推理作家ポー 最期の5日間のレビュー・感想・評価
全27件中、1~20件目を表示
雰囲気とラストシーンは好き
小説に酷似した殺人事件が発生。事件を調べるフィールズ刑事は作者であるポーに捜査の協力を求め…。
小説家ポーの最期を題材としたミステリ映画。18世紀の雰囲気は好みだが物語の起伏が薄く中盤に停滞感を覚えてしまった。でもラストシーンだけは結構好きです。
繰り返される悪夢から逃れる方法
大好きな19世紀ものとしては、ちょっと不満。今春のシャーロックと比べてしまうと、どうしてもね。謎解き/サスペンス部分に、今一つの捻りがあっても、って思います。それと、R15だよ、やっぱり。12歳の少女を煙突逆さづりにするわ、病的肥満のおじさんをスイングするギロチンで腹から真っ二つにするわ、もーーーーーグロ過ぎるし。19世紀のレクターかよ。
妻を亡くした後、BLACK DOGの様に付きまとってきた孤独・絶望に、再び苛まれるよりは、殺人誘拐犯の差し出した「毒」を口にし、彼女の隠し場所を訊き出す可能性にかけたポー。何の迷いも躊躇もなく。ここですよね、見どころって。他に手は無いのか、なんて考えもしない。
舞い落ちてくる粉雪を見上げながら、おそらく絶命したポーは、偶然通りかかった老人に犯人の名を告げる。刑事は犯人の逃亡先であるフランスへ先回りし馬車に乗り込んで来たところを撃つ。ルーク・エバンスがやたらかっこ良い!
ポーがその知性の全てと命を懸けて守ったものは、孤独と絶望感から救ってくれたエミリー。戦った相手は、自らを再びそこに陥れようとする狂気。Black Dogは悪夢障害の症状。逃れる手段は、命を賭けることだった。って事で。
もう一捻り欲しかったけど。
雰囲気好きなので、良かったです。
よくわからなかった
理解力がないからか
よく分からなかった
結局犯人は誰??
疑問ばかりのこった
途中で諦めたくもなったけど
最後までみた
だけど分からん
しかもグロい
作家の作品通りに殺人が行われて
刑事と一緒に謎を解いて
好きな人を助けて、、
小説の方が面白いのかも?
フィクションとノンフィクションを融合させたアイデアは面白いんだけど…
19世紀を代表する作家エドガー・アラン・ポー。
死の直前、謎の空白の数日間があった…。
1849年、アメリカ・ボルチモアで猟奇殺人事件が発生。事件の手口がポーの小説に酷似しており、警察は酒浸りの荒れた生活を送っていたポーを有力容疑者として拘束する。しかし、新たな事件が発生、ポーの恋人も犯人に捕まり、ポーも事件捜査に加わる…。
フィクションとノンフィクションを融合させたサスペンス・ミステリー。
ストーリーそのものがフィクションなのは言うまでもないが、題材はユニーク、古き時代、ダークテイストの内容など食指をそそる。
しかし…
以前見た「リンカーン 秘密の書」同様、発想だけが面白い作品に留まってしまっている。
ストーリーもミステリーも今一つ盛り上がりに欠け、正直犯人も誰だっけ?…と思ってしまった。
意外とグロいシーンが多いのも好き嫌い分かれる所。
ポーの作品を物語に散りばめているものの、読んでないと分からず。(読んでいる人はプラスポイント?)
ポーのファンなら楽しめるのかも?
飽き飽きする内容です。
は~(ため息)
犯人結局ポーの異常愛読者か。ベタ過ぎるだろ。
内容も意味も無くグロいし最初の推理で手は大柄って言っときながら犯人普通の体系やもんな。そこの推理は?
