ハンガー・ゲームのレビュー・感想・評価
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宣伝方法さえよけりゃなあ
このシリーズの大ファンとして言わせてもらえば、宣伝する時当てるスポットを完全に間違えてます。(それは2にも言えますが)
まず、宣伝する側に言いたいのは、「ハリウッド版バトルロワイヤル」なんて絶対に使わないで下さい。そもそも殺し合いなんてほとんどない(ほぼ皆無)です。
主なのは主人公のゲームに対する葛藤と反骨心、それに彼女を取り巻く感情の交錯、若干の恋愛的要素。
どうして日本人が殺し合いでしか釣られないと思ったんだろうなあ。
普通(というか感情の描き方に関しては傑作映画の域)良い映画なのに、宣伝が悪いせいで別なイメージが付いてる気がします。
アメリカ(っていうか日本を除くほぼ全ての国で)爆発的大ヒットしてるのを知らないのかなあ。
この差が宣伝方法の良し悪しな気がするのは私だけなのでしょうか?
ずっと見ていられる
この映画本編まで行くまでにかなり長い道のりを見ていないといけません。
しかし、この世界のルール・設定を知るには十分すぎる時間を与えられます。
その中にも人間ドラマも含まれるので、引き込まれます。
ただ、この話の核でもあるバトルのシーンになると序盤のみ緊張感が与えられ後半は緊張感もあんまり感じられず淡々と進んでいくような感じでした。
そして、もう少し一人一人のキャラクターにも焦点を当ててくれてもよかったのかなと思います。あまりキャラクターの長けている部分が見えずに終了してしまいました。
この映画、さらに長くなっても飽きずに観ていられる映画だとは思います。
一つの物語として
の完成度はうーん。という感じかな。
海外版のバトル・ロワイヤルにも似たこの映画。
序盤から、この圧倒的に政府主権の法律を甘んじて受け入れるしかない国民という現代の日本では考えにくい、ある意味異質な世界をビジュアルからも感じることが出来、ストーリ自体も面白く、ハラハラドキドキさせられたのですが、ハンガーゲームという何年も続いてる伝統的な行事のルールをトントン変えちゃう政府や、まぁしょうがないのですが主人公がラッキー過ぎる展開が少し。。。でしたね。
終わり方も、なにが伝えたいのか汲み取れず、2につなげているのかな?
とりあえず2を見て見たいと思います。
意外に渋い
ウィンターズボーンのお姉ちゃん主演。いつの間にかアカデミー賞を取って、こういう映画にもちゃんと出る。ウィンターズボーンでアメリカのガンモ的なホワイトトラッシュの更に下のレイヤーから勝ち上がってきた感が素晴らしい。画になる感じじゃないのに、10代後半から30代前半にまで見えてしまうのはやはり魅力的。で、このハンガーゲーム。まず全くお金がかかってないのに驚かされる。派手なシーン皆無で、アクションを組み立てるかなり正当なB級活劇。やたらカットが細かく、カメラもよく動くので、一見それなりに見えるけど、殴りとナイフと弓矢と毒の木の実だけで24人が殺し合って、ただ殆どアナウンスで処理されているので、実質ちゃんと戦うのは6人程度。レギュレーション対策なのか、そんな狂った敵もいないので、セックス&バイオレンスほぼ無し。で、140分見せる。最近なかなかないストイック具合。ちょっとジョンブアマンの脱出を思い出す。勿論あちらは怖いくらい狂ったやつが森の中にいる濃い魅力で。こちらは少年少女がロールプレイングなサバイバルゲームさせられる淡白な魅力なんだが。全然悪くない気が。
だるだる
2が公開というので鑑賞。
何故2がつくれた?
あまりにも運営側の都合がよすぎる展開に興ざめ。
サバイバルゲームなので命の尊さうんぬんかんぬん言うのは的外れだが、あまりにも命を軽く扱いすぎ。
次から次ぎへと簡単に死んでいくから、感情移入もできない。
そのせいか、中身がなくとっても軽~い作品に感じました。
2?
