「いとしの横道世之介」横道世之介 Kaory.❤️さんの映画レビュー(感想・評価)
いとしの横道世之介
とっても感動しました。
すごく素敵な映画でほっこりできました。
いまだに心地いい余韻が残ってるくらいお気に入り作品になりました。
なんて優しい気持ちにさせてくれる映画なんだろう。
この映画を観ると横道世之介というひとりの男を好きなる。
映画を見終わったあとの少しだけ寂しさがありました。
じれったさと心温まる物語に誰もが大ファンになると思う。
80年代後期が舞台でキラキラ感があってよかった。
中盤で回想録なのだと気づきました。
登場人物たちが横道世之介くんを思い出して笑ったり泣いたり語ったり・・・
横道世之介はとっても人間クサイ奴なのです。
強く記憶に残るキャラクターなのです。
終盤で知る決定的なこと。
そのとき、ふと昔起きたある事件のカメラマンの男性が浮かびました。
鳥肌が立つくらい切なくなりました。
そのときの事件は当時ニュースで深く印象に残っててとても悲しくなったのを憶えています。
青春映画というユニークでセンチメンタルな物語。
沖田修一監督さんが原作を大事に壊さずに描かれたことがよく伝わってきました。
愛を感じました。
沖田監督の『キツツキと雨』が大好きなんですけど高良くん出てましたね。
いろんな世代の人が観ても楽しめる優しさに包まれる映画だと思います。
世之介を探してみたくなるのでは?!
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