意味の無い展開が多すぎ。場面がほとんど暗い。全然気持ちが入りませんでした。
着想>脚本
1849年10月、ボルティモアの公園で作家エドガー・アラン・ポーは瀕死の状態で発見された。この日以前の5日間の彼の行動については謎とされている。
この5日間に何があったのか?という歴史の空白に着目したのが本作。
この着想はなかなか面白いと思う。
しかし、ポーの小説を模倣した殺人事件が次々と発生→ポーの婚約者エミリーが誘拐され、事件の内容について新聞にポー自身の筆で発表するよう脅迫される。
この「ミザリー」的展開に驚きなし。
捜査にあたったフィールズ刑事にポーが協力するるくだりなど全体的にストーリー展開が強引で、無理矢理納得させられている気分にさせられる。
ポーの作品は「モルグ街の殺人」くらいしか読んでいないので、事件を模倣される他の作品も読んでいればもう少し楽しめたのかもしれない。
ポーの最初の妻が結核で亡くなったこと、母親が女優だったこと、死の直前婚約中だったことなど史実を大事に扱っているので、もう少しストーリーを練って欲しかった。
完成度が高い
ストーリー、映像、音楽の完成度が高い作品。後半まで一気に引き込まれた。
エドガーの作品を模した殺人が行われ、それを解決しなければ恋人の命が失われるという中で、捜査に加わるものが徐々に狂気にとらわれていく様子は真に迫っている。
ハミルトン紙に小説を掲載させるというのが伏線だったのか。
ラストシーンは残念な感じがしたが、全体としては評価できる作品。
犯人との推理戦?
レンタルDVDで見ました。
<キャスティング ☆>
個人的には可もなく不可もなく…。惹きつけられる方がいなかったので星1つ。
<ストーリー ☆>
ベースは悪くないと思いますが、そこまで魅力的ではないかな。
殺人の場面の残忍さが強調されています。そういう方がいい人もいるんでしょうが、個人的には好みではありませんでした。ポーの生きた時代をリアルに再現しようとしたんでしょうが、それにしても画面全体が暗すぎると思います。暗いなりのスリルの演出があるかと思いきや、その点は中途半端に感じました。
推理戦としてもあんまりドキドキしなかったな…
特別、ポーが知的な人物にも見えませんでした。
以上をふまえて辛めの1.5点です。
インスペクターが最高
モルグ街の殺人から始まる、薄暗い映像。街中や警察、石畳に潜む影。陰翳が当時の時代を思わせて引き込まれた。展開も早いし、ポーと組む警部が端正な顔と胆力の持ち主で、かなりの割合で、彼を観ていた。フランスに於ける馬車の中が最高。
意外と敷居の低い猟奇ゴシックミステリー
世界の名だたる作家がリスペクトする怪奇幻想作家であり、
世界初の推理作家としても知られるエドガー・アラン・ポー。
その彼が、彼の作品を模倣する殺人鬼と対決する羽目になるという猟奇ミステリー。
近年の『シャーロック・ホームズ』のようなアクション映画ではないので、そこは御注意を。
それと、殺人シーンには結構エグいものも含まれるので、血がニガテな方も要注意です。
さて、ポーの作品は半分程度しか読んでいない自分だが、
彼の著名な作品さえ押さえていれば、思わずニヤリなシーンの連続。
『モルグ街の殺人』『赤死病の仮面』『早すぎた埋葬』などを
彷彿とさせる事件が次々起こる展開が面白い。
この調子でオランウータンとか黒猫の亡霊とかが犯人だったらどうしよう(ワクワク)とか
考えながら鑑賞していたが、流石にそれはありませんでした。ちぇっ。
顔は本人と似てないが、ジョン・キューザックの神経質な演技が良いね。
自惚れ屋だが、文学や恋人に対して真摯で情熱的な所が好感度大。
刑事のルーク・エヴァンスも冷静に、だが熱く事件を追う。
変人扱いされるポーと真っ直ぐに接し、互いに信頼関係を築いてゆく。
最後も、互いへの信頼が為せる業だった。
ゴシックな雰囲気の漂う闇深い映像・美術も
いかにも怪奇幻想小説なムードで良いです。
とはいえ、サスペンス要素は一級の出来とは言えないかな……。
① 犯人が残したヒントを解読
② ヒントが示す場所に向かう
③ 新たな犯行を目撃
④ ①に戻る
という展開が延々と繰り返されるので、先の展開にあまりハラハラできず。
話にメリハリを付ける為にも、「どうにか犯人の裏を掻いてやろう」
と主人公達が策を練る展開が欲しかったなあ。
警備を増やすとかの防御策じゃなく、もっと“攻め”が欲しかった。
あと、真犯人にも気付かなかったが、驚きは少ないかな。
原題でもある『大鴉』が殆ど物語に絡んでこない点も拍子抜け。
ところで、
インクや炭素製の鴉を彷彿とさせる、硬質でスタイリッシュなエンドクレジット。
何故かここだけ完全に別の映画みたいなのだが、これはこれで格好良い。
ひょっとして、最初はダークな『シャーロック・ホームズ』
みたいなノリを目指してたのかなあ。憶測ですけどね。
以上!
