「王道なんだけど」白雪姫と鏡の女王 ましろさんの映画レビュー(感想・評価)
王道なんだけど
あぁ、現代がつくるファンタジーだな、という感触。
繊細な映像美であるのだが、どうも視覚ばかりに意識がいってしまう。
ストーリーとしては王道。
なのだが、期待していたファンタジーさが薄い。
どうも「鏡」の存在が薄く、人対人のどろどろしさが目立っていた。
詰め込みたいことが多かったのか、整理できておらずバランスが良くない。
テンポ感は悪くなかっただけに、勿体無い。
ただ衣装はすごくすてき。衣装の為にもう一度観てもいいくらいだ。
それと小人たちのキャラクターは良かった。
昼下がりにお茶でも飲みながら観る分には十分楽しめるかな。
しかし、エンディングのインドっぽさは何なんだろう。
と、何人の方も言っておられるだろう一言で締めます。
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