劇場公開日：2012年3月24日
アニメーションの制作環境の問題解決や振興を図ることを目的とした文化庁の若手アニメーター育成プロジェクト「アニメミライ」2011年度制作の4作品のうちの1本。古書店を営む硯は、かつて陰陽師が大蜘蛛を封印したという一冊の本を手に入れるが、そこから身長20センチほどの小さな娘蜘蛛が出現する。母親を捜し求める娘蜘蛛に同情した硯は、娘蜘蛛をあるべき場所へ返そうとするのだが……。古代と現代が結びついて巻き起こる騒動を、ユーモアを交えて描く伝奇アクション。制作はプロダクションI.G。監督は、同社が手がける「テイルズ・オブ」シリーズなどに参加してきた海谷敏久。
2012年製作／25分／日本
劇場公開日：2012年3月24日
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2012年1月19日
当時地上波でやっていたのを偶々見て妙に印象に残っていた。そして最近サブスクで偶然見つけ再視聴。今を活躍するスタッフ陣とアニメ製作会社の豪華布陣でびっくりしたがそれに納得の映像美。特に動きの描写が気合い入っていて凄かった。ストーリーはホラー物だが前半はどちらかというとコメディちっくでキャラクターの可愛らしさも相まってどこかほのぼのとした雰囲気だがそれが中盤から不穏な雰囲気を流し始める。途中二転三転する展開や最後の意外な結末まで、短い時間の中にスッキリ纏まっていて個人的には好きだった。エンディングはハッピーエンドとは言えないのでダメな人は注意。