実在の作家が主人公だが、文学的な香りは薄め。
そのぶん敷居は低いので、雰囲気のあるミステリーとして楽しめますよ。
<2012/10/13鑑賞>
犯人の記憶。
謎の死を遂げたといわれているエドガー・アラン・ポーの
最期の5日間を大胆な発想で描いたといわれる異色作。
もしも~…という設定に目新しさはなく、あるのはただただ
おどろおどろしい殺人手法とそのスプラッター具合である。
うわ~!(って観ちゃってから言っても仕方ないんだけど)
けっこう辛い場面があるので、苦手な方はご用心のほどを…
雰囲気としては殺人の不気味さがよく出ていたんだけど、
とってつけたような推理や「え?今どうやって?」のような
マジシャンかと思われるような誘拐手法など、どう考えても
あの時代にそれは…と思われる点が多いが、細かいことを
考えずに、怖~い!!と思って観るにはうってつけの作品。
原題「THE RAVEN」の如く、スクリーンに大鴉が何度も映るので、
その姿を観ているだけでもけっこう不気味。鴉には何の罪も
ないんだけど、やはり不吉感を醸し出すにはうってつけの鳥。
という訳で内容は、ポーの小説通り残虐な殺人事件が相次ぎ、
そこに気付いたフィールズ刑事が彼の周辺を捜査し始める…
といった内容で、ポーの恋人エミリーが犯人に誘拐されてしまう
あたりから一気に恐怖度と推理が深まっていく…。
いや~もう何と言いますか、内容如何よりも不気味な映像美。
そこに古典を感じるか?といわれると、う~ん…なんだけど^^;
面白いには面白いです。グロい描写を除けばね。。。
J・キューザック。ご本人ポー氏と風貌が似ているそうです。
この人演技面では文句なしに入り込むので巧い!そのあたりは
問題ないのですが、あとはもう彼の顔の好き好きですね(失礼)
私など当然(スイマセン)刑事のL・エヴァンスに観惚れてしまい、
お、脱いだ!いい身体だ~!!なんて違う方面に肩入れして。
何かこう、犯人像が分かってきたようで分からないイヤな展開、
閉じ込められたエミリーの息遣いには、こっちまで窒息しそう…。
タイムリミットが設けられた展開は巧かったかな。
ただねぇ、このミステリーの難点は…。その、犯人像ですかね。
いいですか、よーく顔を覚えておいてくださいませ。
けっこう暗い画面なんで、よーく観ておきましょう。
登場人物は少ないんで、あーこの中の誰かが犯人だな。とは、
想像がつくんですが、おそらく違う方向に犯人は存在してます。
よくこういう推理物って、エェっ!?と思う人物が犯人だったり
するじゃないですか。それはいいんですが、エェっ!と思える
ためには記憶に残っていないと…っていう、つまり、そこです^^;
心して観た方がいいかもしれません。
あんな昔に、よくあんな機械を揃えられたもんだよな~とか、
どの時間を使ってあんな仕掛けを仕上げてたんだ!?と鑑賞後の
謎が多い作品ですが^^;
ポー氏の最期…(何かここは悲しすぎるなぁ)とそこへ向かうまでの
迫真の演技(もちろんジョン・Cの)は、観応えあるかと思われます。
(江戸川乱歩の名前の由来を知ったのは子供の頃。巧いっ!と感心)
推理ミステリーなのに...
