「がっかりした、駄作中の駄作。」ハンガー・ゲーム アツキさんの映画レビュー(感想・評価)
がっかりした、駄作中の駄作。
バトルロワイヤルに対抗しているイメージで宣伝されていたので気になって観てみたのだが、
駄作、の一言。
まず根柢のストーリー、ゲームのルールが破たんしている。
いきなりゲームの勝利条件を主催者が変えてしまうのは絶対やってはいけないだろう。
殺し合いという”ゲーム”を平等に公平にするために存在する基盤であるルールそのものを変えてしまうということはゲームを否定することに他ならない。
いくら物語を盛り上げるための演出だと主張されてもこれはいただけない。
バトルロワイヤルは決められたルールの中でいかにして生き残るかに挑んでいた点でもうこの本作品より優れている。
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あまりにもがっかりさせられたので不満点をさらに上げてみる。
・前半のゲーム前の過剰なまでの演出が後半のゲーム部に全く活かされていない
出場者は各地区の代表として勇敢な存在であると表現しているのに、
ゲーム中に主催者側が意図的に殺そうとするのはおかしい。
・そもそもこの話はいつの時代の話なの?
まあおそらく近未来なんだろうけど、そのところの説明がまるっきり省かれているのでゲーム中のハイテク描写に違和感があって仕方なかった。
・一人しか生き残れないルールなのにゲーム序盤でチームを組んでいる。
多人数の方が有利であることは明白であるとして、このメンバーたちはどうやって最終的に自分が勝ち残る算段だったのか?全くもって不可解。
・んで続編で何したいの?
今回でとりあえず主人公たちはハッピーエンドを迎えたから、ゲームの存続に対しては興味が無いだろう。
というか続編では違う環境の人間出して、また同じゲームやらせるの?これ以上このゲームのどこに引きだしがあるの?
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以上、駄文ですが。
ホントにつまらなかった。
原作あるみたいだし、原作ファンは怒り狂ってるのでは?
ハンガーゲームのルールには、チームを組んで良いと書いてありますよ(‾ー+‾)ニヤリ
しかし最後その4人になれば、第1地区のやつが皆を殺してたと思います(笑)