「カットニスの強さが好き。」ハンガー・ゲーム りりーさんの映画レビュー(感想・評価)
カットニスの強さが好き。
映画館での予告編を見て、「バトル・ロワイヤル」に似ているのかと思っていたが、世界観や設定が少々違う気がする。
また、その予告編で、大統領のドナルド・サザーランドが「ハッピー ハンガー ゲーム!」と言っていたのが気に入らず、「ハッピーって、なんでやねん!」と思っていた。
それが、話の根底にあったのだ。
まずは、脚本に違和感あり。
前半のカットニスに関する説明部分が長すぎる。
その割に、他の登場人物は、おざなり。
バトルに入ってからも、下馬評の動きや、それぞれの贔屓をめぐる駆け引きなど、観客の姿が直に伝わってこない。
≪差し入れ≫も、カットニスに来た物だけを見せてくれても、生きていなかった。
でも、貧富の差が大きい格差社会。
その富める者たちの中でも、力関係があるのだ。
力あるものに従わなければならないこと。
貧しくとも、楽しみをみつけたりすることもあること、など。
世界観は悪くないと思う。
主役のジェニファー・ローレンスが、めっちゃ強くて可愛くて、抱きしめたくなる。
彼女のおかげで、3.5点をつけたようなもの。
ジョシュ・ハッチャ―ソン。
幼いころと、ちっともお顔が変わらなくて。
ちょっとオッサンぽいけれど、大きくなったね~~。
ウディ・ハレルソンもステキだったよ。
脚本を書き直して作り直せば、もっと良くなるのでは?!
りりーさん、
いつもありがとうございます! きびなごです。
『デンジャラス・ラン』には既に共感票入れてましたのでこちらにコメントを。
『ハンガー・ゲーム』、不満は多々ありますけど、健気なカットニスは良かったですね。
薄味キャラばかりの中でウディ・ハレルソンも頑張ってました。シブい。
それにしても彼、飲んだくれの役がホント良く似合うなあ(笑)。
ところで『汚れつちまつた悲しみに……』
元は中原中也の詩ですが、実は僕はそんなに彼の詩のファンではないというヒドイ話(笑)。
NHKの教育番組でメロディを付けて唄われてたんだそうですね〜。
僕が鑑賞中思い浮かんだのは、桑田佳祐さんが最近唄ってたメロディの方でした。
もひとつ、
蒼紫役に玉山鉄二さん、良さそうですね!
背丈もあるしハードな役も似合うし、イケそうですよ。
しかも『ハゲタカ』で大友監督と一度組んでますもんねえ、
何らかの役で登板する可能性は大アリかも?
背丈が高い=まさかの大久保利通役という可能性も……嘘です、嘘ですってば。
えー、るろ剣&中原中也ファンから弓で狙われてる気配を感じるので今回はこの辺で……。
それではまた!
次回レビューで会いましょう!