ポー最期の5日間を独自の視線で表現。
なので別に事実を映画化したわけではなく、
勝手に創作してしまった部分はファンからするとちょっと微妙。
映像と音楽は凝りまくってて完成度は高いけど、
その分ストーリーはイマイチ。推理ミステリーなのに謎解きの面白さがうまく伝わってこない。
けどラストカットだけなぜかメッチャかっこいいんだな。
エンドロール直前だけYOUTUBEかなんかにあげてほしい(笑)
ジョン・キューザックはミス・キャスト!
ジョン・キューザックは、エドガー・アラン・ポーの肖像画に全然似ていないし、第一健康的すぎるよ! いくら頬に黒い粉をはたいても似合わない。彼のキャラはおおらかで、ぼーっとしてるタイプ。偏屈で病的な感じとは程遠い。それにストーリーも、その殺し方にのみ興味があるみたいで、動機とかは稚拙。いまいち、盛り上がりに欠けた。ジョンはイメチェンでも狙っていたのかもしれないけど、やめた方がいいと思った。
ミステリーファンの人だけでなく、是非1度は観ても損は無いよ!
あの有名推理作家であるエドガーアラン・ポー自身が、彼の小説作品以上にミステリアスな謎の死を遂げていたとは知らなかった!そしてその彼の最後は今も謎の間まで死因は特定されていないらしいと言う事で、その死に纏わるミステリー物語が誕生したと言う訳だけれども、創作劇としても、とってもミステリアスで、話しの中に、どんどんと引き込まれて行き、久し振りに楽しめる映画だった!
後から、この作品を観た友人に聞くと、犯人が誰なのか早い段階で気が付いたと言われたが、日頃からめったに推理小説を愛読していない私は、終盤に近くなってやっと真犯人が特定出来たのだ。ちょっと自分は天然で鈍いのかな?
犯人を想像しながら観ていたのだが、真犯人に対する確信が持てなくて、特定する事が出来なかったので、私は最後まで、充分に作品を楽しむ事が出来ました。
それに、この時代のボルティモアの街の雰囲気もこのミステリーストーリーにとてもマッチしていて、風情もあって時代を感じる綺麗な感じで良かったな。
実際には、何処かのセットで撮影されたとは思うのだが、ロケセットの可能性も有るのかも知れないが、このポーの小説の世界感を妨げない様なダークで重厚な風情の佇まいをしていて、映像的にも良かったと思う。実際の現在のボルティモアの街もとっても素敵な街並みで、きっと丁度今頃のシーズンは紅葉が美しいだろうと懐かしさが心をよぎった。
しかし、彼の描くミステリー小説の中で起こる事件を真似た残忍な殺戮の再現の連続殺人事件が起こるくだりは、当然そのシーンの再現となる為に、かなり映像的にグロイし・目を背けたくなるシーンも導入部では展開する為に、心臓が弱い人や、グロイ系の映画が苦手な方には、あまりお薦め出来ないかも知れないね。
映画館では私の斜め前の中年女性は、そのシーンを凝視していたけれど、血を見るのが苦手な私には、凝視は出来ずに横を向いてしまいました。
しかし、そんなグロサを観ても、映画が嫌にならず、最後は面白かったと思えるのは、何と言ってもジョン・キューザックが熱演していて恰好良いのは言うまでもないけれど、ポーの恋人のエミリーを演じたアリス・イブにとっても好感が持てて、良い感じだったので彼女に救われた感が有る。それにエメット刑事役のルーク・エバンスも思いの外良い芝居を見せてくれるのだ!
ポーが追い詰められて苦悩して行く様が観ている私達にも、ポー同様な緊張感を与えてくれて物語の中へとどんどん惹き込まれて行く要因の一つだ。
回想から始まるこの映画は、またファーストシーンへと戻って行くが、その頃にはすっかりこの物語の登場人物の一人にでも自分がなってしまった様な錯覚すら覚えてしまう。
秋はやはりじっくりとミステリー映画を大画面で楽しむには持ってこいのぴったりシーズンの到来だ!読書の秋、エドガーアラン・ポーのファンには当然の事、そうではない人にも是非映画館で観て頂きたい映画の1本です!