観ないだろうなぁ
設定は良い!
映画評価:60点
12月25日の地上波を録画して見ました。
結論から言えば「ハンガーゲーム2」を観たくなる作品でした。
失敗とは言わないですが、
しっかり作られた設定に比べて
出来てみると穴が多く、上手く設定を使えていなかったです。
半分をルール説明に使っているのに飽きない。
それどころか早く殺し合いがみたい!支援制度?なにそれ面白そう!と素直に思いました。
ただゲームを開いてみると、
一部以外のプレイヤーのほとんどに個性も知性がない。バトルロワイヤルもそうだったけど何で主人公の理想的な結末になるんだ
未成年を使って殺し合いさせている時点で、見に来ているのは非情な興味脳の大人が多いのだから、ルール変更してまで主人公を助ける意味なんかあるのか?少し哲学ぽくなりましたが
設定自体は良いですし
ルール説明に時間を割かなくてすむハンガーゲーム2に期待します。
各所に残念な部分あり
設定は悪くないが、観客をその設定へ感情移入させる演出ができていない。また有効に活用できてない設定が多く、スポンサーによる追加支援とか、幼い女の子とか、同区の男とかうまくやればもっと面白い展開にもっていけるはず。
何故か魅せられる
ジェニファー・ローレンス主演ということで見たのだが、バトルロワイヤルと同じ設定で、ルールもころころ変わり、内容はいまひとつ。ただ、ドキドキ感は最後まであるし、ジェニファーもまずまずの演技で若い。2もあるようなので、見てみたい。
全ては妹との約束のために…。
設定がぶっ飛んでて一回目に観たときは、よく分からなかったけど、二回目でこの作品が評価されている理由がわかった。飛び抜けて裕福な特権階級が貧困層、富裕層、または中流階級それぞれから子供を差し出させデスマッチさせることで、痛み分けをさせ、戦争を起こさせないよう抑止力とする。
無茶苦茶やん!!(´д`)しかも子供達もそれを受け入れ当たり前のように人を殺す。そこらへんがどうも違和感があったが、二回目以降は妙に受け入れられた。ん~、何故だろう(笑)
世界観
あの未来都市の雰囲気や、貧乏な町から子供が2人ずつ選ばれて殺し合いを強制される理不尽さはとてもよかった。
が、殺し合いにノリノリの子供が数人いて、命の奪い合いの緊張感という醍醐味が薄くなって、ただのゲームの様になってしまっている。
でも続編は観ちゃうかもしれない。
なぜ、ヒットしたのか良く分からない・・。
ジェニファー・ローレンスとジョシュ・ハッチャーソンの
ラブストーリーが「タイタニック」を彷彿させたのか?
それとも日本の無差別殺し合い作品「バトル・ロイヤル」
の2番煎じ的な近未来サバイバルが受けたのか?
うーん、良く分かりませんでした。
個人的には「ダークナイトライジング」「アベンジャーズ」も成し得なかった全米4週連続No1を獲得なんてことが信じられません。
あの2作品の方が凄いと思うんだけどなあ。
俳優は良かったですよ。
前述の二人も良かった。特にジェニファーは可憐な少女から
戦う芯のある女性への変化をうまく演じていましたね。
原作読んでないからかもしれませんが、この脚本いまいち。
中盤まではねだらだらしていて眠たくなりました。
ラストシーンも納得性低いですね・・。
案の定、続編も出る様です。
「バトル・ロワイアル」のパクリっぽいのが難だけど、内容はかなりおもしろい。
2D吹替版で見ました。内容はハラハラドキドキの展開で、かなりおもしろかった。
でも、やっぱり「バトル・ロワイアル」のパクリかな?
