劇場公開日 2013年8月10日

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「悲愴感を感じさせない戦時下映画。」少年H peanutsさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5悲愴感を感じさせない戦時下映画。

2013年8月27日
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鑑賞方法:映画館

幸せ

あと数十年ずれてたらこんな時代に生きなきゃいけなかったんだな…自分はどうころんでただろうな〜、と考えちゃいました。
勝算もないのに勝つと信じて戦争にかりだされ、何が正しいかもわからずに世間の流れ通りに自分も生きただろうなって思う。
けど、それはそれでどうにもならないわけで、だからと言ってこの主人公のように疑問を持ちながらもどうにもならなかった人々もいたわけで…結局戦争ってだれが悪いのか…考えてしまう作品でした。
‘父ちゃんが正しかった’ってセリフがあるけど、それでもどうにもならなかったんだよね。
こんな状況にもめげず、しっかり未来にむかって歩き出す家族。戦時下の作品だけど希望持てる映画でした。

peanuts