雑
エドガー・アラン・ポーが小説が売れなくて、それでお金もなくて性格もとても悪いのに若い美女にもてているというのは面白いし、連続殺人もミステリアスで非常に面白そうな雰囲気はたっぷりだった。ところがさっぱり面白くならなかったので非常にガッカリしたし眠くなって仕方がなかった。
悪いところ
・テンポ悪くて眠くなる
・狙われているのに仮面舞踏会するバカあるか。
・推理が雑、薄い根拠で船乗りが犯人だと断定して捜査するなど見ている人をバカにしてんのかと思う。
・犯人が馬で乗り込んで娘をさらう。そんなにうまくいくかよ、バカにすんじゃねえ。
・犯人が屋根に突っ立って飛び降りて警官を惨殺。堂々としすぎだろ。どこまで自信満々なんだ。
・冒頭の殺された女の子が煙突に入れられていた意味が不明。
・ポーが犯人に銃を渡す意味が分からない。足でも撃って拷問してやれよ。素直に毒飲んでんじゃねえ。
・犯人が熱心なポーヲタだったのだが、そもそもそんな事で犯罪なんて犯すか?
よかったところ
・ヒロインがとても可愛かった
・美術が素晴らしかった。
・ギロチンで殺すところよかった。
推理小説のような巧妙な手口で謎の死を解く
結婚式を間近に控えながら奇妙な最期を迎えてしまったポー自身の死に事件性を絡めた脚本が面白い。死に際に口にした『レイノルズ』とはいったい何を意味していたのか? 事実を基調にしたフィクションが実に巧みだ。
彼と彼の死に関わった人物のディテールがよく描かれている。
ジョン・キューザックが、酒の勢いを借りてやや早口で文学への持論を吐き捨てるポーを熱演。連続猟奇殺人の犯人との消耗戦で神経をすり減らし、憔悴していくポーの姿がキューザックの顔立ちにピタリとハマる。
犯人の人物像を浮かび上がらせようとポーに協力を仰ぐエメット警視のルーク・エヴァンスもいい。作家としてのポーに敬意を払うが、暴走し始めるポーをたしなめる冷静さを持つ。善悪の判断能力に優れ捜査に妥協を許さない強い意志がエヴァンスの鋭い眼光の底に表れている。
ポーの恋人エミリーの父ハミルトン大尉にブレンダン・グリーソン、新聞社のマドックス編集長にケヴィン・マクナリーといった名優も揃え、これが単に作り話ではなく、ポーの死因にまつわる推測が現実味を出すことに成功している。
酒場で酔ったポーが客たちに問う。自分が書いた詩『“大鴉”を知っているか?』。
この作品の原題がこの“大鴉”だ。
残念ながら読んだことがないので、あらすじを調べてみたらなかなかに興味深い。
ポーが残した推理小説の数々を模倣する犯人を追い詰めるストーリーながら、“大鴉”で恋人を失い嘆き悲しむ主人公と、主人公の問に対し「二度とない」とそれ以上何も語らない大鴉との関係が物語の中心に据えられていたのだ。
シャーロックホームズタイプ?と思いきや…
サイコ人間対アランポーの映画です。
つまらなくはないんですが…
妙に中途半端…
・ポーが馬鹿っぽすぎる。‘史上初の推理作家’って言われるならもう少し
頭良さげにシナリオを書いてあげれば良いのに…冒頭の登場シーンなんて
ただの自信過剰な迷惑オヤジにしか感じなかった。
・ロバートダウニーのシャーロックばりな活躍があるのかと思いきやそんな
話でもなかった…どうせ空想のシナリオならもっとはじけちゃえば良いの
に…
・ビックリなグロいシーンがいくつかありながら、全体のグロさはそーでも ないし…
等々、つまらなくはないんですがもう少しエンタメ度上げて作り込めばよかったのにと感じたのでした。
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