「バトル・ロワイアル3D」のテーマソングCHECKMATE(土屋アンナさんのやつ)が、頭の中でヘビーローテーションして、止まらなかった。
映画のキャラクターの中では、黒人少女のルー(声は乃木坂46の生田絵梨花さん)がよかった。
ちょっとしか出なかったけど、もっと活躍してほしかった。
あとすごく気になるのは、主人公と同地区代表の男ピータ。
何を考えているかわからず、すごくイラッときた。
こいつ早く死ね!と思っていたのに・・・・?
この映画の原作者の人、「バトル・ロワイヤル」のことは原作も映画も知らなかったと言っているらしいけど、マンガにもなっているので、マンガは大ファンです、みたいなオチかな?
原作読んでいないのでどうなるのかわからないけれど、続編も「バトル・ロワイアル2」のパクリになりそうな終わり方でした。
なぜ大ヒットした?
この内容で
4週連続全米No.1はどうか
途中で○○○が変更になったり
他にも興ざめする要素が多いと感じた
アメリカのティーンエイジャーには共感できるストーリーなのかもしれないが
主人公のジェニファーローレンスは可愛いくて演技力も確か
レニークラビッツが優しく主人公を導く役柄で出演していたのが一番のサプライズ
メッセージがバラバラ
見終わった感想は、「ふーん」でした。
原作を全く知らないので何とも言えないのですが、内容については想像していたよりちょっと低かったです。
印象としては、伝えたいと言うか表現したいこと(?)が多すぎて、内容が厳かになっているように感じました。
世界設定もめちゃくちゃで説明不足ですが、そこにリアルさを求めたら負けだと思います。ひつつのファンタジーと考えて観ればいいですね。
確かに、過大評価はされすぎているな と思いました。
続編が面白いことを願いますw
「バトル・ロワイヤル」と比較されがちだが、本質は大きく違う
富裕層の余興の為に貧困層の若者たちが最後の一人になるまで戦い合う“ハンガー・ゲーム”が行われる近未来。ゲームに参加する事になったヒロインの孤独な戦いと運命…。
アメリカでは「ハリー・ポッター」「トワイライト」に次ぐ人気を誇るティーン向け小説の映画化。全米公開時は記録的なメガヒットとなった。(アメリカ以外ではあまり受けなかったようだが…)
タフなヒロイン、カットニス(変わった名前だなぁ…)を演じるのは、ハリウッド期待の新星ジェニファー・ローレンス。「ウィンターズ・ボーン」で注目され、「世界にひとつのプレイブック」で今年のアカデミー主演女優大本命。本作でも初々しい魅力と確かな演技力で存在感を発揮し、映画の大ヒットに一役買った。
若者たちが殺し合う…と聞くと、日本ではお馴染みのあの映画を思い浮かべる。言うまでもなく、「バトル・ロワイヤル」。
なので、似てる!とかパクリだ!とか日本公開時は散々叩かれた。(その為か、日本では不発)
確かに設定は似通っているが、本質は大分違うと、実際見て思った。
「バトル・ロワイヤル」で描かれていたのは、混沌とした社会の荒波と大人たちの都合に振り回されながらも、それらに対抗し逞しく生き抜こうとする若者たちの強い意志だったと思う。
勿論本作でも社会への不条理は描かれ、カットニスの存在はやがて周囲に波紋を起こすようになるが、サバイバルもヒロインに襲いかかる危機も恋模様も話を盛り上げる為の要素に過ぎず、ゲーム感覚。結局はエンターテイメントで、若者たちの強い意志の描写は弱いと言わざるを得ない。
この違いは結構大きい。
しかしながら、管理社会・格差社会への風刺はピリリと効いている。
貧困層は何時代!?と思うほど貧しい暮らしなのに対し、富裕層は馬鹿みたいに派手なメイクや衣装で飾り立てられ、何処までも滑稽だ。
先にも述べたように、本作はエンターテイメント。
若者たちの生死を賭けたサバイバルやヒロインの戦いと運命、淡い恋模様や次作への展開などを素直に楽しんだ者勝ち。
ちょっと尺の長さも感じたが、無難に楽しめたかな?
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