奇跡のリンゴのレビュー・感想・評価
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主役は山崎努では?
子供はかわいいパジャマだし、ふっくらしているし、菅野美穂の髪はサラサラだし、阿部サダヲの着ているものも農作業汚れがないおろしたて。
残念なことに貧乏感悲壮感が全く伝わってこないんだよなぁ。どうも納得できないまま終始してしまった。
ベストなシーンは予告編や CMで使われているもがすべて。それ以上の絵もなかったような。
あえて足すとしたら最後、赤いリンゴを箱詰めしているところに、3姉妹が赤いランドセルを背負って帰ってくるとこかね。
それより、この映画の真の主役は山崎努なんじゃないかと思います。
それと、福岡正信。
家族と温かい気持ちにさせてくれました
6月9日に家族と一緒に観ました。
観る前から多分泣くんだろうなと思ってたので、家族に泣くとこ見られるのが恥ずかしく一人で観ようか少し迷ったんですが、家族で観て正解でした。
これは家族愛の物語です。
そして、人類愛の物語です。
そして、面白い!
ただ、映画は観る人があってのものなので、エンターテイメントとして、フィクションとして、分かりやすく作られている反面、この物語の背景にある事実の本質をみることは容易ではないと思います。
でも、映画の随所に、そのエキスみたいなものは感じとることができました。
自分が諦めてしまうことが、人類が諦めてしまうことと同じだと本気で思えるほどの使命感
悲しいけれど、犠牲にはなっていない家族の姿
など(ネタバレになるので詳しく書けませんが...)
常識は必ずしも時代にとって正解だとは限りません。時には常識の反対側を歩かなければならないこともあります。
それは、その常識に生きる周囲の反対や迫害を受けるということでもあります。
それでも流されずに、ブレずに、世の中のため、未来のため、大切な人のために進み続けることにこそ価値があり、同じく歩む家族や仲間たちとの間に強い絆が生まれていくのだと思います。
この映画は、自分自身の経験によって、省略された箇所を繋いでいけるような映画だと思います。
だから、何度でも観たいと感じるのでしょうか。
大切な人のために人生の目的を生きているすべての方に
その大切な方と一緒に、ぜひ観てほしい映画です。
心がほっこりして、勇気づけられる作品です
予告編を見て絶対観たい!と思い、観に行ってきました。
冒頭でリンゴの歴史がざっと語られ、幼少期~社会人と、木村秋則さんの
半生のエピソードが紹介される(バイクやテレビを分解するシーンには笑ったv)
そして美栄子との結婚。ここから全てが始まります。
愛する妻が寝込んでしまうほど農薬に過敏ということを知り、無農薬リンゴを
作ることを思い立つ秋則。しかしそれは「神の領域」と呼ばれるほど困難な
ものだった・・・ ここから夫婦の11年にわたる苦難が始まる。
農作物と農薬は、切っても切れないもの。昨今は無農薬の作物も沢山ありますが
やはり無農薬は、それだけ手間ひまもかかるし大変。 農作物を守るためには
農薬は必要なのです(家が農家なので、農家の苦労は多少はわかっています)
リンゴはその農薬を使っても栽培が難しい果物だということを、この作品で初めて
知りました。リンゴ栽培の過去の苦難を知る人にとっては、無農薬でリンゴを
作る、だなんてまさに無謀としか思えなかったでしょう。
最初こそ順調に進んだ無農薬栽培。しかしどんどん害虫が増え、あっという間に
病気になっていきます。本当にリンゴはデリケートな果物なんだと実感。
やがて、賛同してくれていた仲間もいなくなり、家族はジリ貧の状態に・・・
周りからは「ごくつぶし」と陰口を叩かれ、木村家は村八分のように孤立していく
わけですが、それでも夫を信じて支える妻。そしてなんといっても義理の息子の
想いを叶えようと援助する義父が凄い。秋則の為にリンゴ畑を全て提供し、貯金を
解約するシーンには涙・・・ どうしたらそこまで出来るのか(普通止めるよ)
物語は無農薬栽培開始から11年に渡るエピソードを丹念に描いていきます。
正直、映画では描ききれないほどのご苦労をされたでしょう。
少し難を言えば、無農薬リンゴを作るにあたっての計画性があまり感じられない。
良いと思ったことを、どんどん無作為に実行していく、良くいえば積極的、悪く
いえば行き当たりばったりにしか見えませんでした。
(生活が困窮しないためにも、従来の方法も続けつつやっていった方が良かった
かも)
ともかく、そんな苦労が報われる日がやってきます。
リンゴ畑に一面に、リンゴの花が綺麗に咲きみだれるシーンが感動モノでした。
そして待ちに待った収穫の日。小さなリンゴを家族で食べるシーンは言葉に
できません。 まさに、この日のためにやってきたのですよね。
本当に素晴らしい作品でした。作品をしっかり理解するためにも、原作本も
読みたいです。
琴線に触れ、心がほっこりと暖まる作品だった!
