「是枝監督らしい」そして父になる kazzzzさんの映画レビュー(感想・評価)
是枝監督らしい
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「そして父になる」を鑑賞。
この監督作品は未見だったので、この本作を見る前にDVDで2作品を観ました。
「誰もしらない」と「歩いても歩いても」。
日常の何気ない一遍を切り取って映像に組み込む手法と、「歩いても歩いても」に至っては、事件らしい事件が起こらずに最後まで見せるストーリー展開が凄いなぁと思いました。
そして両作品とも子役が本当に活き活きとしているのがとても印象的でした。
6年も過ごした自分の子供が実は他人の子だったら?
映画「誰も知らない」は実話をベースにしていたが、この映画も実際に起こった話を元にしている。
本当の子供を選ぶのか、一緒に過ごしてきた子を選ぶのか?
どちらも選べない、選べるはずもない。
ハリウッドでもリメイクが決定しているようですが、日本人的なわびさび演出が顕著な是枝版「そして父になる」に対して、ハリウッド版はストレートに感情にうったえてくる作品になるんでしょうね。
何であれ、こう言うテーマとして難しい作品を提供し続けられる是枝監督は現代において貴重で、後々語られていく監督になるんだろうなと思いました。
他の作品も觀てみよう(^^)
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