブラック&ミステリアスな部分の描き方が、不明瞭な作品。
◆今作後、5年後に公開された「音量を上げろタコ!なに歌ってんのか全然わかんねえんだよ!!」を鑑賞後、寒ーい気分で劇場を後にしたなあ・・。
才能は、枯渇するのであろうか?時代の求める笑いと、三木監督の笑いがズレていったのであろうか?
<2013年5月 シネプレックス岡崎(現:ユナイテッドシネマ岡崎)にて鑑賞>
コメントする