無農薬の、自然栽培によるリンゴの生産に初の成功を修めた木村秋則さん、そのリンゴ誕生までのサクセスストーリーを描いたこの映画。
実話に基づいた数々の失敗の連続エピソードが胸に迫る、予想外の感動映画だった。
この作品が映画化されると言うニュースを知った時、どうしてまた映画会社は直ぐに、有名人になった人の苦労話しを撮って、お涙映画にしたがるの?と思って初めは敬遠していた。
しかし、今年の冬、友人が偶然にも、この木村さんの育てた奇跡のリンゴを食べ、めちゃくちゃ美味かったと言う事を実際に聴いた。
それでは、嘘では無く、そんなに美味しい奇跡のリンゴを育てた人の話なら是非観ようとリンゴ誕生秘話映画の公開を心待ちにしていた。
作品を観ると、期待通り思いっきり笑えて、少し泣けて、そして元気がモリモリ出た!
最初、木村さんを阿部サダヲが演じるの?ちょっとミスキャスじゃない?と思っていた。阿部サダヲが嫌いと言う訳ではないけれど、TVで観ていた木村さんのイメージからは、余りにも阿部の濃いキャラは、本人とかけ離れているように思えたからだ。
しかし、映画の進行と共に、物語に徐々に引き込まれ、最後には何の問題も無く、彼で良かったと素直に思える作品だった。
そう言えば「なくもんか」もある種、ハムカツのサクセスストーリーであり、家族の人情喜劇だった。彼の得意の当たりキャラと言えない事もない。
そして、この作品では、彼の両親を伊武雅刀と原田美枝子が演じている点も、作品を素晴らしい物に仕上げるのに、一役勝っている。
更に、結婚した妻の父を演じているのが山崎努とくれば、芝居は完璧である。
木村さんは、幼少から好奇心の強いキャラらしく、どんな物でも、機械とみれば分解して、とことんそのメカニズムの答えを自分で見つけないと気が済まない性格だったようだ。
この生来のキャラクターが、奇跡のリンゴを産む彼の奇跡の人生の基盤を成している。
映画をこれから観る人に細かいエピソードの一つ一つの感想に付いては、ここで書くのは差し控える。しかし、その一つ一つの話に、心がほっこりと温まる。
人間にだけある、笑うと言う特性と言う話。そして義父征治の戦争体験話などが特に心に残った。しかし、人の人生もリンゴの成長も、皆共に自然に生かされ、大きな宇宙と言う流れの中で活かされていると言う神秘を感じさせられる作品だった。
また、木村さんの実母はまるで発明王エジソンの様な考え方の持ち主で、いつも木村さんを見守っていた。そしてその対極で、父は現実の厳しさを伝えていた。こう言う素晴らしい家庭環境で育った彼は、結婚してからも、また素晴らしい家庭を築く事が出来た。苦労を共有する事が出来る家族とは、本当に有り難い存在だと改めて再確認した映画だ。
こう言う人情味溢れる映画は予定通りの展開であるが、しかし琴線に触れる心温まる良い映画だった。人は誰もが、その夢に向かって、決して努力を惜しまずに、とことん日々努力を怠らずに励む事。正に継続は力なりだ。今ではこう言う考え方は流行らない。
何でも、スピードが要求される時代にあっては中々持ち得ない価値観だ。
結婚も、人生も忍耐こそが、幸運を呼ぶ鍵のようだ。
どんなリスクがあっても、人生は、そのリスクを乗り越える価値がそれぞれの人生には有るのだと教えられた。
閉塞感の有る、今の日本で、この映画は、希望と笑いの灯を心に灯してくれる感動の拾い物の作品だった。
心が熱くなる。
内容もキャストもあっていて随所で感動しました。
これが実話なので、あとで色々考えさせられました。
ただスピードが速く感じられ も少しゆっくり感動しながら見たかったので4。5にしました。
もう一度見たい映画です。
努力する姿は美しい。
周りから何と言われようと諦めず、苦労を重ねながらコツコツ努力する姿は素敵で美しい。そしてそれを支える家族の愛。
この映画からは幸せいっぱいの涙と笑顔をいただきました。
大爆笑して、大泣きして、バカになれる、「すんげー!」映画だ☆
公開日の6月8日に観に行って、翌日の9日もまた観に行ってしまった(^^) 大爆笑して、大泣きして、バカになれる、”ラテン”な映画。納得のいく、「すんげー!」映画だったよ。音楽も良かった。また観に行きたい。
