劇場公開日 2012年10月6日

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「秋山家はツナグを継げるのか?」ツナグ aceさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0秋山家はツナグを継げるのか?

2012年10月18日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

幸せ

毎日人が死んでいる。いろんな死に方で。ツナグは生者と死者をめぐり合わせる窓口。ツナグには一定のルールがある。それはツナグに依頼する者、ツナグになる者にもある。なるほどと納得できるルール。ツナグの数パターンが描かれる。その中で女子高校生二人の物語が役者の演技力も含めて興味をひかれた。ブラック・スワンばりの緊迫感。配役は若手、中堅、ベテランとみんなうまくはまっていた。鈴木瑞穂は写真のみだが序列上位でさすが。とくに若手の松坂、大野、橋本がよかった。松坂は主役だから当然なのだが「麒麟の翼」よりえらいレベルアップ。大野は友情、裏切り、疑念、恋心といった感情を可憐にカワイく演じて秀逸。本作のイメージは泣ける映画となるが、個々で泣きのツボは違うから自分の心にまっすぐ泣いてください。あっ、それから、魂は何かカケラの集合体らしいです。

ace