木村さんは、日本で「100年に1人」の、すんげーオジサン、日本一バカなオジサンだ。だけど、「奇跡のリンゴ」や「自然栽培」は、過去から現在・未来の何万人、何千万人の日本人の想いが、時代を超えて繋がってできた、「奇跡のリンゴ」なんだな。「すんげー栽培、すんげー農業、すんげー食べ物」なんだなー。ほんと、僕らは今、すんげー瞬間に立ち会ってるんだなって、感動した☆
叔父・叔母、全国の友人たちが、木村さんに自然栽培を習って、リンゴ、梨、洋ナシ、イチゴ、みかん、レモン、プラム、プルーン、栗、柿、米、麦、大豆、野菜全て、何でも栽培できていて、毎週、毎年、届けてくれる。本当に「うんめえー!」んだ、これが\(^0^)/
木村さんたちの10年の失敗のおかけで、今は全国で短期間で栽培が成功できるようになってきたし、皆さんから僕らは今、最高の恩恵を受けてるんだとわかって、とても感謝☆
二つの映画館とも、「奇跡のリンゴ」や「自然栽培」の関連本が全く売っていなかったのがとても残念!タイミングよく、他の映画監督から、奇跡のリンゴの最新本『すごい畑のすごい土』(杉山修一)を「すごい本!」だとオススメされた。本屋さんへ行ったら、絶対見つけられない場所に隠されてたよ。モッタイナイ!!! 早速読んでみたけど「すごい本!」だった。
これからますます楽しみだな。ワクワクする(^3^)-☆
全くの駄作
まず監督に細かい描写神経がない。
阿部サダヲと菅野みほの顔がふっくら色白で農家の人とはとても思えない。
生活に困窮している割りには服は綺麗で顔もやつれていない。
自殺を計る人間があんなに明るいわけがない。
工事現場のヘルメットが緑十字の安全第一ヘルメットなわけがない。
最初から最後まで泣きっぱなしというコマーシャルに釣られて見に行ったが全くのやらせだった。
不可能を可能にする精神に脱帽
9日の日曜日に観賞しました。結論から言えば、木村さん自身が素晴らしい努力家だったこと。リンゴ農家で波乱万丈な人生を送り、無農薬リンゴを作りあげる。という壮絶なストーリーは見ていて心に響きました!
普段は映画もあまり見ないし、一度見たらもういいかなと思ってしまうのですが、これは何度も見たいと惹きつけられるものがありました。
木村さんは青森の。いえ、日本の誇りですね!
そして、「奇跡のリンゴ」フィレンツェ観客賞おめでとうございます!
貧乏家族の話
試写会で観に行きました。
無農薬リンゴを完成させるまでの努力が描かれているかと思いきや
ただ自分勝手な主人公に振り回される家族という印象でした。
無農薬リンゴを作る過程での失敗の原因を追及する苦悩や
成功させるためのひらめきや理論を組み立て、繰り返して
やっとの思いで完成!!という物語を期待していましたが
ただのヒューマンドラマでした。
行動のほとんどが主人公の思いつきによるもので、
緻密なシミュレーションや計画性もなく
行き当たりばったりな主人公でした。
失敗しても、何で?何で?ばかり。
失敗続きでついに生活に支障が出るくらい貧乏になっても
がむしゃらにリンゴを作り続ける姿に同情はできませんでした。
結婚して家族を養わなきゃいけないのに
もっと家族のことを第一に考えてほしい。という見方しかできず
主人公の悲壮にはまったく共感できませんでした。
挙句の果てには幸せになれないと言い
離婚しようとして家族を悲しませ
自殺を図るというなんとも自分勝手な主人公でした。
主人公が不良にカツアゲされるなど、
ただ、ただ、かわいそうなだけの演出。
リンゴ関係ないじゃん!と思うシーンも少なからずありました。
~良かったところもあります~
飽きずに最後まで見れたのでつまらなくは無いです!
無農薬リンゴ完成のヒントは
大自然による土や食物連鎖??によるもののようでした。
自然の素晴らしさを知れたので
そこをもっと噛み砕いて全面に強調してほしかったです。
完成したリンゴはとても美味しそうで
無農薬のリンゴを食べてみたいなぁと思いました!
あと菅野美穂さんかわいいです!
少しクスリと笑いたい人、しみじみ泣きたい人必見の1本。
青森の無農薬リンゴ農家、木村秋則さんの初収穫までの11年の実話。
とにかく自然が美しい。家族愛がせつなく美しい。
「笑うのは人間だけが持っている性能」とあきらめずに取り組むが…
映画はひとりで観るものだとずっと思ってきたけれど、ぜひ家族・友人と観てほしい。
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